今日から定期的にここで、「カートウィールニュース」に加え、「スタッフブログ」が始まりました!
ここでは、皆さんに役に立つような「体操」や「指導」に関することをアップしていきたいと思っています。
カートウィールのスタッフはそれぞれ「指導」のスペシャリストばかりですので、この場で楽しく思いを伝えていきたいなと思っています。これが自分たちの勉強にもなると思っています。日々学び、成長していきたいと思っています。宜しくお願いします!
そして、今日は米田功です!皆さんこんにちは。
僕の今日のテーマは『体操に必要な能力は?』を僕なりにまとめてみたいと思います。
まず、僕の子どもの頃はというと、ラジコンを作り始めたら一日中。時計を直し始めたら分解し始める。といったような、何にでもすぐにのめり込むタイプでした。
でも、けっして器用ではありません。ラジコンは何日ものめり込んだ挙句、完成せずに結局友だちに作ってもらいました。時計も自分で直そうとして、そのうち分解し始め結局元に戻らず修理屋さんへ。
そんな感じでしたから、僕が思う一つの要素は『熱中する』ことだと思います。不器用でもいいと思います。熱中して物事に取り組むこと。僕が一つのことに熱中していてても、時計を分解し始めても、何も言わずにやりたいようにさせてくれた親に感謝ですね。
僕の子どもがそんな子どもだったら「そんなことばかりしてんと…」「いつまでやってるん?」「それ壊れるんちゃう?」などと言いたくなると思うんですがね。。
どんなことでも、集中力は幼少期のそういった日々の生活の中で鍛えられていくのかなと思います。親の影響力は大きいですね。
次は、『興味を持つ』ことです。これは体操だけじゃないと思いますが、何事にも興味を持たないと自発的に行動が出来ないと思うからです。
全ては自分から進んで取り組まないと自分のものにはならないし、継続も出来ません。何かあったら「やってみる」。子どもの頃って色んなことに興味がありますよね!?僕が感じるのは、僕を含めどんどん前に進んでいく人は、どこか「子どもっぽさ」があるような気がします。今、体操で世界一の内村航平選手も、子どものような無邪気な笑顔が魅力ですね。きっと笑顔だけではなく内面にも子どものようなどんなことにも興味を示す事の出来る感性が育っているのだと思います。
この「興味を持つ」を育てるために、僕は頑張っていきたいと思います!
スポーツって苦手な子には‘出来ない’が興味を断ち切る最大の敵にもなるので、‘出来た’を感じることのできるような「遊び」をしていきたいと思っています。そのひとつとしてコーディネーション運動を取り入れています。‘出来る’けど難しい、楽しい!「coordination」は「調整・一致」「(筋肉運動の)整合」などと訳されます。動きやパフォーマンスを合理的に効率的に発揮するためのコーディネーション運動。
「運動神経のいい子」「器用な子」を育てるための運動なんです。器用な子は出来るから、なんでも興味を持って取り組みます。そして、どんどん上達をします。だとすれば、「体操」「野球」「サッカー」などと競技をする前に、体を器用に動かすトレーニングが必要だとは思いませんか?ボールやなわとび、自分の体などを使って「チャレンジ」が習慣になればいいなと思っています。
最後は『自分の考えをもつ』です。
これは一番大事だと思います。‘自分は何がしたいのか、どうしたいのか’
きっと、それぞれ自分の中には「自分はこうしたいんだ」という感情はあるはずだと思います。しかし、大人になる過程で人に合わせることや迷惑をかけないようにとすることが普通になり、やがて自分の思いが出にくくなってくるのかなと思います。
人に迷惑をかけるとかではなく、周りとの協調性は大事だから意識をしつつ、その中で「自分はこうしたいんだ!」という思いはどんなことをする時にも、消さずに持つことなんです。これは習慣だから「どうしたいの?」「何をしたい?」「どうだった?」と、教室では本人が思う意見をしっかりと聞いていきたいなと思っています。
僕は、よく親に「勝手にしなさい!」と言われ「勝手にしていました。。。」。思うように育たない子どもだったと思いますが、それだけに自分の行動に責任感は持つようになっていたと思います。言うことを聞かない子どもは自分の意見をしっかりと持っている子なんだと思って将来に期待するのもいいと思いますね!
いつか僕の親にもインタビューしてみましょう!
『体操に必要な能力は?』と言いながら、メンタル的な観点での意見でしたね。
正直、才能ではないと思っているので、能力的に言うと誰でも大丈夫!!という意見が僕の意見です。「継続は力なり」です。
次回は誰になるんでしょうか!?
人の考えはそれぞれですので色んな人の考えを聞くことは大切なことだと思います。
楽しみに待っていて下さい!