みなさん、こんにちは。西村由貴です。
急に11月らしい寒さになってきましたね。
もうすぐ12月…あっという間に年末です。一年が早すぎて驚きます。

今回、私は「解決志向ブリーフセラピー」という本を読ませていただきました。
この本は「学校の当たり前をやめた」という本の中で迷った時に読む本と紹介されていたので、なんの本なの?と思いつつ読まないと!と思いすぐ購入しました。

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この本には心理療法の基本が書かれています。
私、心理学とかにあまり興味ないんだけど…と思いつつ読んだのですが、逆に興味がありすぎたようでとても面白い内容だったのでご紹介したいと思います。
○中心哲学-3つのルール
1 もしうまくいっているのなら、変えようとするな
2 もし一度やって、うまくいったのなら、またそれをせよ
3 もしうまくいっていないのであれば、(何でもいいから)違うことをせよ

上記の3つは「人生を幸せに生きるための3つのコツと言ってもいいぐらいだ」と本の中には書かれています。1番大切なコツですね…
しかし、本の中には「人は時々このルールに背いて動く」とも書かれていました。

たしかにうまくいっていたのにちょっとした好奇心でやり方変えてみて失敗すること…ありますね。
逆にうまくいっていないのにルールだからと変えないこともあります。
一度うまくいったけど、どうやったのか分からずに繰り返せないことも。
こういうことを、シンプルに明確に解決していくことが大切だと書かれていました。

中心哲学を3→2→1と上って「うまくいくやり方」を蓄積する。

まずうまくいっていないのであれば何でもいいからやってみる。
「より適切な」方法かどうかはわからないけど、少なくとも今までのやり方はだめなのだから「何でもいいから」違うことをやってみよう。その中でうまくいったことを積み上げて行く。
これが基本的な考え方だと書かれています。

体操の指導をしてても、何をしてても思うことですが、シンプルな事をシンプルにやる事が1番大切で1番難しいと感じます。
物事がうまくいかない時にこの3つに立ち帰れたら自分のやるべきことが見えてくるかもしれませんね。

○4つの<発想の前提>
1 変化は絶えず起こっており、そして必然である
2 小さな変化は、大きな変化を生み出す
3 「解決」について知るほうが、問題と原因を把握することよりも有用である
4 クライエントは、彼らの問題解決のリソース(資源・資質)を持っている。クライエントが(彼らの)解決のエキスパート(専門家)である

文字だけみると難しいですが、本の中では具体的な例をあげて説明してあるので分かりやすかったです。(興味のある方は是非読んでみてください)
4つとも私には全て響いたのですが、1つめの「変化は絶えずおこっており、そして必然である」について今回は書こうと思います。

本の中では「言葉はウイルス」と表現されています。
そして、変化を阻止する力の最も大きなものの1つが"言葉"で「変化をしないのは、変化をさまたげている大きな力があるからだ」と考えられると書かれています。
=言葉は時に変化をさまたげる、成長をさまたげる大きな力になるということになります。

本の中には以下の例が書かれていました。
不登校の子どもに対して
「時間はかかるかもしれません。6年生ぐらいまでかかると思って、ともかく学校の事にはふれずゆっくり見守りましょう」
と親や子どもを安心させるための言葉をかけたとします。
良かれと思ってかけたこの言葉が変化をさまたげ、不登校を6年生まで長引かせる圧力になる可能性もある

こう考えると言葉には重みがあり、むやみやたらに話せなくなってしまいそう…ですが、根本的な考え方をしっかり持っていれば大丈夫とも書かれていました。
それが「変化は必然」です。
「変われる」ことは当たり前だという考えを基本に持っていれば、相手にとってマイナスなことはないという考え方です。
そして、3つの中心哲学にそって物事をすすめて行くとうまく行く。
この考え方、私的にはムダなものが削ぎ落とされた感覚になりました。

だいぶ昔ですが、娘のトイレトレーニングに苦戦していた時期がありました。
オムツを取りたいのになかなかうまくいかない…。
あれこれ試したけど、失敗ばかりで時には「何でトイレ行きたい時にすぐ言わないの⁈」と娘にあたることも。
でも、ある時「そういえば自分でトイレに行けない大人はいないな」と思えてそのうち取れるかーと半ば諦めた…いや、発想を転換したんです。
すると、どうでしょう(笑)すぐオムツを卒業しました。

きっと、私は無意識のうちに言葉や行動で圧力をかけていたんだと思います。
それが娘にウイルスのように伝染して変化を阻止してたんだなと。
なので、2人目の息子はいつオムツが取れたかも覚えていません(笑)

きっと、今までも無意識のうちに3つの哲学や4つの発想の前提の上で動き、うまくいったことがいくつもあるんだと思います。
今回、この本を読んだことによってマニュアル化されたような気がします。
すぐ迷子になるので常にこの本は持っていようと思います(笑)

米田功体操クラブのテーマの中に「プラスの言葉」があります。
これがまさしく良い意味での「言葉のウイルス」だと思います。

あなたは変われる
あなたは出来る

子どもには無限の可能性があります。
それを見守る環境作り、背中をちょっとだけ押すお手伝いが出来るような教室を目指していきたいと思います。
これからもよろしくお願いします!