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スタッフブログ

2025.05.31
『弱さに一瞬で打ち勝つ無敵の言葉 超訳ベンジャミン・フランクリン 』
今回、『超訳 ベンジャミン・フランクリン』(青木仁志・編訳)という本を読みました。ベンジャミン・フランクリンはアメリカ建国の父の一人であり、多才な発明家・思想家です。「時は金なり」「生きるために食べろ、食べるために生きるな」「知識への投資は、最も高い利息を生む」など有名な名言があります。
この本は、フランクリンの持つ「自己啓発」「成功哲学」「生き方の知恵」を、現代社会でどう活かせるかに重点を置いて書かれています。特に「自己管理」「時間の大切さ」「人間関係の築き方」「お金と時間の使い方」など、実生活で役立つアドバイスがたくさん書いてあり「行動こそ人生を変える鍵」 というシンプルなメッセージを、フランクリンの言葉を通して教えてくれます。
「今の自分を変えたい」「習慣を見直したい」「行動のきっかけが欲しい」という人には、とても役立つ内容になっています。
偉人とは、決して特別な人物ではなく、自分が抱える弱さに対して、どうしたらその弱さに勝てるだろうか、と最大限の努力をして、その弱さに打ち勝つ方法を生涯求め続けた普通の人である。人間は完全な生き物ではない。
過ちを犯すのも人間
反省できるのも人間
そんな人間をいちばんダメにするのは弱さを認めない姿勢であり、変えられない過去に執着することである。

どうせ自分なんて、、と落ち込むのではなく、挫折しても、失敗しても、悩んでも、諦めずに自分の課題と向き合うことの大切さを感じます。常に前を向き、目標に向かって進む強さを持った人たちが私の周りにはたくさんいます。人と過去は変えられない、自分と未来は変えられる。常に自分と向き合って進む癖をつけたいと思います。




プライドという言葉はいくつかに分けられるが人生に必要なものが「自尊心」、邪魔なものは「うぬぼれ」。自尊心とは「自己愛」。自分を思いやる気持ちで、そのために自分を価値ある人間にしようという心である。うぬぼれとは「利己愛」。
他人と自分を比較し、自己をより高い位置に置こうとする心である。このうぬぼれの評価と実際の評価の間にギャップを感じる時、人は不平不満をこぼす。

自分を「価値ある人間にしよう」という心もプライドということを知り、もっと自分を思いやるプライドを持とうと思いました。逆に、他人との比較や周りの声に惑わされず、うぬぼれに気をつけたいと思います。




全ての人間が最後に欲しがるものは満足感という感情である。
いくら得たか、何を成し遂げたかはとても大切。しかし最終的に私たちは、それを買ったあとや得たあとの満足感を求めている。その感情こそが神から与えられた唯一の人間として生きるという仕事に対する報酬である。
自分がどんな感情に行き着いたら満足できるかということをわかっていない。

何度も考える時間を取ることで、私は、人生の目的、目標は明確になっていると思います。その一方で「〜しなければならない」の思いが強く、何かを達成しても、ホッとする気持ちが大きく、終わるとすぐに「次は〜をしなきゃ」と考えます。人の役に立ちたいと思っていますが、感謝をされても、私は何もしていないと思ってしまいます。なぜ、やりたいことをやっているのに心が満たされていないのかを考えていましたが、自分を大切にする時間も必要だと思いました。私にとって、達成や貢献は喜びではなく義務感、責任感になっていると思います。責任感は私の良いところですが、自分の心で受け止める練習をし、自分がどんな感情に行き着いたら満足できるかを感じたいと思います。それと同時にやりたいことを小さく始めたいと思います。

先日、アチーブメント株式会社の「目標達成プログラム」を選手と共に受けました。その次の日からテクノロジーコースを受講しました。4日間は自分を考える良い時間になりました。毎回、成長と停止を確認できる時間になっています。




原理原則に従う
正しいことを正しく続ける

原理原則とは、何が起きても「自分に原因がある」と考え、愚痴や不平を言わず、自分を変えること。知識や技術よりも「人としての器」を大きくし、誠実、謙虚、感謝、思いやりを持つこと。成功は「与える量」で決まる。損得ではなく、貢献を優先すること。成功は1日の積み重ねであり、良い習慣(早起き、読書、健康管理など)を続けること。どれだけ夢があっても、健康がなければ実現できない。体と心の健康を守ることが優先。考えるだけではなく、即行動に移す。「やってみる」が全てのスタート。小さな良い習慣の積み重ねが、大きな成果につながる。習慣を味方につけること。

そしてセルフカウンセリングの大切さを改めて感じています。
私は何を求めているのか?
私にとって一番大切なものは何か?
そのために今、何をしているのか?
その選択肢は効果的か?もっと良い方法はないか?
自分に質問をし、毎日自分が納得できるかどうかを確認して生きる。
人としての成長は責任を果たせること、約束を守れること。人様に迷惑をかけずに、自分の求めるものを手に入れられるようにすること。

「誰のために、何のために、なぜ」体操に情熱を注ぐのか。
テクノロジー講座の中で心に残った言葉があります。
『部下が成長しないのは上司の愛情不足か、上司の頭が悪いか』
しっかりと心に留めて日々進みたいと思います。

米田真美