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スタッフブログ

2026.01.05
『HIDDEN POTENTIAL 可能性の科学 あなたの限界は、まだ先にある』』
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2009年に米田先生、奏先生と「日本一の一般クラスを作る!」を目指して会社を設立し、2011年に横浜で米田功体操教室をスタートしました。それから14年、教室も増え、スイミングスクールも加わり、形は大きく変わっていますが、先生方の頑張りで今の教室が存在していると感じます。先生を見ていたら元気をもらえる、楽しくなる、運動が苦手な子も得意な子も身体を動かすことが好きになる、そんな教室を目指して米田功体操クラブ、米田功スイミングスクールが今年もスタートできればと思います。
選手コースもより貢献、達成、変化できるように頑張ります。よろしくお願いします。


最近『Hidden Potential(ヒドゥン・ポテンシャル)— 可能性の科学』という本を読みました。この本には「人の可能性は、生まれつきではなく“仕組みづくり”と“関わり方”でいくらでも伸ばせる」という内容が書かれています。成長を決めるのは、生まれ持った才能だけではなく、取り巻く環境や、挑戦し続ける土台だという視点がとても印象的でした。目の前の今できることだけで判断せず、その先にある成長の可能性を見守れる存在でありたいとそう感じています。
人は「伸びしろ(潜在能力)」を驚くほど持っている。
それが表に出るかどうかは、以下の5つで決まると本は説明します。
【伸びしろを伸ばす5つの鍵】
① 安心できる環境 + 挑戦できる環境の両方が必要
・心理的に安全な場 → 失敗を恐れず挑戦できる
・少し難しい課題(学習ゾーン) → 最大成長が起きる
才能は“正しい負荷設定”で開花する。

② 成長は「習慣」と「システム」で決まる
・成長は偶然ではなく、環境の設計で作られる
・毎日の小さな改善の積み重ねが、大きな飛躍に繋がる
「努力の質」がすべて。

③ 上達の要は“意図的練習(Deliberate Practice)”
・明確な目標
・修正点のフィードバック
・小刻みな反復
これがあると、成長スピードが一気に上がる。ただ長時間やるだけでは伸びない。

④ 他者の影響力で能力は大きく変わる
・協力的で支え合う仲間
・信じてくれる指導者の存在
・成功者と関わることで基準が引き上がる
周囲の人間関係が伸びしろの“土台”。

⑤ 粘り強さ(グリット)は“育てられる”もの
・小さな成功体験の積み重ね
・応援してくれる存在
・長期の目的と短期の目標設定
これらによって粘り強さは強化される。

才能ではなく「仕組み」でグリットは鍛えられる。

現場で指導をしていると、早く伸びる選手、ゆっくり伸びる選手、努力で伸びる選手などさまざまなタイプの成長の仕方があります。それぞれの伸びしろをどう支え、どう引き出すか。どう伸びられる場所にするか。そして安心できる場所であり、もう一歩踏みだす挑戦ができる場所にすること。その役割を改めて感じました。

【成長を止めないためのポイント】
●成功しても「常にアップデートする」
過去の成功方法にしがみつくと停滞する。
柔軟にやり方を変え、新しい知識・視点を取り入れる人が成長する。
● “実験”の姿勢で挑戦する
失敗を恐れるより、小さく試して小さく改善。この姿勢が最速の成長を生む。
●人の役に立つことで能力が伸びる
誰かを助ける・貢献している実感は自信とやる気を高め、能力を引き上げる。

成長を止めないことは選手育成だけでなく、私たち大人の学びにも共通している原則だと思います。環境とともに成長し続ける、負荷設定をアップデートし続ける、役割と貢献の機会を意図的に設計する。才能や気合に依存するのではなく、環境、仕組み、役割設計によって成長を継続できる状態にすること。この視点を今年の育成、環境づくりにも活かしていきたいと思います。
仕事でも、勉強でも、スポーツでも、もちろん日常生活の中でも思うようにいかない時期、成長が止まっているように感じる時期、自分に自信が持てなくなる時期は誰にでもあると思います。でも、今の自分なりに工夫してみる、できることを一つ増やす、少しずつ続けてみる。その積み重ねがやがて「見える力」になっているのだと感じます。
これからも、子どもたちの隠れたポテンシャルを信じながら、その力を最大限に引き出せる環境づくりに取り組んでいきたいと思います。

米田真美