こんにちは。だいき先生です。私が読んだ本は永松茂久さんの書いた「リーダーは話し方が9割」と言う本です。この本にはリーダーの話し方によって組織のあり方が大きく変わることが書かれています。リーダーというと社長、部長、班長、キャプテンなどが思い浮かびますが、お母さんやお父さん、お兄ちゃんやお姉ちゃん、先輩など1人でも導くべき人がいる人もリーダーといえます。つまり、みんながリーダーになり得ます。
この本で特に興味を持った言葉は「自己重要感」です。自己重要感とはその言葉通り自分がその組織にとって重要であると感じることです。自己重要感が高まることによって、主体的に話を聞いたり行動したりできるようになります。
この本で紹介されている自己重要感を高める方法はたくさんありますが、以下の4つに絞ってお話します。
自己重要感を高めるために
① 相手の目線に立ってわかりやすく話す。
人は何よりも自分に興味があります。話をするときは聞き手が興味のある内容で例え話をしたり、相手の名前を呼んでから話し始めたりすることによって、聞き手はイメージがしやすくなり自分事と捉えて話を聞くことができます。
②話を振って参加させる。
リーダーが話をしているとどうしても一方的になってしまいがちです。そこで話を振ることによってその問題が解消されます。話を振られた人も参加できますし、振られていない人もこのリーダーには自分の意見を言っても良いことが伝わり、全体として参加率が上がります。
③相手の意見に共感する。
相手の意見が自分と違っても頭ごなしに否定してはいけません。なぜなら次に相手が意見を言うときに言いづらくなってしまうからです。相手の意見に一度は共感することでたくさんの意見が出るようになり、活発な組織になっていきます。
④役割を与える。
人が一番学べるときそれは人に教えるときです。インプットよりアウトプット。聞いてばかりではなく、教えるということを通して自分の言葉になったとき、人ははじめて理解できるようになるのです。
この本で学んだ自己重要感を高める方法で活発な教室をつくり、子どもたちが主体的な発言や行動ができるようにサポートしていきたいと思います。これからもみんなで楽しく体操をして、みんなで楽しい教室を作り上げていきましょう!