こんにちは!五代儀優斗です!
2022年になり、もう1ヶ月が過ぎてしまいましたね。
これではあっという間にまた1年が終わってしまう!
そう思ったので今年は何かしら実りのある歳にしようと韓国語の勉強を始めました!
皆さんも何かチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
今回、僕が読んだ本は中田敦彦さんの著書『思い通りに人を動かすヤバい話し方』です!
教室の中で子どもたちに体操を教えていますが、基本的には指導者の指示に従って練習をしているので、僕たち指導者がどれだけ子どもたちに自分の思いや考えを伝えられるかが鍵になります。
そこで手に取ったのが今回の本です!
この本には、言葉の伝え方について参考になる部分であったり、逆にこれは自然とやっていたなと多くのテクニックが記載されており、非常に興味深かったです。
記載されていた「伝え方」の極意から以下のものを紹介していこうと思います。
○脳内情報を書き換える話術
○どうすれば話に興味を持ってもらえるか?
○「間抜け」とは間を使えない人のこと
○相手に「刺さる」鋭い話の作り方
では、紹介していきます!
○能力情報を書き換える話術
ここでは、如何にして相手の印象に残る話をするかについて記されていました。
そこで大事なのがメラビアンの法則を理解することです。
・メラビアンの法則(人が印象を感じる際の割合)
言語情報 7%
聴覚情報 38%
視覚情報 55%
分かりやすく言うと単純に言葉だけで伝えてもほぼ印象には残らない。でも、目で見たものや映像としてイメージしたものの方が圧倒的に印象に残るということです。
そのため相手の印象に残すには実際に見せるか、自分の伝えたいことを映像としてイメージできるように例え話等を用いてアプローチする必要があります。
「百聞は一見にしかず」ということわざがありますがまさにその通りなんです!
○どうすれば話に興味を持ってもらえるか?
これは僕たち指導者にとっての永遠の課題ですね。
Q.皆さんはどうしたら興味を持ってもらえると思いますか?
今、「え?」と思いましたか?
これが興味を持たせる方法だそうです。
相手に質問を投げかけることです。
基本的に人は話をただ聞いてるだけの時は聞いてはいるけれども思考は停止しているそうです。
そこで質問を投げかけ、考えさせることで記憶に定着する。そして質問をいつ投げかけられても良いように構えるそうです。
○「間抜け」とは間を使えない人のこと
元々、「まぬけ」とは間が取れず、相手に話が伝わらないというところからきたそうです。
「間」とは会話の途中に挟む沈黙のことですが、この沈黙を挟むことで………聞き手の注意を惹き付け、集中力を高め、自分の言葉の印象を強めることができます。
使うタイミングとしては、
①重要な話をする時
②聞き手の注意が逸れてしまった時
の2パターンがが主だそうです。
②に関しては「考える時間が欲しい」というサインの場合もあります。その際は視線が逸れたら黙り、視線が戻ったらまた話を再開すると良いそうです。
○相手に「刺さる」鋭い話の作り方
刺さる話をするコツは結論を先に伝えること。なおかつ伝える情報は相手に印象づけたいものに限定することが有効だそうです。
皆さん、剣山と針を想像してみてください。
剣山を無数の情報だとします。そして針を1つの情報だとします。
どちらの針の方が刺さりやすいと思いますか?
剣山は力が分散され刺さりずらく、1本の針は力が一点に集中するので刺さりやすいのです。
以上、4つのテクニックをご紹介させて頂きましたがどうでしたか?
僕はこの本を読んでから人に何かを伝えるのが楽しくなりました!
これからも指導のプロとして、子どもたちに1つでも多くのことを伝えて、子どもたちにとっての体操の辞書のような存在になれるよう頑張ります!