みなさんこんにちは。
2023年、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?
僕は2022年の終わりに、
-----『CARTWHEELの第二世代が始まる』
-----2023年も挑戦の年になりそうです。我慢強くやり切るつもりです。
このように2023年をイメージしてスタートしました。
はい、やはり想像通りでした。挑戦の日々を過ごさせてもらっています。
現在は、「やりたいこと」「やるべきこと」「求められていること」これらのワードが頭を駆け巡り、覚悟をもって“自分のやりたいこと”に振り切っている感じがしています。
まずは、来年に迫ってきた2024パリオリンピックです。
4年に一度に実施され、オリンピックスポーツをしている選手たちにとって夢の舞台です。そこに向けて自分も持てる力を尽くしたいと考えています。
そんなことをしながら、一方では、それぞれの先生たちがそれぞれの場所で力を尽くしてくれています。
奏先生は米田功スイミングスクールのインスタ頑張ってくれていますね(もちろん他のこともかなり頑張っています)。登録者数はまだ少ないのですが、スイミングの先生たちは子どもたちを中心としたスクールを目指して奮闘しています。
そして米田功体操クラブの方は亘先生を中心に、由貴先生、幸輝先生、浜砂先生たちが日々「カートらしさ」を模索し話し合いを重ねてくれています。若い先生たちも頑張ってくれているようです。
更には、新しい取り組みも今月スタートを目指して取組み中でもあります!
2024年2月に向けては第6回目となるチャレンジャーカップもありますね!
自分がやりたいことをするために‘やるべきこと’や‘求められていること’が疎かにならないようにしなければいけません。
・目的、目標をもつ
・計画を立てる
・計画したことを実行する
当たり前のことを大切にできるように、
日々、後悔することのないようにしたいです。
そして自分のやりたいことがたくさんできるようになりたいです。
さて、今回のスタブロで選んだ本は僧侶である西村宏堂さんが書かれた『正々堂々』となります。これは、僕の母から薦められた本です。
LGBTの当事者である著者が、自分が“普通じゃない”ことに罪悪感を感じ、正直な気持ちを隠しながら生きてきた経験が描かれており、葛藤や出会い、その出来事から著者が導き出した考えが書かれている本です。
本のタイトルからは力強い信念やメッセージが込められているようで、気軽には読み始められませんでしたが、読み始めると「生き方」を考えさせられる内容で共感することも多く胸を打たれました。
文章の中で、2つご紹介して考えを共有させていただきたいと思います。
一つ目、
【自分に自信がないと感じている人って、みんなよりできないから自信がないと思っているかもしれないけど】という項目なのですが、以下のように自信について説明されています。
----------多くの人が「自信=能力があること」だと誤解しているように思えてならないんです。自信を文字通りに解釈すれば、自分を信じる、ということ。では、自分を信じるために必要なことって何? 「自分がどんな人間なのかを知っていること」というのが、私の考え。自分を知っているというのは、自分の〝できること、できないこと〟をしっかり理解して、それを信じている状態。それが自信だと思うんです。語学が堪能とか容姿が美しいといった能力や状態の自信はもちろん素晴らしいけれど、自分を上回る人が現れた瞬間にその自信は揺らいでしまわない?----------
また、『あるがままの自分を認める』とも書いてありました。
僕の好きな言葉の一つです。
精神科医の森田正馬氏(1874~1938年)が1919年に考案した森田療法にもこの言葉が使われています。
僕は自分を成長させたい、自分の能力を高めたい、求められた結果を残したいという欲求が強いのですが、そうなると出来ないことや、やっても上手くいかないことが多々起こります。人のせいにしようとしたり、自分の本心と向き合えないことも出てきます。そんなとき著者の言われている言葉は自分の目を覚ましてくれますね。
『あるがままの自分を認める』ことはこれからも大切にしていかなければいけません。
同じ人間ですが、親も違えば人種も違う。育った環境もそれぞれですから。
それぞれ得意なことや苦手なこと、出来ること出来ないことはあります。それらを知ったうえで“あるがままの自分を認める”。
その積み重ねが自信となっていくのではないかと思いました。
二つ目、
【物事は、光の当て方次第で姿を変える。そのライトを持っているのは、自分。不満ばかりにライトを当てる自分のままでは、どんな場所に行っても同じことにならない?不満にとらわれている自分は感情をコントロール出来ていない状態。】
感情のコントロール出てきましたね。僕の一番興味のあるものです。日々感情との戦いです。
〝まず感情的になったら負けということです〟
イチロー選手も言葉にされていますね。
西村さんは著書の中で、ライトの角度を少し変えてユーモアを入れて自分に言うと話されていました。詳しく知りたければ本を手に取ってみてください。
最後になりますが、本の冒頭に西村さんがこの本で伝えたいことが記載されています。
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みんな違うからこそ美しいのだけど、現実には、それぞれの違いを理解してもらうことは難しい。だからこそ自分の気持ちをどう相手に伝え、他人からどう自分を守り、最後にはどう相手を味方につけるのかを、この本を通じて伝えたいのです。----------
様々な経験をされてきたからこそ、本に書かれている対処法が現実的で共感でき、自分は自分の色で輝くんだと、今この文章を書きながら思っているところです。
今年も残すところあと3ヶ月となりました。
やれることも多くなってきて、やるべきことも多くなってきましたが、それと同時にやれていないことも多く直面しています。
そんな自分自身を認めながら、胸を張って正々堂々生きていきたいと思います。
みなさん共に頑張りましょう。
米田功