こんにちは原コーチです。
涼しい日が増え徐々に秋らしくなってきて食べ物が美味しい季節になってきました。
最近お腹周りを指摘されることが増えてきたので食べ過ぎに気をつけたいと思います。
今回読んだ本は『話し方で損する人 得する人』です。
たくさんの子どもたちと関わる中で、あの説明でよかったかな?あの声かけでよかったかな?そう思うことが多々あります。この本では話の中身だけではなく、話し方や、どのように言い換えればよいかが書いてありとても参考になりました。
その中でも特に大事にしていきたいポイントを3つ紹介したいと思います。
① 損 問題点ばかり指摘する
得 いいところを指摘する
指導していると、どうしてもできていないところに目がいきがちで、「ここが間違っているよ」などネガティブな言い方になりがちです。そうではなく「ここをこうしたらもっと上手にできるよ」など言い方を変えるだけで子どもたちへの伝わり方も変わると思います。
そしてできていないところではなく、その子がよく頑張っているところを指摘することが大切です。
② 損 業界用語やカタカナ語ばかり使う
得 誰でも理解できる言葉を使う
自分は元々選手を長くやっていたこともあり、「じゃあ次の練習はプルをやるよ」「ブレのキックは…」など選手では当たり前のワードを使ってしまうことがあります。しかし選手ではない子どもたちからすると、初めて聞く言葉で言っていることがわからないはずです。「じゃあ次は腕だけで泳ぐ練習をするよ」「平泳ぎの足は…」など誰にでもわかる言葉に言い換えて話すことが大事になると思います。
自分が知っている言葉ではなく相手にどうすれば正しく伝わるかを考えることが大切です。
③ 損 人の名前を間違える
得 名前を呼びながら会話する
名前を間違えることはないですが、毎回できているかと言われたらなかなか難しいことだと思います。
やはり名前を呼ばれると、「気にかけてもらっている」「大事にしてもらっている」と思ってもらえます。
沢山の子どもたちを同時に相手にするからこそ、あなたに向けて話をしているよと伝えるためにも名前を呼んで会話をすることが大切です。
この3点は体操の先生を見ていると当たり前にできているものばかりだなと思います。意識しなくても当たり前にできるようにして、スイミングに来るのが楽しいと思ってもらえるような空間にしていきたいと思います。
原 俊幸