こんにちは。西村由貴です。

気づけば、残り約1ヶ月で一年が終わろうとしていますね。
最近、一年が過ぎるのを早く感じます。
我が子に少し手がかからなくなり、自分の時間が持てるようになってからますます早くなった気がします。
日々のレッスンの中で子どもたちと過ごす時間は、新しい発見と刺激と幸せに溢れています。
それも一年が早く感じる一つの理由かなと思います。

レッスンをしていると、子どもたちが可愛くて仕方なかったり、元気の良すぎる子と一緒になって元気を出しすぎてヘトヘトになったり、泣いてレッスンに入れない子を抱っこしてみたり…
ちょっと大袈裟な言い方でおこがましいのですが、2回目の子育てをしてる気持ちになる時があります。
もちろん、体操を教えているのですがそれだけにとどまらないというか…
レッスンの中で
「自分が取った行動は間違っていたかもしれない」
「もう少しこうしておけばよかったのではないか」
とほぼ毎日葛藤してます。
そういう時に私が読み返す本が
奥田 健次さんの「子育てプリンシプル」です。(プリンシプル=原理、原則)

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何年も前にテレビで拝見したのがきっかけでこの本を読もうと思いました。
奥田さんは、発達につまづきのある子どもたちとその家族へ指導をされている心理臨床家で専門行動療法士です。
実は、その時ちょうど自分の子育てに迷っていた時期だったのですぐ飛びつきました。

今日はこの本の中から、これは指導にも通じるなと感じた3つのことについて書こうと思います。

1.失敗経験から学ぶこと
2.効果的な目標設定の技術
4.動因と抑制のバランス

1.失敗経験から学ぶこと
「失敗」=「成長のチャンス」と考えて下さい。
成功経験を積むことも大切ですが、子供がつまづく前に失敗の原因になりそうな石を取り除いたセーフティーネット付きの成功には意味がありません。
失敗はせずに、子供も傷つかないかもしれませんが「何でも出来る」と勘違いさせてしまうかもしれません。(本より抜粋)

失敗から学ぶことは沢山あると思います。
まずは失敗はダメな事ではないということを伝えて行くことが大切だなと感じました。
失敗することを恥かしいと感じてしまう子供もいると思います。そうではないことを伝えていけたらと思います。
失敗から学び、成功にたどり着くことの素晴らしさや達成感は子どもにとってプラスになるし、色んなことを自分で乗り越えていける財産になると思いました。

2.効果的な目標設定の技術
初めから完璧でなくていい。少しずつ×を減らし○を増やして行く。(本より抜粋)

子どもを指導していると「もっと出来るはずなのに」「こうすればいいのに」と理想を当てはめてしまうときがあります。
でも、あくまでその子にはその子のペースがあり段階があることを頭に入れて置かなくてはいけないなと思いました。

3.動因と抑制のバランス
人間は生まれながらに「わがまま」なもの。
それはちゃんとエンジンがついた車である証拠です。でも暴走したり、事故を起こさないように「がまん」というブレーキをかける必要があります。どちらも必要ですし、どちらも同時に育てて行かなくてはならないものです。(本より抜粋)

本に、
わがままは車でいえばエンジンでひたすら推進するための原動力。わがままは大事でやめさせるべきものではなく「子供のわがままを育てよう」というのが正しい捉え方です。
と書かれていました。
なるほどなぁと思いました。
わがままを言ってるときの子どもはすごい勢いとパワーがあります。そのエネルギーを自分でコントロールできるようになれば何でも出来るんじゃないかと思います。
指導の中でも、子どもがうまくセルフコントロール出来るような言葉がけをし「やりたい」と思うわがままを育てて行けたらなと思いました。

3つの事をやろうとする上で大切なことは「一人一人と向き合う」という事なのではないかと思います。
その子がどういう子なのか、何を感じて何を考えているのか、興味があることは何なのか、常にアンテナをはっている事が大切だと感じました。
また子どもたちだけでなくお父さん、お母さんともしっかりコミュニケーションをとり、レッスンの間だけでも家族の一員になれればいいなと思っています。

「先生〜聞いて〜」と気軽に話せる雰囲気作りと教室作りを目指します!!