『このプリン、いま食べるか? ガマンするか? 一生役立つ時間の法則』
こんにちは!ひろき先生です!
気づけばあっという間に2024年が終わってしまい新しい年が始まります。
最近は寒い日も続いていて、インフルエンザなどの病気もすごく流行っているみたいですね... まだまだ寒い日は続くと思うので、皆さんも病気には気をつけてお過ごしください。
さて、今回私が読んだ本は『このプリン、いま食べるか?ガマンするか?』です。
この本のタイトルを見ると、皆さんもすぐにどのような場面なのか想像ができませんか?
ダイエットを始めたばかりのころ、喫茶店に行くとすごく魅力的なプリンに出会った。このプリン、今食べてしまうのか、ガマンをするのか。
このような選択を迫られる場面は、皆さんもたくさん経験をしたことがあるはずです。
私たちは日常のあらゆる場面で時間の選択をしています。ある研究によると、人は1日に3万5000回もの選択をしているそうです。
人生には必ず終わりがあるので、使える時間も限られています。そんな残された時間をあなたは大切にできていますか?この本はそんな時間の使い方、選択の仕方のヒントになることを教えてくれる内容になっています。
「すべての時間は4つの時間に分けられる」
この本によると、日々生活の中で出てくるすべての時間は下の4つの時間に分けられるそうです。
① 幸福の時間:満足感や充実感など、幸せを感じている時間。
② 投資の時間:将来のために勉強している時間など、目的のために努力をしている時間。
③ 役割の時間:仕事や家事などやらなければならないことに使っている時間。
④ 浪費の時間:ベッドの上でダラダラしていて気づけばすごく長い時間が経ってしまっていた。そんな無意識に過ごしてしまう、ムダだと思う時間。
もちろんすべての時間がこの中の1つだけに当てはまるわけではなく、「幸福」と「役割」が両方あるなど、2つや3つの時間を併せ持った場合もあります。また、人によって同じ時間に対しての価値も違うため、同じ時間でもこの4つのどれが当てはまるかは人それぞれです。
この4つの時間を見たときに、「投資の時間」や「役割の時間」など、自分がやらなければならないことに使う時間はとても大切な時間だと思います。しかし、どの時間がたくさん欲しいかと聞かれれば、やはり「幸福の時間」がたくさんあるのが一番だと感じます。この本の中でも、良い時間の選択をするためには、幸福の時間を増やすことが大切だと書かれていました。
しかし、日々の生活を思い返してみると、やらなければいけないことが溜まっていて自分のやりたいことをする余裕がないなんてこともありますよね。私もそんなふうに余裕がなくなるときがありますし、そんなときは「最近忙しいな〜」「疲れたな〜」といった気持ちになります。
ただ、このような気持ちの時にこそ「幸福の時間」はとても大切だと思います。気持ちの落ち込んでいる時に美味しいものを食べて元気を出したり、思いっきり体を動かしたりなど、「幸福の時間」には気持ちをスッキリさせて、心に余裕を作る力があります。このような時間があるからこそ、仕事や習い事など様々な場面で良い成果やパフォーマンスが出せるのだと思います。
教室に来てくれている子の中には、たくさんの習い事をしていたり、受験のために塾に通っていたりする子など、学校や体操以外にも様々なことを頑張っている子がたくさんいます。そんな子どもたちを見ていると、大人の立場からでも、忙しそうだな、すごいな、と感じます。
「体操が上手くなりたい」「運動が好きになりたい」など、教室に通ってくれている目的はそれぞれ違うと思いますが、すべての子どもたちにとって1週間に1度、教室に来るこの1時間が「幸福な時間」を選択していると思ってもらえたらいいなと思います。
最後に、私自身も先生という立場で、仕事としてこの教室に立っていますが、教室に通ってくれている皆さんの笑顔や元気からパワーをもらえるおかげで、すごく楽しい「幸福の時間」を日々過ごすことができています。
今後も、感謝の気持ちを持って、保護者の方々も含め、このクラブに通ってくれているすべての皆さんにとって、この場所で過ごす時間が「幸福の時間」になるように頑張っていきたいと思います!
2024年はありがとうございました!
2025年もよろしくお願いします!!!