2017年ももう終わり、2018年が始まりましたね。
明けましておめでとうございます。

社会人一年目も終わるのが早く感じましたが、社会人ニ年目はもっと早く感じました。
大人になると一年が過ぎるのが早く感じるとよく言いますよね。感受性豊かな子どもの頃の経験は新鮮な驚きに満ちているため、経験の内容が豊富で長く感じられ、大人になるにつれて新しい感動が少なく単調になり、時が早く過ぎるように感じるそうです。
私にとってこの一年は感動や学びがたくさんあったような気がしますが、なぜか一瞬のように一年が過ぎてしまいました。

さて、スタッフブログを書くにあたって今回読んだ本は『アドラー心理学で「子どものやる気」を引き出す本』です。指導をする立場として、気分によって左右されてしまう子どもたちのやる気を引き出すというのはとても難しい事です。みんながやる気を持って取り組める教室作りを目指すために何かヒントを得る事が出来ればと思い読んでみました。
やる気を引き出すための全ての問題を解決する鍵とは「子どもが自分に自信を持つこと」と読み始めすぐに書いてありました。子どもに自信を持たせるための方法がいくつか書いてあったのでその中からヒントになりそうな項目を挙げてみたいと思います。

"嫌いなことを克服するためのチャレンジを応援する"
現実の自分こそが自分の本来の姿なんだと認め、欠点を克服しようと何度もチャレンジしている、そんな素晴らしい自分を好きになる。

"子どもの選択を応援する"
こうあるべきという考えにとらわれて考えを押し付けない。大人も子どもも、一人ひとり違う人間で、顔が違うように性格も能力も違うのだからそれぞれに合ったやり方を考えてあげなければならない。

"結果ではなく、子どもの努力した過程を認める"
本人がどれだけ努力をしたかということが重要な問題である。その時その時の声のかけ方ひとつで、子どもは自分を好きになったり嫌いになったりする。出来ないたくさんのことより、出来ている少しのことを認めてあげる。

"間接的に子どもに喜びを伝える"
頑張ったことを直接子どもに声をかけて褒めるのも子どもの自信を高めるのに好ましいことだが、本人のいる前で第三者に喜びを報告することで喜びが倍増し、直接声をかけるよりも効果的である。


以上がヒントになりそうだと思った項目です。
今回挙げなかった項目も含め、この本には「自分を好きになる」という言葉がたくさん出てきました。
まず自分を好きになることが自信に繋がっていくそうです。
私自身現役時代、周りからもっと自信を持って!と言われることはよくありましたが、1年間の試合をほとんど失敗してしまったり、試合直前で調整が上手くいかず気持ちに焦りが出て思い通りにいかないなどの経験があり、素直に自信を持つのはなかなか難しいものでした。ですが、色んな子どもたちに指導をさせていただいていると、もっと自信を持って良いのにと思うことがよくあります。かと言って、自信を持つことが難しかった自分の経験があり子どもたちにもむやみに自信を持って!とは言えずにいました。この本を読んで、こんな風に接してもらえれば、こんな風に言ってもらえれば自信を持てるかもしれないという学びがありました。
一時間の教室で、どれだけ子どもたちに自信をつけさせてあげられるかを、今回の学びを参考に一人ひとりに合った練習内容やかける言葉を考えながら一人でも多くの子どもたちに自信を持ち、輝ける環境を作っていけるようにこれから頑張りたいと思います。

本年もよろしくお願いします。
吉村美憂