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スタッフブログ

2019.04.03
『すぐやる人とやれない人の習慣』
こんにちは。有水愛佳です。
今回は「すぐやる人とやれない人の習慣」という本を読みました。なぜこの本にしたかと言うと、何かやることがある時に、すごく気分がのっていてスムーズにできる時と、反対にやる気が起きず、ずるずる後に引きずってしまうことがあり、どうにかできないかなと思っていたからです。

この本は大きく、思考、自分を動かす、周囲を動かす、感情マネジメント、体調管理、時間・目標管理、行動、の7つに別れていて、その中ですぐやる人とできない人の特徴やポイントが50個にわけて書かれています。

私はこの7つの中で、感情マネジメント、時間・目標管理、の2つになるほど、と思うことがありました。

まず、感情マネジメントは、言霊の影響力が自分が思っているよりも多く影響していることがあるのが驚きました。
著書には、すぐやる人は言葉の力を信じているので、後ろ向きな言葉ではなく、前向きな言葉を意識的に使っています。例えば「できない」「だって」と言い訳する代わりに、「だから、次は」「どうすればできるか 」と前向きに捉えます。なぜなら、後ろ向きなことばを使うと、行動が消極的になってしまうからなのです。と、書かれてあります。
また、「楽しそう。でも、今は時間がない」を「楽しそう。だから、時間を作ってみよう」。「やってみたい。でも、自分にはできないよ」を「やってみたい。だから、詳しい人に聞いてみよう」。とも書かれてありました。これは何となく文字を読んだだけですが、「でも」を「だから」に変えただけで、できる感じがしてきます。

次に時間・目標管理です。私は1日の流れや、やることを書き出すことが多いです。その日の朝に決めたり、前日の夜に決めていたりしていました。決めたからといって、全部をクリアにすることができたか、と言われると、クリアにできてないことの方が多いです。
なぜクリアにできないのか、それはエネルギーをすべてのやることに均等に割り当てるのではなく、優先順位を決めて重要なものに、多くのエネルギーを集中させることが大事だと著書には書かれていました。
その優先順位付けのときに使う指標は、自分にとっての重要度、緊張度、必要時間。
分かりやすく3つに振り分けをすると、
①緊急でかつ重要であること
②緊急ではあるが重要ではないこと
③緊急ではないが重要であること
です。

私の考える優先順位は
①→③→②

理由は、
①は、緊急で重要なものなので、早急に取りかかる必要があるので、1番目。
③は緊急ではないので、先に伸ばしにしやすいが、重要なことなので、ずっと考えてしまったり、頭の中がごちゃごちゃしたままになってしまうから。
また、頭の中がごちゃごちゃしていると他のことにも取り組めなくなってしまうので、2番目。
②は緊急だけど、重要ではないので、自分で考えることが少ない。人に頼んだりなど、時間を上手く使えばいいかなと感じたので、3番目。

本を読んで確かに、すべてに対してエネルギーを均等に使っていたら、疲れてしまうし、最後までエネルギーが持つかわかりません。私は順位をつけないで、均等にエネルギーを使おうとしていたから、クリアにすることができなかったのかなと思いました。

著書の最後に、「すぐやる」といくことは、結局は時間と行動の関係性の話です。「人や状況に追われて過ごしている時間」ではなく、「自分の意思で動いている時間」を増やしていくことこそが、人生を充実させるためには不可欠です。それはまさに「時間を制するものは、人生を制す」なのです。と、書かれていました。
この本を読んで思ったことは、時間には限りはあるので、限りのあるなかで自分自身がどう動くか次第で、余裕が生まれ次の行動が変わったり、色々な事に挑戦できたりするのだなと思いました。
私はまず、「できない」「だって」を「だから、次は」「どうすればできるか 」に変えること、やることに優先順位をつけていくこと。この2つを実践して、やる気が漲っていないときでも、ずるずる後に引きずらないようにしていきたいと思います。