HOME > スタッフブログ > 『ドラッカーの時間管理術』

スタッフブログ

2018.05.26
『ドラッカーの時間管理術』
こんにちは!中村周平です!5月が終わり6月になります、6月が来るとあっという間に夏が来ますね!体操界もシーズンが始まり、1日1日が大切です。頭の中でプランを立てて過ごさないとあっという間に1日が過ぎてしまいます。僕自身も得意じゃありませんが、事前準備や頭で組み立てることが本当に大事だと思います。という分けで、今回のスタッフブログは「ドラッカーの時間管理術」という本を読んでみました。僕自身苦手だから“身に付けたい”“学びたい”“習慣にしたい”という自分自身への課題でもあります。

まず初めにドラッカーの時間管理術は、3つのプロセスに分かれます。その3つとは・・・
①時間を記録する。
生産的な時間の使い方をしているかどうかを計るため記憶は頼りになりません。時間の記録をとって再評価しましょう。習慣化すれば、働く時間を体系的に管理する次のステップに進むことができます。

②時間を整理する。
ほんとうに重要な問題に取り組める自由な時間を確保するためには、仕事を見直す必要があります。時間の記録を見て、無駄な作業を極力削らなければなりません。

③時間をまとめる。
有能なエクゼクティブは一日の四分の一程度の時間があれば、重要な事柄はたいてい片付けられることを知っています。成長をあげるために、細切れではなく大きな塊の時間を確保します。と書いてありました。

プロセスを読んでなるほどとは思いますが、仕事をやりながら“時間を記録したり、整理したり、まとめたり”という作業をするよりは、目先のことを先に終わらせたいというのが一般的だと思います。なぜそこに意味があるのかを、より自分自身に落とし込むためにも、ここからプロセス毎に書いてあることや、自分の気づいたことも書きながらまとめていきたいと思います。

■時間を記録する
誰もが自分の時間を何に使ったかは、漠然と把握しています。ドラッカーは、時間の使い方の傾向、習慣、クセを知るために、記録することを進めています。また、時間の使い方は、記憶に頼ってはいけないとも述べています。そして時間管理の第1ステップは、具体的な時間管理の方法ではなく、時間の使い方に対する自らの認識を把握することとも書いてありました。ここで大事なことはなぜ“把握”する必要があるかということだと思います。1つの仕事に「何分時間を掛けたか」「もっと効率的に出来る方法はなかったか」「1日で1番集中出来る時間帯はいつか」「なぜ取り掛りに時間が掛かったか」など仕事に対して“効率的に短い時間”で仕事をするには、自分の“習慣や行動”を理解することで、行動の質を変えて、仕事の質が変わってくると思いました。

■時間を整理する。
実際時間を整理することは、仕事のそのものを整理することにほかなりません。成果を上げるための秘訣を一つ上げるとすれば「集中」であるとドラッカーはいいます。ところが、あらゆる組織でトップは真の成果に貢献する自由な時間が四分の一もないとも指摘しています。組織の中では、たんに形式化されているだけで、業務向上につながらない活動や成果をもたらさない活動が必ずあるはずです。それらの活動の意味がないといっているわけではなく「体系的に破棄する」とは、続けるに値する仕事かを問い直す作業です。と書いてありました。ここで大事になるのは“何を選択し行動するか”“活動にどういった意味付け”をするかということだと思います。「だれのためにするのか」「何のためにするのか」「なぜするのか」「何につながるか」を考えて行動出来るかで“行動の質”が変わってきます。成果を上げるために、チームでしている仕事や個人でしている仕事が「真に意味あることか」を常に考える必要があると思いました。

■時間をまとめる。
成功に貢献するまとまった時間をつくり出さなければ、使える時間はないも同然です。細切れの時間をいかに有効活用するか、工夫の余地はあります。しかしそれでは、成果も細切れの域を出ません。真に有効な時間の使い方は、いかに「時間をまとめて大きな成果に集中できるか」にかかっています。と書いてありました。

ここで大事だと感じることは“一つのことを集中して考える”ことが質の高い仕事に繋がるということです。分けて時間を作って考えても、時間が経てば違う思考が入り“一貫性”が薄れ自分が何を考えているかまとまりません。まとまった時間の中で、同じテーマを考えることで“良いアイデアや気づきや発見”が生まれると自分にインプットされると思いました。

ここまでが、本を読んだプロセスと自分の気づきを書いた内容になります。


最後に時間管理術とは・・・

①自分の習慣や行動を振り返り「より質の高い行動に変えていく」ということ。
②仕事や行動の「意義付け」「意味付け」と「常に本当に意味がある活動かを問う」ということ。
③よく考えないといけないことは「長時間集中出来る時間を確保」することで、思考の中で一貫性が生まれ、よりよいアイデアと気づきが生まれる。ということだと思いました。

このまとめを書いて、振り返ると確かにそうだって納得します。ただ時が経つと目先の仕事に流され、時間に余裕が出来ると、また気づきの繰り返しです。気づきを得て、行動に移せた時が“成長”のタイミングだと思うので、今回本で得た3つの“気づき”が習慣化される思考に変わるように“無駄な時間を省き”より早い成長を自分に求めたいと思います!!

中村 周平