こんにちは。今回のスタッフブログは小川奏です!よろしくお願いします。
最近やっと春の風吹いてきましたね。今日も外は晴天で気持ち良さそうです!!
と、言いながらも・・・今日はほとんど家を出ませんでした(笑)

さて、今回のブログは「親のこころ」と「子どものこころ」という観点から色々と考えていきたいと思います。
先日、知り合いの方から「親としても、指導者としても勉強になるよ」と一冊の本を紹介されました。あまり本を読む習慣がないので時間のある時にでも、と思って読み始めると興味のある内容が多く、教室で起こる色んな場面とも重なりすらすらと読んでしまいました。
その本は、「こころの子育て」(河合隼雄 著)という本で、臨床心理学者である作者が誕生から思春期までの子どもを持つ親からの相談や、質問に答えていくものです。
お母さん、お父さんが子育てをしながらどんなことを考え、悩んでいるのか。立場は違いますが、指導者として子どもの成長に携わる一人として勉強になる本です。

内容としては全てがQ&A方式に書かれています。例えば、
Q、赤ちゃんにとって何が一番大切ですか?
A、母子一体感、「守られている」と感じることです。
とあり、一体感とはどういうものか?守られるってどういうことか?が説明されています。

また、別の章では、
Q、イライラして叱ってばかりいます。どうしてでしょうか?
A、親が不安になっているか、ちょっと期待が高すぎるからです。
とあります。
週一回、1時間の授業でも「なんで出来ないの?」「もっと本気でやってみて!」と、この質問の様に思う事があります。言葉に出して言う事はなかなかありませんが、きっと雰囲気は「イライラ」を出していると思います。
そんな時の自分を考えると、指導をしていても「そろそろこれぐらいは出来て欲しい」とか「この方法で正しいか?」と前向きではない不安が自分に起こっていたりします。
目の前で起こっている子どもの変化や頑張りよりも、自分の感情を優先している時に言葉にとげがあったり、子どものやる気を低下させたりしているのかもしれません。
自分に余裕を持つこと、今の子どもを理解することは子育てでも、指導でも大切なんだな、と感じました。

Q、「早くしなさい!」「それはダメ!」と、小言ばかり言っています。
A、手出し口出しする前に、五秒まって様子を見るんです。

捉え方は色々だと思いますが、これも教室で起こる場面と重なります。
指導方法の一つとして、答えを先に伝えるか、後で伝えるか(待つか)、一緒に考えるか悩むことがあります。(対象年齢や種目、その時の状況によっても変わるとは思いますが・・・)
私個人としては、年齢の小さい子どもや初めて挑戦する技には「ここを頑張るんだよ!」と先にアドバイスを入れます。また、小学生や幼児の中でも長く教室に通っていたり、復習練習の時は待ってから「どこを頑張るんだった?」と問いかけるようにしています。自分で考えることも学んで欲しいと思うので心がけていることです。
でも、時間や練習内容に追われていると待てずに先に答えを教えてしまう事もあります。
この本を読んで、やっぱり基本的には「子どもの成長・行動を待つ、見守る」事は大切なんだと再確認させられます。

練習中、子どもたちは親が見ている事なんて忘れて集中しているように見えても、何か特別な事が起こった時(何かが出来た時、大きな失敗をした時)には必ず親の方を見て確認する姿を何度も見ています。私たちが見落とした子どもの小さな変化を見つけるお母さん、お父さんがいます。信頼なんですかね・・・親子ってすごいですね。(笑)
私たちも教室の中ではそんな関係を作っていけるように頑張ります!!