こんにちは!有水愛佳です。最近は、感染症が流行っていると聞きます。私はマスクや消毒などをして感染症の予防をするようにしています。皆さんも元気よく過ごせるように気を付けてくださいね!

さて、今回読んだ本は「人の心をつかむ極意」という本です。
この本の著者は実演販売士のレジェンド松下さんです。テレビ番組にもよく出演されていますので、ご存知の方もいると思います。
実演販売をみると、私は買うつもりが無くても、「もう少し見たいなー」や「ちょっと実物をお店で探してみようかな」という気持ちになります。なぜでしょうか…。

また、レジェンド松下さんが体操クラブの先生になったらどんな指導をするのでしょうか。きっと子どもたちは興味津々で、また保護者の方も引き込まれるような授業になると思います。

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 上記でも書きましたが、著者のレジェンド松下さんは実演販売士です。物を買ってもらうことが目的ですが、教室の指導でも参考になることが多々あり、私自身の学びを深めるためにも2つご紹介させていただきます。


・相手が求めていることは何か?------------------------------------------------------------------
 商品の説明をするときの台本は作らず、その商品についてしっかり学び、メリットやデメリットなどを頭にたたきこんだ上で、簡単な流れを箇条書きでスマホに書いておくだけで、5分でも30分でも実演販売ができます。それは台本に沿った一方的な説明では、「お客様の心は動かない」からです。

 実演販売のお客様の顔ぶれはいつも違います。しかも、通りすがりの人がほとんどです。この商品を買いに来たわけでもなく、ただ気になったから立ち寄っただけという人たちです。そんな状況で、買うつもりのないお客様の心を動かし、買うという行動に向かわせるのに必要なのは、「目の前のお客様が何を求めているかに気づく」ことです。そして、求めていることを満たすために行動すること。そうすれば、お客様の心は必ず動きます。
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私は、実演販売には台本があると思っていたのですが、『目の前のお客様の求めていることを探り、臨機応変に対応するために、台本を用意していないのです』と書かれていました。
また、『この商品を買いに来たわけでもなく、ただ気になったから立ち寄っただけという人たちです』の部分、通りすがりの人に向けて対応するのか、と思うと改めてすごいなと驚きました。

体操教室では、内容が大枠で決まっています。しかし、全曜日同じようにやっても相手が変わるので上手くはいきません。

■子どもたちの求めていることは何か、
■保護者の方々はどんなことを求めて米田功体操クラブに通わせてくれているのか、
■教室に入れない子に求められていることは何か、

そんなことを考えさせられました。


・“つけ入る隙”を与える-------------------------------------------------------------------------------
 『お客様が一人もつかない状態で2時間の実演。早めに切り上げて片付けをしていると、一人のお客様がテーブルの上に置いてあった商品を興味津々に見ている。そこで商品の説明をすると、うなずきながら素直に説明を聞いてくれた。

 熱心に実演していた時は、遠くから眺めるだけで近づいてもきてくれなかったお客様が、片付けをするために後ろを振り向いたほんの一瞬の“隙”に、こんなにも近づいてくれたのです。

 また、あえて下を向いてブツブツ独り言のように手を動かしながら道具を準備していると、通りがかった人は「こんなところで何をやろうとしているんだろう」と興味を持ってくれます。そして、テーブルの上に置いてある実演道具などを見て「実演販売か、どんな物を売ってるんだろう」とさらに興味をかき立てられます。さらに、テーブルに近づいてジーと商品を注目し始めた時が頃合い。この絶妙なタイミングが肝心。最終的に買ってくれるかどうかは別にして、商品説明はきちんと聞いてくれます。』とありました。(文中の言葉を気になった部分のみ書き出しました。)
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“近くにきてくれる”“興味を持ってもらう”などにタイミングがあることは教室にもあると感じます。
例えば、教室中に何か失敗をしてやりたくないと言って座り込んでしまった子どもがいます。そして、その子はお友だちがやっているのを見て「やっぱりもう一度やってみたいな」という気持ちが湧いてきたとします。
その時に、先生から「次は違う練習するよ。」と言われた場合、どんな風に思うでしょうか?
一方で「もう一回頑張ってみよう!」と言われた場合、どんな風に思うでしょうか?
この時の子どものタイミングを考えると、前者の方がいいですよね!

ただこのタイミングが難しいです。まだ私はタイミングよく声をかけることはできていないと感じることが多いです。

この本の中で以下のような言葉も書かれてありました。
『どんなことをしたら子どもは興味を持ってくれるか常に考えること』

この“常に考えること”という言葉。
だからこそ台本も必要ないし、タイミングも理解できるようになるのではないかと本を読み進めながら思いました。

米田功体操クラブには、奏先生、中村先生をはじめ経験豊富な先生方がたくさんいます。日々の教室の振り返りでも、「子どもにたちの様子をよく見てね」などのようなことを伝えられます。

私は、この本を読み以下のことをこの1年で意識して実行していきたいなと思っています。
・子どもたち、保護者の方々が何を求めているのか
・どのようなことをしたら、子どもたちは興味を持ってくれるのか
・タイミングを逃さないようによく見る。コミュニケーションをとる


来年度から指導者として3年目を迎えます。

子どもたちのことを常に考え、その子に合った指導ができる。

このような指導者を目指して日々学び、成長していきます。
今年もよろしくお願いいたします。