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スタッフブログ

2024.03.30
『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』
こんにちは、加藤綾優です。

今回私が読んだ本は
『バナナの魅力を100文字で伝えてください』
編集者 柿内尚文
という本です。
①人は、伝えてもらわないとわからない。
②ただ伝えるだけでは伝わりにくい。うまく伝えないと伝わらない。そして、伝え方には技術がある。
③言葉だけでなく「態度➕表情」も伝わるための要素。

この3つは当たり前と思われている事かもしれませんが忘れられやすい事でもあります。
わかってくれているはず。前に伝えたから大丈夫と、伝えることをおろそかにすると、ミスにつながったり不安感が出てきたりしてしまいます。

どのような伝え方をしたらより伝わりやすいのか紹介していきたいと思います。

○「伝える量」と「伝える質」は分けて考える
伝え方の課題は2つあり「伝える不足」と「伝え方下手」です。

「伝える不足」の問題は、いわば伝える頻度(回数)です。
一度伝えただけでは伝わらないことが多々あります。一度で理解できないこともあれば、忘れてしまうこともあります。だから、伝えたいことは繰り返し伝えることを心得る必要があります。

ほかにも、分かりにくい、抽象的すぎる、つまらないが続いてしまうと、学校の授業などでも苦手意識が強くなったりします。これらは全て「伝え方の質」の問題です。
一生懸命伝えていたとしても、相手からしたら「何が言いたいのかよくわからない」ということでは残念すぎます。

伝えたい、わかってもらいたいのであれば、頻度を高めるとともに、質を上げることが大切です。

○伝わる技術 比較の法則
魅力や価値は比較をすることで明確になります。「比較」をすることで違いが見える化し、魅力が浮き彫りになってきます。
例えば、焼肉食べ比べ、前年比120%アップ、1本目と2本目の前転の違いなど。

比較するときのポイントとして、「ダメなところ」は正直に伝えることです。
「ダメな部分を伝えることで、良い部分を引き立たせる」という伝え方があり簡単にできて使いやすい方法です。

○伝え上手な人はムダな努力をしない
「そもそも人は、人のことがわからない」
自分の伝えたいことが、そのまま相手に届くことは基本的にありません。
職場でも、仕事相手にも、夫婦でも、友人でも。
なので、「伝わっていない」「わかってもらうのは難しい」という前提から始めると結果として「伝わる」「わかりあえる」部分が増えていきます。

また、「あきらめる」ということも必要です。
「諦める」執着をしない。
「明らめる」物事を明らかにする。
全てを伝えることに執着せず、「なぜ伝わらないのか」という理由を明らかにすることが大切です。

私はこの本を読みながら、普段の教室での言葉の質や量はどうだったかなと振り返りながら読んでいました。100人いれば100通りの伝え方、100通りのプログラムを心がけていきたいと思います。
そのためには、国語の勉強もした方が良さそうなのでこれからも本をたくさん読もうと思います。

2024年度のスタートが近づいてきました。私は今年もドキドキしています。でもこのドキドキは不安ではなく、楽しみだなぁのドキドキです。
元気に会えるようにみなさんも体調お気をつけください!
体育館で待ってます!

加藤綾優