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スタッフブログ

2019.12.02
『一生折れない自信のつくり方』
こんにちは。大村幸輝です。
いつの間にか冷え込む季節となり、今年も残すところ1ヶ月となりましたね。
本当に時間の経過が早く感じます...。
しかし、教室に入れば、子どもたちの元気いっぱいな姿や笑顔を見て、寒さなんて吹き飛んでしまいます!
子どものパワーは凄いものだなと実感している毎日です。
さて、今回私が読んだ本は、青木 仁志さんの『一生折れない自信のつくり方』です。
この本を選んだ理由としては、自信を持つ、ということは、なかなか難しいものだと感じます。



私は、「本当に大丈夫かな、心配だな」と、ネガティブなことをよく考えてしまう傾向にあります。
しかし、この本の題名に書いてある「一生折れない」というワードにとても惹かれました。また、チャレンジャーカップを間近に控え、子どもたちに自信をつけさせることが、指導者としての役目でもあります。子どもたちの可能性を広げられる為にも、この本を選びました。
参考になった部分をまとめたいと思います。

○思い込みを変えれば、人生は必ず良くなる
自信=その人の、その人自身に対する肯定的な「解釈」や「思い込み」である。
「自分に自信がもてない」と悩んでいる人は、まずその思い込みを変えるところから取り組んで行きましょう。と、冒頭に書かれていました。

普段の生活の中で、「自信がある、ない」はよく使われると思います。この本を読んでから、もし自信がない時でも、そこを「大丈夫、絶対に出来る!」と自分自身に無理矢理にでも言い聞かせて、思い込むようにしました。そうすると、物事を前向きに捉えられるようになりました。
出来ないと思えば出来ないし、出来る!と思えば色んなことにもチャレンジすることが出来ます。
教室のテーマでも同じようなことが言えますね。
「出来ないと思ったらやってやる!」
「新しいことは挑戦する!」
このような、プラスの解釈を大切にしていきたいです。

○自分に正しい評価をする。他人と比べない
自信を持つためには、自分を認めてあげることが必要です。自信を持てない人には、正しく自分を評価できていない人がたくさん見られます。
「勝つことよりも、強くなることをめざしなさい」
と書かれていました。

私は、この文章を読んで、すごく自分に当てはまっているなと感じました。「自分より出来る人」と比較して、落ち込んでしまうことが多いなと。
他人と比較する前に、まずは自分と向き合うこと。そして、自分自身の目標に向かって、コツコツと、ウサギではなくカメのように突き進むこと。
これは、授業の中でも通ずることだと感じます。子どもたちは特に、「自分より出来る人」と比較してしまうことが多く、そこで自信を失ってしまうことがあると思います。
「勝つことよりも、強くなること」自信を持てない子どもたちに伝えていきたいです。

○小さな成功を積み上げて大きな自信をつくり上げる
自信は、自分の思考が実現すればするほど大きくなります。自分の意思で、自分の決めたことが出来た。こうした小さな積み重ねが、将来の自信をつくり出します。と書かれています。

子どもたちにとって、普段の生活だけでなく、授業の中でも小さな成功を積み上げられる場面がたくさん転がっていると思います。
お話を聞く、きちんと並ぶ、かっこいいポーズ、大きな声で返事をする、など...。
「並ぶの頑張るんじゃなかった?」
「先生よりかっこいいポーズ出来る?」
このように、子どもたちの意志に訴えかけて、子どもたち自身の力で、"出来た"をたくさん積み上げられるような関わり方が、折れない自身を作るために大切なんだと感じました。

この本を読んで1番に感じたことは、指導者がマイナスな感情を持ったり、自信がなければ、子どもたちに自信を与えることなんて絶対に出来ないという事です。自分自身をプラスの力でいっぱいにして、子どもたちにプラスの力を与える。
私の理念と目標でもある、「子どもたちの笑顔を引き出せる指導者」を目指して、これからも頑張っていきます。