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スタッフブログ

2024.08.25
『鏡の法則』
こんにちは!あゆむ先生です!

毎日暑い日が続きますねー…
体調に気をつけてこの夏を一緒に乗り切りましょう!

さて、今回私がご紹介させていただく本は『鏡の法則』という本です。
「人生とは自分の心を映し出す鏡である」

みなさんはこの言葉を聞いてどう感じますか?

私はこの言葉を見た時、人生…?鏡…?ん…?
と正直あまりぴんと来ませんでした。

ですが、読み進めていくにつれわかりやすく要約されており、つまり人生においては自分の心の波長に合った出来事が起きてくるわけです。
心の中で不満ばかり抱えていると、その心を映し出すように不満ばかりを言いたくなるような人生になっていったり、また、心の中で誰かを責め続けて生きていると自分もまた責められる経験を繰り返すことになったり。
逆に、心の中で感謝したくなることが多かったり他の人の幸せを喜ぶような気持ちでいたりすると、幸せな出来事に恵まれたりさらに感謝したくなったりするような出来事が起きてきて、感謝にあふれた人生になってくるといった具合ですね。

この法則が本書のタイトルでもある「鏡の法則」と言われています。

この要約を読んでふと考えた時に、確かに「なんかイライラする」「どこか気持ちが晴れずモヤモヤする」といった心に余裕がない時、ネガティブな状況の時に限って良くないことが起こることが多いように感じました…
また、体操の練習でも同じだと感じました。
「技ができなくてイライラする」→「感情にまかせた練習になり失敗または怪我につながる」→「そんな自分にさらにイライラする」といった具合に良くないループにはまってしまいます。
私自身、高校生のときに同じような状況にはまったことがあり、当時はただがむしゃらにやっていたというのもあり気がつきませんでしたが、今考えてみればできない焦りと苛立ちが練習に出ていたのかもしれませんね。。。

ネガティブな話が多くなってしまいましたが、この「鏡の法則」の観点から、私が気持ちのもちようについて考えたり、高校生時代の練習を振り返ってみたりと、自らの人生を眺め、自分自身を見つめ直すことで、深い気づきを得たり、自らのあり方を変えるきっかけを見いだすことができる法則なのです!

また本文では
『この法則の観点で考えるなら、私たちは、人生において困難な問題に直面したとき、その問題をメッセンジャーとして捉えることができます。「自分の心の中を見つめ直す必要がある」ということを教えてくれるメッセンジャーです。』
と書かれていました。

これを体操教室で考えたときに、例えば教室で鉄棒、とび箱、マットといった種目で技を教えていて、あまり子どもに伝わっていないかもな…と感じ、いろいろ工夫して伝えてみたが反応がイマイチだなど感じたとします。
その時の自分の心の中を見つめ直したときに「あれもこれもいっぱい伝えたいな…」
「どうしよう、なんて伝えるのがベストなんだ!?」というように振り返った時にその時の心の状態がわかったら
「1つだけポイントを絞って伝えよう!」
「焦らず落ち着いて伝えよう!」
というように伝え方を変えられるようになります。

また、うまく伝えられずだんだんネガティブな気持ちになり、それが表に出て声が小さくなったり自信がないように伝えていたりしていると気がついたら
「明るく元気に自信を持って伝えよう!」
というように伝え方だけでなく表情なども変化できるとより良く伝えられると思います!


最後にまとめになりますが、「鏡の法則」について考えてみて、良い方向に物事が進んだ時はやはり感謝の気持ちが心の中に大きくあると感じました!
いつも体操教室で種目と練習を終わる際に「ありがとうございました!」とあいさつをしていますが、改めて大切にしていこうと思います!

そして子どもたちにもたくさんのことに感謝をする大切さを教室の中で伝えていこうと思います!!


あゆむ先生