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スタッフブログ

2013.05.21
『自分の理想』
こんにちは、お久しぶりです。今回のスタッフブログは、中村 周平です。
米田体操クラブでは、4月から瀬尾はやみコーチと久保田和貴コーチの2名が加わり、毎日教室を良くする為に、みんなで話し合いながら頑張っています。今年度も、米田功体操クラブをよろしくお願いします!!

さて、今回のブログは自分の中の『理想の指導者』について書きたいと思います。


僕が、選手コースをスタートした時から、挨拶や返事をしっかり行い緊張感のある「厳しい先生」のイメージでスタートしました。今もそのスタンスは変わっていませんが、練習をして月日が経つにつれ、厳しい先生だけでは「試合で伸び伸び」した演技が出来ないのではないか?子どもたちは、ただ「怒られない」ように、練習するのではないかと思うようになりました。そこで、本から得たことや、今まで関わった先生や強いチームの指導者のいい部分などを、取り入れ、自分が理想とする指導者像を考えてみました。僕が理想とする指導者像は「厳しい先生」「褒めて伸ばす先生」「性格・人柄に合わせて指導する先生」と現段階では、この3つが当てはまります。その中でも、今回は「厳しい先生」について書いていきたいと思います。厳しい先生と言えば⇒妥協しない、少しの気の緩みも許さないといったイメージがありますが、どうして厳しさが必要なのか?水泳の平井コーチ著者の(バケる人に育てる)という本に書いてあったので印象に残った箇所を自分なりにまとめて、紹介したいと思います。
『決められたことを、きちんとやる』たたこれだけを、ひたすら愚直に守るように厳しく教え込みます。その理由としては、人間はロボットではないからこそ、毎日コツコツと決められた課題をやり遂げることがなかなかできません。なぜならどんなに幼くても、おとなしい性格でも、人には感情というものがあるからです。すなわち、いくら鬼のようなコーチがケツを引っぱたこうと、決めごとを守り抜けるかどうかは、最終的に1人1人の精神にかかっています。最初は「休みたいけど決まりだから練習に行こう。コーチに怒られるし」と無理矢理引っ張られてる状態かもしれません。しかし不思議なもので何度も積み重ねていくうちに「休まなかったこと」がその人自身の蓄積になります。すると「今まで休まずにがんばってきたんだから、今日も行こう」という気持ちが芽生えます。ここで休んではもったいないとも、思うでしょう。「もう限界だ、ゴールにつく前に、手を抜いてしまおう」という気持ちに負けずに最後まで泳ぎ切ったとき、その人が得るのは泳ぎの持久力だけだはありません。まだ小さなものではありますが、己に負けない心、すなわち『克己心』が少しづつ芽生え、身についていくということです。日々それを繰り返していけば、『自分でがんばる癖』が着実についていきます。自分でがんばる癖とは、自主性を育む土壌のようなもので、土がしっかりできれば、そこから意志が育っていきます。ここで平井コーチが言っていることは、目標の達成や人として成長する為にも、自分に負けない『強い心と精神力』が必要で、心を作る第1歩として「決められたことを、きちんと出来る」かどうか、その為に指導者が「妥協させない」「やり通す」「徹底する」といった厳しさを持つことが大事なんだと言っているように感じました。


僕も体操を始めた頃から、厳しい先生に教えてもらい育っていきました、毎日の練習は緊張感があり、怒られないように先生の機嫌や様子を伺いながら練習していたことを覚えています。そうした自分の経験も踏まえて感じたことは「感情で怒られている」時は、怒られる側も、怒られた意図が分からず、怒る側も自分をコントロール出来なくなると感じました、自分が指導者になった時は、してはいけないと思いました。こうして僕が指導者になった時、厳しさのマイナス面やプラス面も理解をして厳しく指導すること、また厳しい時の自分に約束事を作りました。
①厳しい先生のプラス面⇒緊張感が出る、気持ちが締まる、怪我の防止、忍耐力が付く。
            甘えが無くなる。妥協出来ない。
②厳しい先生のマイナス面⇒筋肉が緊張する(動きの硬さ)楽しさが無くなる。
③厳しい先生の時の約束事⇒妥協しない、本気で伝える、意図あることで叱る。
             客観的に自分を見ながら叱る。
             伝わっているかを意識して叱る。
             感情のみで叱らない。

上に書いたように厳しいとは、プラス面とマイナス面の両面が、混在します。
なので自分は厳しくと楽しくの『バランス』も意識し、「競技の楽しさ」も伝えながら「人間性も成長」してほしいと思っています、またもう1つ大事にしたいことは子どもでも『1人の人として』接すること、これは米田先生が言っていた印象的な言葉で、指導者で立場が上だから「接し方」や「行動や言動」を考えずに関わるのではなく、関わる子が良くなる為の「接し方」や「行動や言動」を意識しなくてはいけません。その為に、僕は③の約束事を自分に作りました。自分自身が理想に近づけるように、子どもたちが「体操も人間性」も成長できるように、思考錯誤しながら頑張っていきたいと思います。


中村 周平