こんにちは。有水愛佳です!
2月にチャレンジャーカップがオンラインで行われ、沢山の子どもたちが参加してくれました。緊張している子や、楽しんでいる子、張切っている子など、子どもたちの普段の教室とは違った表情が見ることができました。また、子どもたちにとっても良い経験になったのではないかと思います。来年はどんなチャレンジャーカップになるのか、子どもたちがどんな表情や気持ちでチャレンジしてくれるのか今から楽しみです!!
今回は、「世界一ワクワクするリーダーの教科書」という本を読みました。
この本にはいろんな参考文献と共に「ワクワクする」ことでどんなことにつながるのかが書かれていました。
印象に残っている話を1つ紹介します。
--------------------------------------------
「余命3か月です」
画家のはせくらみゆきさんの友人の女性が、病院でこう宣告されました。
命が限られていることを突き付けられた彼女が最終的に下した結論は、「人生を楽しもう!」ということでした。そこで彼女は人生を楽しむために、歌を始めます。
ベートーベンの「第九」を歌う合唱団に入りました。
抗ガン剤治療を受けながらも、喜びの歌である「第九」を歌い込むうちに、腫瘍マーカーが下がり始め、なんと、ついにはガンが消えてしまったというのです!
でも、その後・・・再発。彼女はもう一度、自分の人生に向き合い、出した結論は、やっぱり「楽しいことをしよう」でした。
彼女のガンの進行がすごく早いものだったそうで、最初にガンが消えたとき、お医者さんからは「奇跡」と言われました。
でも、彼女はこう思ってガンの再発と向き合っていたそう。
「奇跡は人生に数回しか起きないと言われるけど、そんなのつまらない」
そして、こう決めました。
「奇跡はあっさり起きる。そして、私には嬉しい奇跡しか起きない」
彼女には、「海辺で暮らしたい」という夢がありました。そこで、海の近くにやすいアパートを借りて、週末には海に潜り、海ライフを満喫したのです。
体調が優れないときも、「私には嬉しいことしか起きない」と言い聞かせました。
最初は糸のように細かったその思いが、水道管のような太さになり、ついには「私は奇跡のなかに包まれている。あらゆるものが奇跡の表れだ」とまで思えるようになり、世界が輝き出したのだとか。
すると、なんとガンがまた消えてしまったというのです!
奇跡は何度でも起きる。
ガンと向き合う中で彼女は、気がついたことがあると言います。それは・・・・・・
人生は遊ぶためにある!
ということでした。
「これまでいろんなことを努力してきた。でも、いままでの私に決定的に足りてないことがやっとわかった。それが遊ぶことだったんだ」
彼女は、あらためてこう気づいたそうです。
「いままで、がんばることが正しいと思ってきた。でも、それよりももっと強烈なパワーがあるのは、楽しむってことだった」
これが彼女の気づきです。誰に何と言われるかではなく、ちゃんと自分を楽しませてあげる。
遊べば遊ぶほど元気になりました。こうして、もともと腫瘍マーカー90だったのが最終的に11まで下がり、ガンは再びきれいに消えて、彼女はいまも元気いっぱいです。
--------------------------------------------
素直な感想で、「ガンを楽しむことで治すなんてすごい!!」と思いました。
私は現役時代に演技の完成度を上げる練習よりも、新しい技に挑戦することの方が好きでした。どうしてかと考えてみると、新しい技に挑戦することで [どうやったらこの技ができるようになるのか][できるようになったときの嬉しさ]など、その過程でワクワクするような楽しさをみつけたから、演技の完成度を上げる練習よりも、新しい技に挑戦することの方が好きだったのかなと考えました。
また、20年以上続けていたのはきっと新しいことをやってみる「ワクワク」があったからだなと、この本を読んで思いました。
他の話を読んでも、楽しむこと・ワクワクすることは、結果を変える力を持っていることが書かれていて驚きました。皆さんにもぜひ読んで頂きたいです。
◎ワクワクするから結果がついてくる
◎どんな心で×何をするか=結果(未来)
◎最高の未来の作り方は「今の心をワクワクさせること」
この3つは本の中で何度もでてきました。
・1つ目の「ワクワクするから結果がついてくる」は、前に書いたように、新しいことをやってみる「ワクワク」があったから体操を20年以上続けて、今でも体操に関わる仕事をしているという結果になったのだと思いました。
・2つ目の「どんな心で×何をするか=結果(未来)」
この本を読む前の私は受け身な感じで行動していたので、起こったことに対して気持ちが色々と変化していました。ですが本を読んだ後は、自発的な考えかたや行動をしようと心がけています。
本に書かれてあるように「何をするか」よりも「どんな心で」ということを意識することで日々の過ごし方と気持ちが変化すること実感しています。
・3つ目の『最高の未来の作り方は「今の心をワクワクさせること」』は、今実践中です。今の私の個人的目標は、この「ワクワク」している心を1年間続けることです!
結果はスタッフブログなどでお伝えできればなと考えています。
米田功体操クラブの10個あるテーマ、すべてに入っている「楽しむ」は〈チャレンジする〉〈夢につながる〉〈自分の持っている最大限の力を出す〉〈結果を変えられる〉すごい言葉なんだなと改めて感じました。
自分がワクワクすることで子どもたちや保護者の方も巻き込み、教室に来てくれている人全員に「ワクワク」や「楽しい」と感じてもらえる教室を目指して、日々「ワクワクすること・楽しむこと」を心に留めていきたいと思います。