みなさん、こんにちは!曾根強です!
9月にはスイミングのイベントで、10月中旬には横浜教室でのイベントがあり、
たくさんの子どもたちの笑顔を見ることができて、
この幸せな空間にいることができる喜びを感じることができました。
また選手コースでは、もうすぐ全日本団体と種目別選手権が高崎で行われます。
練習では緊張感も高まっていますが、選手たちが全力を出せるよう、
僕も応援と撮影、頑張ってきます!
さて、いつものスタッフブログでは読書感想文をお届けしていますが、
今回は7月と10月に大阪・関西万博へ行ってきたので、そこで感じたことをまとめてみたいと思います。
まず会場に着いた瞬間、圧倒されたのはそのスケールの大きさと、人の多さです。
入場するとすぐに目に入るのは「大屋根リング」。7月に行ったときには日陰を求める人が多く、リング下は大混雑でした。
風も通り気持ちよく過ごすことができ、開場全体を丸く囲った大屋根リングは、まるで“地球そのもの”をイメージしているのかもしれません。
日本らしさの「木」の香りを感じつつ、「世界はひとつ」という平和を感じることができました。
7月と10月で5日間万博に行き、多くのパビリオンを回りましたが、印象に残っているパビリオンをいくつか紹介します。
・いのちの未来
このパビリオンはロボット工学の第一人者である石黒浩さんがプロデュースするパビリオンです。
アンドロイドと呼ばれる人型のロボットたちがたくさん展示されています。
その中で「いのち」のあり方の変化を感じさせられる展示がありました。
余命を宣告される祖母と孫の映像がありました。現在は死んでしまったら姿形もなくなり、その人の記憶や感情も消えてしまいます。
しかし数十年後には、死んでしまっても同じ姿のアンドロイドを作って、チップに記憶や感情を保存し、AIの力でその人らしい人生をアンドロイドとして生き続ける未来が来る(かもしれません)。
という内容でした。
自分だったら、記憶をアンドロイドに移して人生を延長するのか…生を全うして自然な死を選ぶのか…
アンドロイドは人間の可能性を広げてくれるのかと思うとワクワクするのと同時に
やはり人間らしさ、人の温かみも大切にしないとな…としんみりした気持ちにもなりました。
このパビリオンではアンドロイドのテクノロジーやデザインの進化に感動したのはもちろんですが、
その反面、「人と自然」「人と人とのつながり」の大切さを改めて実感させられました。
地球全体の人口が約80億人。
その人たちに1秒ずつ会ったとして80億秒。
1年は3153万6千秒。
世界の人全員に会うのに一秒も眠らずに会い続けたとしても253年以上かかります。
今自分の身近にいる人、出会ってくれた人は「奇跡」のつながりなんだなと…
このパビリオンではそこまで考えさせられてしまいました。
・インドネシアパビリオン
このパビリオンはXやニュースなどで話題にあがり、じわじわ人気が出てきたパビリオンです。
7月に行ったときには待ち時間がほぼなかったのですが、10月に行ったときには数時間待ちの大人気パビリオンになりました。
インドネシアパビリオン、パビリオンの中が人気だったわけじゃないんです…。
(僕は東南アジアの服が好きなので、パビリオンの中もすごく楽しい雰囲気で、海外パビリオンの中では一番好きでしたw)
ではこのパビリオン何が人気だったのでしょう?それは…
「ヨヤクナシガールズ&ボーイズ」
ヨヤクナシガールズ&ボーイズとは
パビリオンの前で音楽に乗せて「ヨヤク~ナシデ~スグハイレル」「ツメテ~クダサイ、ハヤクハヤク」と歌いながらゲストを案内していたスタッフたち。
7月に行ったときにはガラガラでした。
僕もこのスタッフを知らずに何歌っているんだろう?とボーっと見てしまいました。
でも見ているうちにこちらも楽しくなって、列を進んでいくうちにノリノリにw
10月に行ったときにはインドネシアパビリオン前はヨヤクナシガールズ&ボーイズを見るために、一緒に踊るために集まったゲストでごった返していました。
ヨヤクナシガールズ&ボーイズはスタッフの中から自然発生して、このような案内方法が自然に生まれたそうです。
ゲストのために心を込めて案内したい、スタッフ自ら万博を盛り上げたい!楽しみたい!と言う思いがそうさせたのでしょう。
人を笑顔にする、人を楽しませるってなかな難しいことですよね。
僕の近くにも人を笑顔にするプロがいます。教室の先生たちです。
子どもたちを楽しませたい!一緒に教室を盛り上げたい!と言う気持ちが本当に大きいです。
僕もイベントや教室で子どもたちを撮影させてもらっていると
キラキラした笑顔が咲く瞬間をたくさん見ることができ、幸せな気持ちになります。
そんな空間に一緒に居させてもらえることに感謝だなと改めて感じます。
万博は次、日本で開催されることがあるのかもわかりませんし、なかなか行ける場所ではありません。
最初はミャクミャクに会いたいと思って行った万博でしたが、
自分と世界のつながり、周りの人への感謝、これからの可能性…色んなことを考えさせられる体験になりました。
この万博で感じたことを胸に、
これからも人と人とがつながる瞬間を大切にしていきたいと思います。
P.S.
2027年には横浜で花や庭園をテーマにした博覧会「花博」が開催されるようですので、今から楽しみですね!
曾根強