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スタッフブログ

2025.05.31
『「そ・わ・か」の法則』
みなさん、こんにちは、新津です。
しっとりした空気に梅雨の訪れを感じる今日この頃。
横浜校の体育館の傍には、成人クラスの会員さんからいただいた紫陽花やひまわりが大きな葉を広げ、力強く育っています。
クモやトカゲにびくびくしながらの水やりですが、今からきれいな花が咲くのがとても楽しみです。

さて、今回私が読んだ本は「そ・わ・かの法則」という本です。
ちょっとスピリチュアルな要素もありますが、とても読みやすく、なるほど〜!がたくさん詰まっていました。
そわかの法則、というのは頭文字をとった言葉です。
そ:掃除…環境を整えることで、心も整理され、良い流れを生み出します。
わ:笑い…どんなことにもプラスに捉え、笑うことで心身の健康を維持します。
か:感謝…ありがとう、を言葉に出して感謝することで、良い縁を引き寄せ問題解決の糸口を見つけることができます。


掃除のエピソード…
あるホテルの経営者の話。  
その宿に泊まったスポーツ選手が、部屋をとてもきれいにして出ていったときには、よい成績を残すのだとか。 逆に、同じ選手がいつになく部屋をきれいにせずに荒れた状態で出ていったときは、成績がふるわないのだそうです。  
成績がよかった翌日に部屋がきれいだった、というのなら、「気分がよかった」ので「部屋をきれいに使った」という因果関係になります。しかし、この話は、「きれいにして出ていったときはよい成績」で、「神が味方をしてくれたらしい」ということになるのです。

以前、クラブの先生が娘さんの試合前には必ずトイレをピカピカに掃除する、というのを伺い、私も息子の試合や遠征前にトイレ掃除を念入りにするようになりました。
結果はどうあれ、環境が整うことは単純に気持ち良く過ごすことができますし、小さなことでも続けられている自分をちょっぴり好きになれます。
体操の先生たちも、シューズを揃えるのはもちろん、着ていた洋服なども丁寧にたたまれています。
横浜校の下駄箱に掲げられていて、先生たちのテーマのお話のひとつとしても出てくる<履物を揃える>ということも、良い流れを生み出す「そわかのそ」の一つに思えます。
クラブの下駄箱も、こどもたちの靴、お父さんお母さんの靴、綺麗に揃えて置かれていますね。小さな行動かもしれせんが、一人ひとりの大きな気配りがそこにはあり、クラブの環境や雰囲気を大切にしてくださっていることにあたたかい気持ちになります。


感謝<ありがとう>の言葉…
そわかのか、<感謝>ですが、感謝の語源は<有り難い>だそうです。
有ることが難しい。めったにない奇跡…。
そう知ると<ありがとう>はとてつもないパワーワードに聞こえてきますね。
プラスの言葉、でも子どもたちが<ありがとう>の言葉を発表しているのを時々耳にします。先日は、「応援しているよ!」と発表している子もいました。相手を思いやる素敵な言葉ですね。
パワーを持つ言葉を、日々意識的に使うことで、自分自身もそして周囲の人もより明るく、前向きな気持ちで過ごせるようになるのではないでしょうか。


最後に、この本の中に『身近な人はみんな自分を磨く砥石』というフレーズがでてきます。
私自身、振り返ってみると、家族はもちろん、その時その時に出会えた人たちに、たくさんの<気づき>や<言葉>をいただいて、私という尖がっていた石が丸く磨かれていたのかなと思うと、この言葉にありがとう、という気持ちになり、こうした捉え方を今後の人生でも大切にしていきたいと思いました。


クラブに通っている子どもたちの未来も、たくさんの素敵な出会いや言葉の中で、ピカピカ光り輝くものでありますように!

新津由記