こんにちは。佐藤はやみです。
猛暑日が続いておりますが、みなさまは体調は大丈夫でしょうか。
こまめに水分をとり、脱水症状にならないように気をつけてお過ごしください。

さて、今回は"人生を逆転する学校"という本を読みました。

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この本は著者である宮澤保夫さんがつるゼミという塾の立ち上げから、学校設立や増設をしていくなかでのさまざまな思いや苦悩が書かれている本でした。宮澤さんの『子どもたちの為ならなんでもやる!』という強い情熱は子どもたちの居場所を作り、子どもたちに希望を与えることに繋がっていました。
宮澤さんの行動力にとても驚かされると共に、私自身、こんな素敵な先生に出会いたかった!星槎に行ってみたい!と感じました。宮澤さんの子どもたちをどうにかしてあげたいという熱意がこの本を読んでいても感じたので、実際に宮澤さんと関わってきた子どもたちは凄く影響を与えられたのではないかと思います。

では本の紹介をしていきます。
『学校らしくない学校』=『星槎』
宮澤保夫さんが作り上げた学校です。
星槎の意味は星で作った槎(イカダ)のこと。中国の故事に、広い世界を見ようと思った少年が、星でできたいかだに乗って、天の河をわたっていくというお話かあるそうです。星槎の「槎」の文字は多くの木を組んで不揃いになったいかだの意味を表します。でこぼこの不揃いの木の様子が子どもたちの姿によく似ていたことから「うちの子どもたちにぴったりだね」と言うことでこの名前になりました。

星槎の理念は『こっちにきて一緒に楽しくやろうぜ』

星槎の約束は
『人を排除しない』
『人を認める』
『仲間を作る』
の3つの約束があると書かれてありました。
星槎の基本はみんな違っていいということ。誰も否定しない。
あれもあっていいし、これもあっていい。
互いに補い、いいところを伸ばしていこうという気持ちが隅々まで浸透している学校です。

【星槎教師の規範の原型】
●一対二〇ではなく一対一が二〇組
教室に入ると20人余りの生徒の顔が、一度に目の中に入ってきます。もともと、理解力も適性も違う20人の生徒を一度に教えることは大変難しいことだと思います。
まず、授業が一対二〇であるという感覚を捨て、一対一が二〇組という気持ちで臨むことです。

●自分の何を伝えるか
私たちは英語を教えていて、英語を教えているのではない。数学を教えていて、数学を教えているのではないのです。では一体どういうことなのかと言うと、教室で私たちは教科という媒体を通して、自分自身を伝えているのです。
一生懸命頑張る気持ちを伝えたければ、自分が授業に対して一生懸命頑張らなくてはいけないのです。理解する喜びを教えたいならば、理解させる喜びを求めなくては伝わらないのです。

●望まれる教師像
・信頼できる人であること
・話しやすい人であること
・きちんと説明する人であること
・人間味を感じさせてくれる人であること
・自分を認めてくれる人


この規範は理想とする教師像です。
クラブの授業で考えると、一人一人できるレベルは違うので、個々に対応して物を使って変化をしたり、言葉がけを変えたりしていますが、練習回数を多くすることに集中して子どもたちの様子を見落としがちになっていたり、変化に気づくのが遅かったりする事もあります。普段の授業を振り返ると反省することが多いです。

本では子どもたちの事をこう書いてありました。

・その子のいいところを見つけると褒めて褒めて褒め抜く。
・能力を開花させるには開放感が必要である。ひとたび開放感を味わうと、その子は成績も人付き合いもグンと伸びると。
・「子どもはみんないい子になりたい。愛されたいと願っています。だからどの子もみんな可愛い。イヤなことしか言わなかった子が褒められるうちに自分も他の子を褒めれるようになってきます。」

このように書いてありました。
子どもたちの特徴を見抜き、やる気を出させる星槎の方針はとても魅力的です!

子どもたちに影響を与えられる、大人とは?
毎日このクラブに来たいと思ってもらえる環境にするには?
子どもたちがここに来たいと心から思ってもらえるクラブにするには?
子どもたちの居場所、子どもたちを安心して預けれる場所、保護者の方に信頼してもらてる教室とは?

本を読みながらクラブに置き換えてみるとそんな事を考えました。

宮澤さんが書いていた、人を動かす力は知恵や知識ではないということ。情熱こそが人を動かす真理である。という言葉も印象的でした。

1時間という短い時間の中でどのくらい一人一人の気持ちに寄り添えることができるか、
指導者の力量ですね。
どういう行動や言葉が子どもたちの気持ちを掴むことができるのか、まだまだ勉強です。

米田功体操クラブも星槎のような一人一人に満足してもらえる、クラブを目指していきたいと思います。