こんにちは。野田咲くらです。
桜が満開でとても綺麗ですね!こんな素敵な季節があり、平和な国で暮らせていることに感謝しながら、今年度も頑張りたいと思っています。
さて、今回私が読んだ本は、青木仁志さんの「目標達成の技術」です。
4月に全日本選手権が行われます。米田功体操クラブから、2名の選手が出場を予定しています。全日本選手権は世界選手権などの国際大会の代表を決める予選大会です。オリンピックが終わったばかりに感じますが、次のオリンピックまでは後2年です。私自身は、世界で活躍できる魅力的な選手を育成する事を目標に日々働いています。この本には人として当たり前な事がたくさん書かれてあります。また、アドバイスや名言、チェックシートや表など、セルフチェックが出来る本になっていました。
この本に書かれてる事で、今の自分が出来ていないな…と思うことがあり、改善しよう!と奮い立たされた感じがします。
「人はいつでもなりたい自分になれる」と本の表紙にも書いてあるので、出来ていないことは出来るように改善していきたいと思います。
では、大切だなと感じたことをいくつか紹介したいと思います。
○成功の10の障害「意志決定能力の不足」
成功者は目的、目標からブレない。当たり前のことを徹底的にやることが、永続的に繁栄する秘訣。
私は信念が強くありながらも、提案されたらやってみる、ダメなら次、どうにでもなる。という考えもあり、目的から遠回りをしてしまうことがよくあるな。と感じました。また、今なら普通に考えたらしないような失敗をたくさんしてきたのも、意志決定能力の不足なのかな?とも思いました。
体操教室で言うと、「あいさつをする」「人の話しを聞く」などになりますが、たくさんある当たり前のことをしっかりやっていたら、自然と道が開けるのだとこの本を読んで改めて考えさせられました。
○成功の原則「成功者としての自己概念を形成する」
出来ると思っている人間は、あきらめない。出来ないと思っている人間は、周りがいくらできると言ってもできないことを証明しようとする。
10のテーマの中に「出来ないと思ったら〜やってやる!」とありますが、「出来ると思って、やるぞー!」という感じでしょうか?99%では無く、100%信じるに値することを信じましょう。その信念の強さが成功を導きます。「私は出来る」と暗示をかけることで、セルフイメージを強化させましょう。
○成功の原則「健康管理を徹底し、エネルギッシュに生きる」
健康は有形無形の財産。
私は、健康以上に必要なものは無いかもしれないとも思います。
体操を練習していたら、怪我をすることもあるかもしれません。しかし、きちんとストレッチをする、集中し、注意事項をしっかり守るなど、予防出来る怪我もたくさんあります。
また、病気してしまったら、目標達成どころではなくなってしまいます。
自分の身体は自分でしっかり管理できるようにする、健康診断を受けるなど、両親から、健康な身体に生んで育ててもらったことに感謝して、大切な人全員が健康でいて欲しいと思います。
○能力は努力の蓄積
端的に、能力とは努力の積。目標や計画に懸命に打ち込むことは誰にでもできること。
自分では気づいていない能力があるかもしれないし、その能力がどうしてあるのか分からないことが、この本を読んで気づかされた感じがします。私には、もっと自分に能力が欲しいと思うことがたくさんあります。なので、もっと努力しないといけない事がたくさんあると言う事ですね!
あの子は、特別で優れた能力があるから…自分に能力が無いと思い込みがちですが、そうではありません。努力の蓄積、物事を成し遂げる力をつけることで、能力がついてきます。
「あなたならきっと出来るよ!」など、プラスの言葉をたくさん掛けることで、次第に思い込み、出来るようになることも、たくさんあると思います。指導者として、良い声がけが出来るように、これからも学び、たくさん努力していきたいと思います。
今後もよろしくお願い致します。