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スタッフブログ

2024.05.01
『ウォルト・ディズニーが贈る夢をかなえる言葉:折れない心をつくる23の“物語”』
みなさん!こんにちは!曾根強です。
新年度になって生活が大きく変わった人もいるかと思います。1ヶ月ほど経ってみていかがでしょうか。僕はカートウィールに入社して1年が経ち、気持ちを新たに、引き締めて頑張っていかなければ!と思っています!

さて、今回僕が選んだ本は「ウォルト・ディズニーが贈る夢をかなえる言葉:折れない心をつくる23の“物語”」です。3回連続ディズニー関連の本になってしまっていますが、「何かを成し遂げた人」の本を読みたいな…と思い、パッと思い浮かんだのがウォルト・ディズニーだったので、この本を選んでみました。
この本は東京ディズニーランドのオープニングスタッフとして入社し、スタッフの教育担当を務めた著者が、ウォルトの人生の出来事や言葉をはじめ、各界の成功者の出来事や言葉も取り上げ、自分たちが生きていくヒントになる考えが引き出せるような内容となっています。この中で気になった部分をいくつかピックアップしてみます。

『諦めない人が最後に勝つ』
アップルのスティーブ・ジョブスの言葉にこんな言葉があります。
「新しいことを始めるとき一番大切なことは、それを成し遂げたいという情熱です。成功と失敗の一番の違いは、途中であきらめるかどうかだ。失敗する人は途中であきらめてしまう。必要なのは強い情熱です」
ウォルトは「You can dream, create, design and build the most wonderful place in the world, but it takes people to make the dream a reality(人は誰でも世界中で最も素晴らしい場所を夢に見、創造し、デザインし、建設することはできる。しかし、その夢を現実のものとするのは人である)」と語っています。
大きなことも小さなことも何かを成し遂げるには、初めに人の思いが動きます。その思いが大きくなり夢となり、それを叶えるために行動し続けることで夢が現実となるのです。
多くの人はその夢を叶えるまでいかずに、諦めてしまいます。中には叶えようとしている途中で夢を忘れてしまう人もいるかもしれません。僕はそもそも大きな夢を描いたり、こんなふうになりたいなぁと考えたりすることが小さい頃からあまりなかったように思います。でも「ディズニーランドに行きたいなぁ」とか「美味しいご飯を食べたいなぁ」という小さな小さな思い・夢は毎日のように出てきます。人生は大なり小なり夢だらけだと思います。その夢に情熱を注いで、その夢を思い続け、行動し続ければ大きなことでも成し遂げることができるのですね。
ウォルトの言葉には夢に関する言葉が多く残されています。
「First, think. Second, believe. Third, dream. And finally, dare.(まず考える。第二に信じる。第三に夢を見る。そして最後に思い切りやってみるのだ)」
「Laughter is timeless, imagination has no age, and dreams are forever.(笑い声は時代を超え、想像力は年を取らない。そして夢は永遠だ。)」
ウォルトもジョブズも、「夢を見て、拡げて、機会を見逃さなかった」人たち。何かを成し遂げる人は「すごい人」だと讃えられますが、それは技術でも知識でもなく、夢への「情熱」を持ち続けていることが重要なのだとわかりました。僕はまず、情熱を持ち続けられるような夢を探したいと思います。

『「他人のため」「社会のため」に仕事をする』
ウォルトはディズニーランドがオープンするとなるべくキャスト(従業員)に気づかれないような身なりで、毎日パークを歩き回っていたようです。ゲストが楽しんでいる様子や、逆に困っていたり、不満を抱いていたりしていないかなどを確認するためです。ウォルトはパークの外観やショーやイベントなどをよりよいものにすることで、ゲスト(来園者)に楽しんでもらえる方法を毎日見出そうとして、パークに新たな「プラス」を付け足せるようにしていたそうです。これは現場目線、お客様目線で物事を考えるためにとても重要なことです。
その中でゲストにそっけない態度で接するキャストに対し「僕らは何しろ幸福を売っているんだからね。陰気くさいのは困るんだ。」と言ったそうです。ディズニーランドのキャストのホスピタリティが高いことは昔から評価されていますが、ウォルトのこの考えが元になっているんですね。「米田功体操クラブをどんなクラブにしていきたいか。」という話になると度々「ディズニーランドのような場所」という言葉が出てきます。ディズニーランドのイメージは「楽しい」「元気」「ハピネス」…このように素敵な言葉がたくさん出てくると思います。米田功体操クラブも子どもたちにとってこのようなイメージになってくれていたら嬉しいなと思います。僕は教室に入って直接子どもたちと関わることはほとんどないですが、僕が作ったポスターやチラシ、YouTubeの動画などを見て、「楽しい」「元気」「ハピネス」など素敵なイメージを持ち続けてもらえるようにしていきたいと思います。現状で満足せず、いつもお客様目線・現場目線で物事を考え、「プラス」になることを探究し続けなければいけませんね。

徳洲会体操クラブと一緒に「体操専門学校」という動画配信のサブスクサービスをしていますが、その中の「JoyGYMタイムズ」という米田先生と体操の先生や選手と対談するコーナーがあります。その中でいつも【成功=?×?×?】というお題が出てきます。いつも撮影や編集をしながら、自分ならなんて答えるかなぁと考えています。現時点での僕の答えは【成功=思い×人×自分らしさ】だと思います。「思い」はウォルトの言葉でもあるように自分のやりたいこと、野望、夢がなければ何も始まりません。「人」はどれだけ周りの人を信頼し、周りの人に頼って助けてもらえるか。自分1人の力じゃできないことばかりですからね。最後に、成功とは他者が評価するものではないと思ったので「自分らしさ」にしてみました。他者から称えられるための成功より、自分が満足できる成功にしないと、最初の「思い」が叶ったとは言えませんよね。「成功」というとまだ何が成功なのか自分にもわかりませんし、今までの自分で「成功」ってあったかな…と思うと自信がありません。でもきっとまだまだ長い人生で、たくさんの夢を見ることはできます。ウォルトの言うように、夢を持ち、情熱を注いでそれを実現できたらなと思います。

曾根 強