みなさん、こんにちは!曾根強です。
今年は夏が長かったですね…。「暑い〜」と嘆いていた日々も終わり、朝晩は「寒っ!」と感じる日も増えてきましたね。みなさん、風邪ひかないように気をつけましょう!
10月6日には横浜教室で久しぶりのイベントが開催されました。マスターズの報告会やレクレーション、質問コーナーなど盛りだくさんな内容になりました。
この時に僕のことを「初めて見た!」という方も多かったと思いますが、たくさんの子どもたちの笑顔が見られて、こちらまでとても幸せな気持ちになりました。もっともっと米田功体操クラブを愛してもらえるように今後も頑張っていきます!
またイベントを開催することもあると思いますので、皆さんにお会いできること、楽しい時間を共有できることを楽しみにしていますね!
もちろん教室にお邪魔させてもらうこともありますので、みんなのかっこいい姿やとびっきりの笑顔、たくさん見せてくださいね!
さて、今回僕が読んだ本は「きみを強くする50のことば」です。
この本の初めにはこんな言葉が書かれています。
きみは、どんな大人になりたいですか?
そして、どんな世の中で生きていきたいですか?
こんなこと、今まで考えたことなかったなぁと思います。自分が理想とする「大人」をあまり考えずに大人として生きてきてしまいました…。正直僕は人と比べることが嫌いなので、「良い大人」「良くない大人」というふうに人と比べるのもなんか違うなぁと思います。しかし、自分が自分の思う理想の大人に近づけるようにはなりたいなと思います。この本には「どうしたらすてきな大人になれるだろう?」という問いに対して役立つヒントが書かれているので、気になった言葉をピックアップして紹介していきたいと思います。
『今、このときの精いっぱいで臨む。』
何かを取り組むとき、「頑張ります!」という言葉はよく聞きますが、実際本当に頑張れたかどうかはあまり考えたことがないように思います。頑張ることよりも結果の方が目立ってしまっているからでしょう。確かに結果がうまくいけば一番良いかもしれません。しかし、その結果や過程が「今できるベスト」だったのかどうかを、逐一振り返らなければならないと思います。「今できるベスト」でなかったのなら、次はより頑張らなければなりませんし、「今できるベスト」を達成できたのなら、ベター(改善できる点、より良くできる点)を探して、ベターな(頑張って)行動をして、次のベストを生み出していかなければいけません。これを繰り返すことでベストが更新されて、より高い結果や過程を目指せると思いました。
『全員ちがってオーケー。』
最近ある先生に「私って変?」と聞かれました。僕は正直「変ですw」と答えました。普段からその先生のことを面白いなと思っていたからです。その先生は「私が一番常識人で普通だと思ってた〜」と残念がっていましたが、僕は褒める意味で「変」と言いました。
僕が発した「変」には「常識から逸脱している」「おかしい」という意味は全くありません。「他にはない感性や考え方を持っている」「特別な」など、良い意味での「変」です。僕はこの先生に、普段からすごいなぁと思わせてもらうことが多く、自分には考えつかないような視点で物事を見て、自分にはない新しい考え方を提供してくれます。
最近よく聞く「多様性」。文化、人種、性別、性的指向、年齢などをよく題材に挙げられがちですが、もっと簡単に考えてみると、好きなことや得意なことがみんな違い、考え方や大切にしていることも違います。生まれ育った環境も違うのですから、違って当たり前なんですよね。
何かを取り組むとき、社内でもいろんな意見があって、「この意見は違っているんじゃないか?」と思うこともありますが、全面的に否定から始めるのではなく、一度その意見も「あ!その視点もあったのか!」と受け止めることをから始めることができると、いろんな意見が反映できて、よりみんなの理想に近づくと思いました。
自分と違う考えや立場も認め合う、受け止め合うことって大人になってもなかなか難しいですが、「自分だってみんなと違う。でも認めてくれている人がいる」ことを忘れてはいけないと思いました。
『夢はかなうとは限らない。』
自分の小さい頃の夢ってなんだったかな?と振り返ってみました。幼稚園の誕生会で「将来の夢はなんですか?」と聞かれた時に「馬!」と答えたことがあります。なぜそのように答えたのかは覚えていませんが、先生や友だちに笑われてしまって恥ずかしかった記憶が今でも残っています。「馬になりたい」普通に考えれば叶うはずがありません。きっとその時の自分も叶うはずがないとわかってはいたはずです。笑われる理由もわかっていました。その時の自分は馬のように早く走りたかったのか、テレビで競馬を見てかっこいいと思ったのか、馬に対して何か魅力を感じたのでしょう。
もう少し大きくなって小学校高学年くらいからは、コンサートの舞台監督やテレビ番組のディレクターになりたいと言っていることが多かったです。大学では映像の勉強をして、大学時代のバイトはパン屋とディズニーのキャスト。大学卒業後には、テレビ番組の編集会社に入社していました。小さい頃夢見た「馬」はどこにも見当たりませんw
ただ小さい頃からテレビっ子で「いつかテレビに関わりたい」という気持ちは、大人になっても変わりませんでした。そして現在、大学や編集会社で得たスキルを活かして、カートの一員としてYouTubeの動画編集やSNSを運営しています。今はテレビ番組には関わっていませんが、小学生からの夢が今につながっています。
このように夢は経験や成長と共に夢が変わって良いし、人生はず〜っとつながっているんですね。
「馬になりたい」という夢は未だに叶っていませんが…何かを好きだと思ったり、魅力的に感じたりすることは生きる糧のひとつになっている気がしました。そこに向かうための努力をどれだけできるか、どれだけ時間をかけられるか次第なのかもしれません。僕ももう少し努力すれば馬になれたのかなぁ?w
カートの10個のテーマの中に「夢を宣言する」があります。たまたま教室を覗いた時に子どもたちが夢を宣言していました。恥ずかしくてなかなか声が出せない子もいましたが、みんなキラキラした目で夢を宣言していて、「好き」という力は大きいんだなと実感しました。
この本は子ども向けに書かれています。大人の自分が読むと「そりゃそうだ!」「わかってるよ!」と思ってしまう内容ですが、改めて大切だなと実感させられることがたくさんありました。ちょっと心が疲れたときや自分の行動が正しいのか、理想の大人になれているのか心配になったときに読んでみるとヒントをくれるかもしれません。僕もこの本を繰り返し読んで「素敵な大人」「自分の理想の大人」に近づきたいです!