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スタッフブログ

2011.09.01
『音』
 こんにちは!スタッフブログ、今回は小川 奏です。よろしくお願いします!
まだまだ暑い日が続きますが、みなさんは今年の夏をどう過ごされましたか?

 今回のテーマは「音」について、いつも体操や指導に関する事を書いているので今回は少し違った観点から子どもの特性を考えていきたいと思います。
一言に「音」と言ってもとても幅広いものだとは思いますが、今回は歌う事や、リズムに乗ることを考えていこうと思います。

少し前、授業が終わった後に、宇宙戦艦ヤマトを熱唱してくれた年中さんがいました。(二番も含めて完璧に歌い上げてくれました(笑))その歌っている姿が微笑ましくて、でも真剣に拳を込めて歌う姿に、何とも言えない集中力を感じました。そこで歌ってすごいな~と、どんな事を考えているんだろうな~と思ってから月日が経ち、ブログテーマを考えていて、この日の事を思い出しました。
家や車で流す音楽を子どもが覚えてしまう事ってよくありますよね?
私の知り合いの子どもは、両親がEXILE好きで幼稚園の頃からバラードを熱唱していました(笑)
大人も気分が前向きだと無意識に歌やリズムを口づさんでいる事がありますよね。
多くの人が自分のテーマ曲があるんではないでしょうか。

そこで、歌う事は人にどんな影響があるのか調べると、
歌うことは腹式呼吸を意識的に取り入れ、脳の活性化につながるのです。
とありました。
腹式呼吸でおなかに空気を吸い込む時には、無意識に横隔膜をふだんより強く動かしています。 これによって、その下にある腸その他の内臓を刺激するうえ、横隔膜を通りぬけている自律神経を刺激し、内分泌機能が高められるのです。また、自律神経節を刺激します。自律神経が活発になると、その支配下にある血管を拡張させ、血流を増大させるのです。 こうして血流がさかんになれば、それだけ酸素が多く取り込まれますから脳が活性化するのです。
と・・・難しい説明がされていました。
子どもが歌の歌詞やリズムを覚えるのが早いのは脳の活性化、吸収力が盛んな事も関係しているのかと思いました。

体操教室では小さい子どもクラスで音楽体操を取り入れています。初めは先生のマネをしているだけなんですが、慣れてくると歌いながら、間奏のリズムまで取って踊る子どもがいます。「脳の活性化」から考えると、身体も頭も使っている瞬間だと思います。さらに楽しくて心も弾む、曲が流れると自然と笑顔になる感じです。こどもは常に様々な感覚を使って成長しているんだと感じます。

走る前に「よ~いドン!!」と声をかけると嬉しそうに走り出すのと同じように、大好きな曲を流すと楽しそうに歌い出す。
子どもが何かに夢中になる時の共通点として、身体や頭にリズムがある時、音がある時が多い気がします。
お腹にいる赤ちゃんや、生まれてすぐの赤ちゃんにクラシックやゆったりとした優雅な曲を聴かせると赤ちゃんが落ち着く、なんて話もありますよね。
音楽の持つ力は子どものあらゆる能力を向上させる一つだと感じます。
これからも、体操はもちろん、様々な運動や「音」、あらゆる分野から子どもの能力向上にアプローチしていきたいなと思います。