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スタッフブログ

2020.09.28
『たった一言からはじまる「信頼」の物語』
こんにちは!有水愛佳です。
9月の下旬になり、暑かった日が嘘のように過ごしやすい日が続いて体育館も少しづつクーラーがなくても涼しくなってきました!私は体育館が涼しくなってくると夏が終わって秋がきたんだな〜と感じます。皆さんはどんなときに秋がきたんだなと感じますか?

さて、今回読んだ本は『たった一言からはじまる「信頼」の物語』です。
私は米田功体操クラブに来てまだ3年ですが、教室には、オープン当時からずっと通ってくれている方もいます。長い間通ってくれているのにはきっと、[楽しそうに身体を動かしている・技ができるようになった]、だけではない「信頼」があるからだと私は思いました。
この「信頼」はどのようにしたら生まれるのか、知りたくなったのと、私自身、通っていただいている会員の皆さんに、極端ではありますが、「愛佳先生がいれば安心して子どもを通わせられる」「米田功体操クラブにずっと通いたい」と思ってもらえるようになりたいと想いこの本を読みました。


この本は主にホテルマンが来て下さるお客様に対して、信頼してもらえるような考え方や取り組み、実際にあった具体例などが書かれています。私はあまりホテルに泊まる機会がなかったのですが、情景が浮かびやすく一気に読んでしまいました。
また、各項目の最後にポイントが書かれているので、私に「大事だな、意識してやっていこう」と思った項目とポイントを挙げていきたいと思います


【信頼とは何か】
●信頼は「能力」×「人間としての力」で決まる
能力と人間性の両方を鍛えることで初めて「信頼」が培われる

●「便利な人」と「信頼される人」の違いは何か
「予想以上のことは何か」を常に考えて行動するとき、「信用」が「信頼」に変わる。頼れる人と、便利な人の分岐点


【信頼を作るための小さな習慣】
●持ち物に込められた相手の想いを受け止めよう
日常にある「小さいけれど、実は大切なこと」を丁寧に行うことで、相手との関係も変わってくる。
「信頼」される人は、些細な物事のやりとりにも心を込めています。

●その場にあった「存在感」とは何か
その場での自分の役割にどれだけ気を配っていますか?それに応じた存在感を作っていますか?

●プロフェッショナルは自分に厳しい
自分の仕事を、「まあ、いっか」で済ませていませんか。それがクセになれば、いつの間にかあなたの仕事から信頼も輝きも失われていくかもしれません。


【信頼が生まれる人の仕事術】
●相手が「言葉にできない」理由を汲みとる
相手が「言わないこと」を察してこそ、信頼が生まれます。

●ちょっとした配慮の一言が、大きな安心感を与える
「安心」を感じさせることも、信頼につながる気遣いです。


「大事だな、意識してやっていこう」と思った項目とポイントを挙げましたが、どの項目にも相手がいて、その相手に対して「どう思ってもらいたいか」が信頼してもらうために一番大事なことなのではないかと、私は思いました。
また、信頼とは、『能力と人間性の両方を鍛えることで初めて「信頼」が培われる』・『「予想以上のことは何か」を常に考えて行動するとき、「信用」が「信頼」に変わる。』私はこの2つの言葉に衝撃を受けました。今までは、「信頼」と聞くと、親身になって考えてくれる、信用している、頼れる。という感じかなーとなんとなく思っていたので、自分の中でボヤっとしていたことがスッキリした感じでした。
そこで、能力・人間性の両方鍛えているか、予想以上のことを常に考えているか、自問自答してみました。
・能力は1年目よりはついていると思いますが、まだまだ足りないなと。
・人間性は、自分ではわかりませんが…きっと良くなっていると思いますが、その日の気分で浮き沈みが激しいことがあります。
・予想以上のことを常に考えているかは、考えている時と考えていない時の差があるような気がしました。
能力・人間性はこれから鍛えることができるし、常に考えることは、少しずつ習慣づけていくことができるので「信頼」という言葉を常に頭の片隅においておけるように、意識していこうと思います。

教室でも、ただ、体操を習いに来てもらうだけでなく、保護者の方、子どもたちから自分のことを分かってもらえる、こちら側(保護者の方・子どもたち)の気持ち・考えを理解してもらえてるな。と感じて信頼して、ずっと通いたいと思っていただけるよう、自分自身の言動を常に考えていきたいと思います。