こんにちは!小川奏です。

お元気ですか?私は毎年この時期になると乾燥や体調の崩れなど色々な要因が重なって声が出なくなります。そんな時はできるだけ声を出さないように静かにいこう!と心に決めて喉が治るまで大きな声は我慢するんですが・・・教室に入ると、ついつい張り切ってしまい、気が付けば振り出しに戻るという感じの日々を過ごしています。
病院では1週間声を使わなければ良くなるかな?と何とも難しい事を言われ・・・今年も年末まで持ち越しそうな予感です。

さて、今回のブログテーマは「生涯スポーツ」についてです。
皆さんは「生涯スポーツ」という言葉を聞いたことがありますか?私は何となく漢字のイメージで、一生続けることのできるスポーツかな??と思っていました。
具体的には、ランニング、テニス(軟式?)、卓球などのスポーツを想像していて、体操のような非日常的な動きの中で逆立ちをしたり、空中で回転をしたりする事は「生涯スポーツ」とは言えないのかな?と思っていました。おじいちゃんおばあちゃんになって鉄棒やとび箱でクルクル回るイメージってなかなかできませんよね。(笑)

ところが、教え子の中に体操を生涯スポーツとして考えている子がいるんです。その子は(もう立派な社会人なんですが・・・)現役時代には国民体育大会や全日本選手権に出場するような選手で、大学を卒業して社会人になってからも時間を上手く作って練習を行い、毎年、新しい発見をしながら社会人大会に出場しています。
その姿勢や考え方から感じることは、「体操大好き!!」「身体を動かす=体操」「体操楽しい!」プラスばかりです。自分との対話に体操を上手く使っている感じがして、とても素敵なことだなと感心しています。それから数年間?いつの間にか仲間というか・・・一緒に試合を目指して練習する卒業生や、練習に何となく付き合う卒業生が段々と増え、今年は社会人大会の二部選手権に団体で出場したみたいです。
そういえば、社会人大会の二部選手権には40代50代の方が元気に参加されていた事を思い出しました。

そこで何となく捉えていた「生涯スポーツ」の意味を調べてみることにしました。
「生涯スポーツ」とは、その生涯を通じて、健康の保持・増進やレクレーションを目的に「だれもが、いつでも、どこでも気軽に参加できる」スポーツをいう。
とありましたが、ある大学の「生涯スポーツの基礎理論」の中では「生涯スポーツ」の概念を考える際の一視点として、
生涯スポーツの位置づけはどのようになるのであろうか.インターハイとか国体に出場することは生涯スポーツなのかどうか,あるいは自分の健康のために毎日,散歩すること,これは生涯スポーツというのかどうか.近年ウォーキング・イベントが全国各地で開催されるようになってきたが,このようなイベントは生涯スポーツ・イベントなのか.
 この点が,生涯スポーツの概念を考える上で常に論議の的になるところである.結論から述べれば,どこでということで線を引くことは不可能である.ここまでが生涯スポーツである,というように直線的に線を引くことはきわめて困難なのである.
とした上で、「生涯スポーツ」とは,
第一に個人のライフステージや目的に応じたものである。
第二に自由・自主的な活動である。
第三に続けること(継続すること)が容易である。
第四にスポーツ(記録を追求することや勝敗があってもそれはそれで容認し)を含んだ身体活動,である。

とありました。遊びやレクリエーションもアマチュア競技スポーツも含み、個々の体力や目的に応じて生活の中にスポーツを取り入れ、楽しむこと。要は本人がどう捉えるかで
そのスポーツは「生涯スポーツ」として成り立っていく事を知りました。
体操を「生涯スポーツ」にしたい!!と思ってくれていることが体操に携わる一人として何だか嬉しく感じます。
これからも、体操って楽しい!いつまでも続けたい!!と思ってもらえるように、教室に関わった子どもたちが大人になり身体を動かしたいなって思った時に体操を思い浮かべてくれるように体操の素晴らしさを伝えていきたいと思います。