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スタッフブログ

2026.04.10
『「機嫌がいい」というのは最強のビジネススキル』
こんにちは。だんだんとあたたかい日が増えてきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

先日、教室が始まる前の暗い体育館で、電気も付けずに歩夢先生、浩輝先生、美葵先生の3人がトランポリンを跳んだり、柔軟をしたり、トレーニングをしたりしている姿を見かけました。先生発表に向けての練習も兼ねていたと思いますが、とても楽しそうな時間を過ごしていて、「若いって素敵だな」と感じていました。
その後の会話の中で、『自分たちは好きなことを仕事にできていて幸せだ』という話をしていたと聞きました。
教室も毎回全力、準備も遊びも全力。「若さ」だけではないパワーと、その土台になっている素敵な考え方を知り、改めて「いい体操クラブだな」と感じた一日でした。
そんな素敵な先生たちやクラブとしての考え方、たくさんの魅力が、通ってくれる子どもたちや関わる方々に伝わるよう、今年も頑張っていきたいと思います。

さて、今回私が読んだのは、辻秀一さん著書『「機嫌がいい」というのは最強のビジネススキル』です。
著者は私の愛読書「スラムダンク勝利学」でも知られていますが、本書では人生を通して最も伝えたいこと「機嫌がいい」=「ごきげん」をビジネススキルとして捉えて書かれた本です。
「機嫌がいい」という状態を単に気分や性格の良さではなく、意図的に育成、活用できるスキルとして位置づけられ、心の質が仕事の成果や人間関係に与える影響について考えるきっかけをくれています。

「機嫌がいい」=「ごきげん」には3つのマネジメント要素があるとされています。
1・『セルフマネジメント』
自分自身の心のマネジメントを行い。「機嫌がいい」を自ら導いて質の高いパフォーマンスを繰り出す能力。
2・『リーダーマネジメント』
まわりの機嫌に気づいて配慮し、まわりを「機嫌がいい」状態に導いて良いパフォーマンスを引き出すアプローチ。
3・『チームマネジメント』
組織のトップとして「機嫌がいい」チームのあり方や組織文化にコミットメントしていて、それに責任を持っている存在。

ここで改めて考えたことは、「機嫌」とは何か?という点です。
本書では
・機嫌=心の状態。
・機嫌がいい=揺らがず、囚われず自然体でいる状態。(フロー状態)
と定義されています。
確かにいつの年代でもよく聞く機嫌がいい・悪い。反抗期は常に機嫌が悪い?
私も競技をしていた頃、先生の「機嫌」を感じ取ってパフォーマンスレベルが変わる。こんなこともありました。
目に見えない心理状態をスキルとして身につけるためには、いかに「ごきげん」であることが重要かを知ること、認知脳(自分の外側に向けて働かせる脳)と非認知脳(自分の内側に働かせる脳)の両方に着目し、自然体でいるという心の状態に価値を感じることが必要だと感じました。
それは、個人だけでなく、周りの人や組織全体の成果をあげることにも直結していると思います。

◆「機嫌がいい」の価値化がすべて
「機嫌がいい」かどうかは、外界に起こる出来事の差ではなく、その人自身の中にある「機嫌がいい」の価値の差なのだ。

「機嫌がいい」ことで得られるプラスは何か。その反対に、不機嫌によって失うものは何か?
非認知能に向き合い自分の心を整えること、自分自身の心の状態をマネジメントすることが自己成長の基盤であり、思考・行動・人間関係・時間、ひいては人生全体の「質」を決めているということだと思います。
そのためには「Doing」より「Being」を大切にする。とあります。何をするか、したいか?よりもどうありたいか?自分の思う理想の自分はどうありたいのかに常にアクセスして、そのために何をするのか?そう考える習慣を持つことで「ごきげん」な状態で色々なことに取り組めるようになるのだと思います。

◆仕事のパフォーマンスは「内容」と「質」すなわち「何を」×「どんな心で」できているかだ。

組織として考えた時、リーダーが周囲の「機嫌」に配慮・管理することでチームの能力を引き出し、さらに組織全体として「ごきげん」ある文化をつくることで心理的安全性の土台が築かれる。その結果、個々のパフォーマンスが高くなる。
同時に周囲に良い影響を与える人が集まることで組織全体の環境をつくることにつながると感じました。

日々の忙しさの中で、感情に左右されずに常に自然体いることは簡単ではありませんが、自分自身も組織としても「どうありたいか?」を常に問い直し、セルフマネジメント・リーダーマネジメント・チームマネジメントの3つの視点から「ごきげん」な状態に導いていけるように、必要な行動を意識していきたいと思います。

小川奏