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スタッフブログ

2020.08.02
『スターバックスの感動サービスの秘密』
こんにちは。大村幸輝です。
梅雨の季節に入り、ジメジメとした暑さが続きますね。手洗いやうがいはもちろん、体調管理に気をつけて、元気で丈夫な体をつくりましょう!
今回私が読んだ本は、荒田雅之さんの『スターバックスの感動サービスの秘密』です。
改めて実感できる部分であったり、大切にしたい部分があったので、その箇所をまとめました。





◯マニュアルがないから、ホスピタリティが高くなる
通り一辺倒な、同じ接客サービスがないということ

ここのクラブでも同じようなことが言える部分があります。
例えば、その子の特性や性格に合わせて、何が足りなくて、どうすれば目指しているものに近づくことができるか、子どもたちの様子や表情を見てプログラムを急遽変更することも多々ありますし、一人一人に対する声かけも違ってきます。プログラム通りに遂行するのではなく、その場に応じて、最善の方法を選び、もっと自身の幅を広げ、良いものを届けていけるようにこれからも努力していきます。

◯スターバックスの接客サービス5つのルール
「スターバックスには接客マニュアルがない」と言われていますが、何を大切にしているかを示す信条(クレド)がはっきりしています。

★歓迎する
お客様がリピーターとなって、繰り返し、来店したくなるような関係性をつくること。

★心を込めて
お客様との結びつきをつくり、お客様を知り、お客様の要望に応えること。

★豊富な知識を蓄える
コーヒーや顧客サービスの専門家として、仕事を愛し、得た知識や付加価値をお客様と共有すること。

★思いやりを持つ
単に礼儀正しくすることではなく、お客様の要望に耳を傾け、お客様と自分の相互が幸せになれるように行動すること。

★参加する
店舗運営や企業経営、地域社会に主体的に関わろうとすること。

「歓迎する」
子どもたちが来た時に、明るく、楽しい雰囲気で迎えられているか、空調や音楽、準備が間に合わずにバタバタした状態で迎えていないか。
しっかりと子どもたちの顔を見て、「おはよう!こんにちは!」が言える環境を改めて心掛けないといけないと感じました。また、「元気だった?今日も頑張ろうね!」など、一人一人に対してプラスの声かけが大切だと思います。

「心を込めて」
先日、1回目のカートチャレンジがありました。たくさんの応募が寄せられ、とても嬉しく思います。応募するにあたっての理由や、チャレンジしたい技を見て、「こんな事を思っていたんだ!」など思う部分がたくさんありました。子どもたちが何を思っているのかを知れたのは良かったですし、例年提出していただいている「アンケート」も同様に、通ってくれている保護者の方や子どもたちが何を求めているのかに、しっかりと応えられるようにしていきたいです。

「豊富な知識を蓄える」
米田功体操クラブには、体操競技の専門家だけでなく、今では、陸上競技やトランポリン競技を専門として行っていた先生など、違った競技の知識を持っている先生もいます。子どもたちの能力を伸ばすためには必ずプラスになると思いますし、そういったところはこのクラブの特性だと感じているので、子どもたちや保護者の方へ共有し、米田功体操クラブならではの付加価値を与えられたら素晴らしいなと感じました。

「思いやりを持つ」
「お客様と自分が相互に幸せになれるような行動」というものに目線を置いて、教室中はもちろん、子どもたちに"全力で楽しみながら上達してほしい"のでしっかり向き合ってプログラムを試行錯誤しますし、子どもたちも"上達=楽しい"という気持ちになると思います。また、教室以外では、心地よい空間にいてほしいので、トイレや体育館の整理整頓など、清潔感にも心がけていきたいと思います。

「参加する」
最近では、新たにyoutubeを開設しました。週に一度しかない体操教室ですが、子どもたちが、休みの日でも先生たちの姿を見てくれたり、どこでも、誰でも出来るような有益な情報を共有したいと思っています。

◯心からリラックスできる空間を実現するための工夫
家でも、学校・職場でもない"サードプレイス"という、第3の憩いの場所であるために。

心からリラックスできる空間というのは、保護者の方々からすると、子どもたちの元気な笑顔だったり、子どもたちからすると、そこが楽しくて仕方ない空間であることだと思います。
私は、子どもたちに会うことが楽しみですし、「また行きたい!先生に会いたい!」と思ってもらえるような空間にしたいと思っています。
そのため、教室が始まる前の自由時間でも、本気で遊んだり、上手に出来るとたくさん褒めることが自身の長所だと感じるので、そこを活かして、これからもたくさんの笑顔を引き出していきたいです。

この本を読んで、「感動を与える教室」とはどういうものかを考えさせられました。普通の体操クラブではなく、「サードプレイス」な場所にしていきたいです。『運動が苦手な子、内気な子でも、体操を通じて楽しさや喜びを実感し、たくさんの笑顔を引き出す』という自身の信条を軸に、これからも感動を与えられる教室を目指して頑張ります。