こんにちは!久保田和貴です。年に2回、つまり半年に1回で回ってくるスタッフブログですが、もう自分の順番かと思うと時間の流れは早いですね…。先月のはやみ先生のスタッフブログが素晴らしいものだったので、若干プレッシャーがかかっています(笑)。

さて、今回のテーマは「ゴールデンエイジ・プレゴールデンエイジ」です。今回僕は「運動神経は10歳で決まる!(著 立花龍二)」という本を読みました。

「ゴールデンエイジ」とは、10歳~12歳のときに訪れる「即座の習得」が出来る年代です。今までやったことのない新しい運動も、1回やったら出来てしまう、1回見ただけで出来てしまう、大人がやれば100日かかる運動も1回の見本であっという間にやってのけてしまうというのが特徴です。この「ゴールデンエイジ」は“一生に一度しか訪れない”と言われており、この時期に覚えた運動感覚は、大人になっても忘れることがないと言われています。また、2歳~9歳の間を「プレゴールデンエイジ」と言います。

ここからは本に書かれてあったことを抜粋します。

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・ゴールデンエイジに即座の習得が出来るかどうかは、「プレゴールデンエイジ」のときの過ごし方が非常に大切。ここでいかにいろいろな運動体験をさせるか。

・ヒトの運動能力に関する両親からの遺伝子的因子はたったの10%。残りの90%は後天的。「カエルの子はカエル」ではなく、「カエルの子はカブトムシ」にだってなる。

・とにかく体を動かすこと。

・子どもの飽きっぽさを逆手に取る。

・「できた」経験を大切に。

・他の子と比べない。

・「自分もやりたい」と思わせる。

・「遊び」でなくては子どもたちは興味を持たない。
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以上のことから、「ゴールデンエイジ」「プレゴールデンエイジ」と、米田功体操クラブが教室で行っているプログラムの関係性を考えてみました。

上記に挙げた本の内容の全てが凝縮されている教室プログラムがまさに「カーティー」です。教室開始の10分間、ボール、風船、縄跳び、ラダー、トランポリンなどを使って運動するあの時間です。見方によっては、「あの遊んでいる時間を体操の練習時間に当てた方が良いのでは…」と感じる方もおられるかもしれません。しかし、あの時間が子どもの運動能力向上に非常に大切な時間だと米田功体操クラブでは捉えています。カーティーでいかにいろんな運動体験をさせるかが、今後子どもたちが迎えるゴールデンエイジでの「即座の習得」に大きく関わることだと感じています。なので、ボール、風船、縄跳び、ラダー、トランポリンなど様々な道具を利用してカーティーを行います。


僕がカーティーで意識していることを挙げます。

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・【子どもたちが「遊んでいる」と感じる時間にすること】
 =「練習」とか「やらされている」と感じてしまっては楽しくない。遊びながら運動を覚えてほしい。

・【良いとか悪いとか、出来た出来ないとか、順位だったり、他の子と比べる結果になるような内容は行わない】
 =運動が得意な子も苦手な子も、みんなが一緒に楽しめる、劣等感を感じることがない教室作りが大切。

・【「自分もやりたい」と思わせるような楽しい運動であること。またはその見本を見せること】
 =運動に対してどれだけ興味を引かせられるか、どれだけワクワクさせられるか。

・【運動量を多く取ること・いろいろな運動を体験させること】
 =豊富な運動量で、とにかく体を動かす。ウォーミングアップも兼ねる。いろいろな運動を行い、子どもの運動能力の幅を広げる。

・【同じことは長時間行わず、次々に運動を変化させること】
 =子どもは飽きっぽい。いろんなことに興味がある。飽きてしまう前にどんどん運動を変化させて楽しんで運動をしてもらいたい。
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以上のことを常に意識していつもカーティーの内容を試行錯誤しながら考えています。
また、マットなどで行うライオン・ウサギ・ペンギン・カエル・クモ歩きなどの運動もプレゴールデンエイジの時期には大切なので、教室で多く取り入れています。

 これからも、今後の運動能力向上に関わる大切な時期に通ってくれている子どもたちのために、楽しく遊びながら運動能力が向上することの出来る体操クラブを目指して頑張っていきたいと思います。

久保田和貴