こんにちは。佐藤亘です。

先日、第3回Challenger Cupを無事に開催することができました。

緊張感高まる会場で、大勢の人の前で一人で舞台に立つというだけでも勇気がいることですが、出場した子どもたちは、最後まで堂々と演技をやりきっていました。
発表会・競技会という場での子どもたちの集中力や、緊張感などのプレッシャーをはねのけていくパワーに毎年、感動させられています。
保護者の皆様も、様々な制限などがかかる中、ご参加いただきましてありがとうございました。
これからもクラブ一丸となって、子どもたちの成長をサポートしていきたいと思います。

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さて、今回私が読んだ本は『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』です。

以前、同シリーズの2作目をこのスタッフブログにて紹介しましたが、今回は3作目を飛び越えて4作目を読んで思ったことをまとめていきます。

この本は、余命三ヶ月を宣告された主人公が、残りの人生を後悔しないように過ごすために『ガネーシャの課題』に取り組んでいくという物語です。

ガネーシャが出す課題を実行していけば、夢をかなえることができると言いますが、ガネーシャはこうも言っています。
「本来、夢や成功というのは、誰にでもできることを実行し続けるだけで手に入る。でも、ほとんどの人は『こんなことやって意味あるの?』、『面倒くさい』と言って実行しないからこの事実に辿りつけていない。」
日常のふとした当たり前のことも意識的に取り組んでみたり、やらなくても良いようなこともしっかりやるという、小さな積み重ねが人の意識、思考、身の周りの環境を根本から変えていくものだということを伝えてくれています。
子どもたちにもテーマで伝えている、『あいさつ』や『履き物を揃える』ということや、『掃除』、『整理・整頓』など、改めて「まぁ、いっか。」と妥協してしまうことが無いように取り組んでいきたいと思います。

また、この4作目は、死を間近にした主人公が、「残り少ない時間くらいわがままに生きても良いじゃないか」という極端に開き直ったシチュエーションの中で、『自分が本当にやりたいことは何なのか?』、『自分の本音は?』ということを考えさせられ、次の行動を選択していく場面が多々あります。
本当に極端ではありますが、二択を迫られたときに「どうせ死んでしまうならこっちを選ぼう。」と考えるということは、死という条件が無ければ「嫌だけどこっちにしておこう。」という風に、世間体や周囲の人の意見に合わせて行動をするということになります。
意見の衝突を回避して、自分の意見を言えなくなってしまうことや、他人にばかり気を遣って、自分自身に気を遣うことが無くなってしまうと、自分の夢を優先することができなくなってしまうということだと思います。
『良い人』を演じて意見を言わないということが、組織としての成長を止めることは以前からも認識をしていましたが、もっと当たり前に自分の意思を無くしてしまうということに気づかされました。
ガネーシャの課題に『周囲の期待と違う行動を取る』という課題がありました。
「判断に迷うということは、自分の本心と、周囲からの期待が合ってないことがほとんど。自分が今まで周囲の人の気持ちを大切にしてきたなら、違う方を選択する勇気も持たないといけない。その両方を経験して初めて、自分にとって大事なことが何かが分かる。」
正直、実行するには難しい気もしますが、自分の気持ちに正直になって「NO!」と言える勇気を持つことも、自分の視野を広げることに繋がるように感じました。


そして、死を間近にして、周囲の人への接し方も課題に多く出されました。
・人に会ってわだかまりをとく
・身近な人に感謝を伝える
・両親の生い立ちを知る
・自分の死後、人に伝えたいメッセージを書く
・他者の欠点を受け入れる姿勢を持つ
・喜怒哀楽を表に出す

周囲の人に支えられていること、両親に感謝すること、など、当たり前のように思えて、見過ごしてしまっていることもあると思います。
体操教室という場で、たくさんの子どもたちや保護者の方、先生同士や他クラブの先生、家族、など、多くの人との関り、支えのなかで生活していることを再認識し、感謝の気持ちを持って、恩返しの意味も込めて自分の存在意義を出していきたいと思います。


今回の作品も、当たり前のようで重要な行動や考え方、などを思い知らされることがたくさんありました。単純に健康に気を遣うことも大事だな。と思いました。

ストーリー性もあり、人生においてとても大切なことも気づかせてくれる『夢をかなえるゾウ』シリーズ。私はすっかりファンです。皆さんもぜひ、読んでみてください。