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スタッフブログ

2024.09.01
『まんがでわかる 7つの習慣』
こんにちは!
浜砂先生です!

まだまだ暑い日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

パリオリンピックを終え、テレビでも毎日のように選手たちの貴重な話を聞く機会が増えましたね!
オリンピックに日本代表で出場した選手たちの努力や想いは、自分たちの想像を超えるものなんだろうなと日々考えさせられています…。

『成功したものはすべからく努力しておる』
私の好きな【はじめの一歩】の鴨川会長の名言ですが、そんなオリンピック選手たちの日々の過ごし方やマインド、成功している人たちは何をみているのか…
そんなことが気になっている中で、この本にしよう!と、ふと思い浮かんだ本がありました。

今回私が選んだ本は、
『まんがでわかる 7つの習慣』です。
世界で最も影響力のあるビジネス思想家の1人である、スティーブン・R・コヴィーが提唱した【7つの習慣】を漫画にしてよりわかりやすく読みやすくしている本。
7つの習慣自体は20代前半の頃に読んだことがありましたが、立場や環境が変わってきた中でまた感じることも変わっているかと思い、改めて自分を見直すといった意味でもこの本を選びました。

それぞれの習慣を簡潔に要約しながら、自分の経験や考えもまとめていこうと思います。

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第1の習慣
『主体的である』
周りの状況や環境に流されて、思い通りにいかなかったことも、自分の選択と決定次第で結果は変わる。

人間は他人軸に振り回されがちという話を聞いたことがあります。
いままではそうやってきたから、他の人と違うから、自分には合わないから…。それでは結局、これまで過ごしてきた現状の渦の中で理想とのギャップを感じながら不満と戦うだけ。
それよりも、自分の想いや行動に責任を持つことで変化を作り、成長や成功の機会を掴んでいきたいと感じました。

第2の習慣
『終わりを思い描くことから始める』
自分の価値観や目的、原則を明確にし、進むべき方向を定めて行動することでなりたかった自分になれる。

様々な状況の中で、自分がどうすべきか悩むことってありますよね。
自分が本当にやりたかったことや、なりたい理想像がぶれていると、余計なものまで目に入ってしまい選択肢がたくさんあるように勘違いしてしまうと、結局迷ってしまって現状維持。
人間の根源にある『変わりたくない・変化するのが怖い』という壁を乗り越えるためにも、自分のやりたかったこと、目的・ゴールを明確にして持ち続けるということが大切だなと考えさせられました。

第3の習慣
『最優先事項を優先する』
タイムマネジメントよりも、今大事なことを優先する。
時間は常に流れていくもので管理はできない。それなら、緊急ではないが重要なことに時間を使うことで、自分自身を管理していくことが大切。

子育てでも家事でも仕事でも、どれだけ綿密に予定を組んでいたところで、予定外の出来事は舞い込んできますよね…。
なんと、人は1日に3万5000回の選択をしていると言われています。
忙しさの流れに身を任せていると、その時は充実感があり、やりきったと思えるかもしれません。しかし、本当にやりたかったこと、大切にしたかったことを忘れてしまい『もっとこうしておけばよかった…』と後悔が残ることも少なくはありませんよね。
『今』本当に自分が大切にしたい選択を優先して選べるようになれば、きっと心の余裕に繋がるのだろうなと思います。

第4の習慣
『Win-Winを考える』
私たち人間は、物事を二者択一で考えがちである。どちらかが正解でどちらかが間違っている。Win-Winの根本には、全員が満足できる方法、私でもあなたでもないもっと良い方法があるという考え方である。

米田功体操クラブでは、常に最善を探しています。
もちろん先生たちは、日々の教室に全力を注いでいますが、さらに良くするためには?あの時こうしたらもっとよかったのでは?と常に振り返り考えています。
十人十色、これまで過ごしてきた環境が違う人たちが集まる場所なので、全員が開口一番共感できるものばかりではありません。
それでも私たちは、関わっているすべての子どもたち、保護者の方、もちろんともに働いている先生たちにとって、Win-Winになれる『第3の案』を探し続けていきたいと思います。

第5の習慣
『まず理解に徹し、そして理解される』
人は『話すこと』に快楽を感じる生き物である。人の話を聞くよりも先に、自分の気持ちや答えを伝えてしまう。
まず相手の話を深く聞く。
『自分の場合』に当てはめるのではなく、心の底から相手を理解しようとすることが大切。

相手を思ってのことであっても、もっとこうした方がいいんじゃない?ここはこうするべきだよ!なんでこうなったの?と、自分の感覚や経験からアドバイスや質問をしがちですよね。
もちろんその一つ一つが相手を思ってのことであるのは間違いありません。
でも、きっとその相手も、その人の中での気づきや振り返り、反省をした上で話を聞いているはず。
大切なのは、『あなたは何を思って行動したのか?』ということ。
フィードバックよりも、未来を良くするためのフィードフォワードを意識した会話を意識することで、お互いの関係も空気も良くなっていくのかもしれませんね。

第6の習慣
『シナジーを作り出す』
シナジーとは『複数のものがお互いに作用し合い、効果や機能を高めること』をいう。
それぞれの意見がある中でも、違いを尊重することがシナジーの本質であり、考え方も、感情も、心理的にも違っており、自分のものの見方には限界があることを認められる謙虚さを持つことが必要である。

よくあるのが、相手を思っての発言。
自分の意見と相手の意見が違った時に、双方の気持ちを汲み取って妥協案を選択しがちになります。
自分たちが求めているものは『最善の第3案』であるということを忘れてはいけません。
Win-Winの話でもあった通り、お互いにとってプラスになる効果が生まれるものを創造することが、シナジーの成果。
信頼と協力があって、初めて大きな成果を得られるのだということを忘れずに、より良いチーム、家族のような関係を作っていきたいですね。

第7の習慣
『刃を研ぐ』
自分という道具に投資することが『刃を研ぐ』習慣である。
より良い人生を生きるには、体調(肉体)、観点(精神)、自律性(知性)、つながり(社会・情緒)の4つの側面でバランスよく刀を研ぐ時間を作る必要がある。

『刃を研ぐ』というのは、すなわち自分の武器(得意なこと)を磨くということだと思っていました。
もちろんそれも必要なことかもしれません。
しかし根本として、肉体、精神、知性、社会・情緒の4つの側面を磨くことで、自分自身が鍛えられ、自分の価値が高まり、その分人の支えになることもできます。
時間はかかっても着実に一歩ずつ積み重ねていく。そうすることで先々大きな変化や結果に繋がるのではないでしょうか。
それが『習慣』の力であり、常に自分に、変化を求めるということだと思いました。


長くなってしまいましたが、一つ一つの章で『たしかに…』『なるほど…』と考えさせられました。
自分にとっての成功や成長が、必ずしもみんなのプラスになるとは限りません。
しかし、周りにいる人のために自分自身を見直すことで、Win-Winの関係に繋がっていくとを忘れてはいけないなと思いました。

『子どもたちの可能性を広げる』
それは、通ってくれている子どもたちはもちろん、保護者の方、スタッフのみんなの幸せに繋がると信じています。

これから先も、目の前で関わる一人ひとりにとって、最善の選択が取れるように習慣を見直していきたいと思います!

浜砂慎吾