こんにちは。牧優花です!
今年は梅雨の時期が長く、晴れたり雨が降ったり天気の移り変わりが多い季節ですが、子どもたちが汗をかきながら教室を楽しんでいる様子はとても微笑ましいです。暑さも日々増していき、本格的な夏真っ只中ですが、熱中症やコロナウィルス、体調管理には十分気をつけていきましょう。
さて、今回私が読んだ本は「自分の考えを最速でまとめて伝える技術」という本です。私は自分の思いや考えを文章にしたり、伝えたりするのが苦手です。最初のページを見た時に、『あなたの「まとめ方」「伝え方」が劇的に変わる!』という文に惹かれました。自分自身の成長に繋がるのではないかと思い、この本を選びました。
本を読んでいると作者の小宮一慶さんは忙しい方だというのが分かります。しかし、「時間を使っている」から「忙しい」感覚はないと書かれていていました。
私自身、やらなければいけない事や、やりたい事など何から整理をしていけばいいのか分からなくなり、いっぱいいっぱいになる時があります。私には持っていない考え方だったので驚きましが、素敵だなと感じました。「明日やろう」ではなく、まずは手をつける。行動に移してみて、初めて気づく事がたくさんあるということを知りました。効率よく、即行動出来る人になりたいと思います。その為にまずは優先順位をつけ5分10分を有効に使っていきます。また、全然関係ないと思っていましたが、そういった積み重ねが伝え方などに繋がっていくのだと気付きました。
本の中で書かれていた私が心に残った事やこれから実行していこうと思った一部を紹介します。
●「ブログの日記」で訓練する
ブログや日記で「まとめる力」「伝える力」「反省力」を高める。
普段から書くことを習慣化するのが有効です。
●「書く力」を「話す力」に生かす
書ける人は話せるし、話せる人は描ける人というのが私の持論です。
誰に話すのか確認してテーマを決め、話す前におおよその構成を考える、話すときは、「バリュー」や「インパクト」を意識すればいいのです。
●一流を目指す。一流になる
仕事をするからには、一人前ではなく、一流を目指してください。
一流になるには仕事の一番深いところを追求することです。
私は今まで本を読んだりする方ではなかったので、誰かに伝えようと思うと身構えてしまい、自分の感じた事や考えを口に出したり文章にするのに時間がかかってしまっていました。しかし、本を読む機会が増え、学ぶ事が多くなりました。言葉や文章にする度に気づく事も沢山あり、自分の成長に繋がっていると実感しています。
ブログや日記とは違いますが、最近は教室が終わったらプログラムを見直し、感じた事や出来事をすぐに書き込むようにしています。以前からメモはとっていたのですが、メモを取って終わりになっていた部分がありました。しかし、今は次のプログラムを書く時に振り返り、次回の内容や声かけ等もしっかり準備する事が出来ています。何事も準備が大切だと改めて感じています。また、私には注目させる為の「インパクト」がまだまだ足りていないです。これからも継続して書く力を身につけていき、話す力に生かしていきたいと思います。
また、この本に書かれていた一人前ではなく、一流を目指すという言葉が私の心に響きました。なぜかというとそこまで追求出来てなかったからです。一人前から一流になるためにはどうすればいいのか?それは「一歩踏み込む」事です。とにかく一歩踏み込んで仕事をし、かつ、続ける。それしかないようです。
私は入社して3年目に入り、まだまだ教わる事は沢山ありますが、伝えていく側の立場にもなりました。嬉しい事に教室以外の仕事も任せて頂ける事が増えてきました。指導者としての一流は常に目指していき、会社の一員として今までとは違う一歩を踏み出して一流を追求していきたいと思います。
この本の終わりに『終わりを意識しながら生きる、ということ』と書かれていました。私は終わりを意識した事がなかったのですが、終わりを意識する事によって1日1日を丁寧に、一生懸命取り組む事ができ、大切に生きようという気持ちに結びつく事を知りました。沢山の子どもたちが通ってくれて、喜んでもらえる教室になるようにこれからも頑張っていきたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。