みなさんこんにちは、米田です。
もうすぐ4月です。いよいよ平成27年度がスタートしますね。米田功体操クラブでは、この度、新たに「上級クラス」と「体操クラス」を増設いたしました。
米田功体操クラブでは、始まった当初から“こんなクラブにしたい”“これがカート(米田功体操クラブのことで、会社名カートウィールの略)だ”と共通の形があります。その形はリーフレットにも書かせてもらっていますし、指導者みんながここで書かせてもらっていることでもあります。また、4月には「米田功体操クラブレッスンガイド(私たちの考え方と特徴)」というものにもまとめたのでお配りいたします。見てください!
...で、体操クラスは“より多くの子どもたちに、長く体操を続けてもらいたい”との思いで新設しました。また上級クラスでは“もう少しレベルの高い練習をさせてあげたい”という思いで新設しました。
どちらも現時点では会員の方のみを受け付けています。なので、ホームページやリーフレットには載せていません。
そしてこの2つのクラスに共通して言えることが、自分たちが「こんなクラスをいつか出来たらいいね」と思いながらも実現できずに夢のように話していたクラスだということです。ようやく形になり、踏み出すこととなりました。通ってくれている子どもたち、子どもを通わせてくれている保護者のみなさんのお蔭です。
どんなクラスになっていくのでしょうか。これからが楽しみです。やりたいことを実現していけるような自由度の高いクラスにしていきたいです。
では、僕が今回読んだ本を紹介したいと思います。
『キッズコーチング』 著:佐藤英郎氏
昨年末、僕はアチーブメント株式会社の「頂点への道」という研修を受け始めました。現在もまだ勉強中です。僕にとって人生が変わっていくと確信できる素晴らしい研修です。その研修中にはたくさんの本が紹介されていたのですが、そこで見つけた本です。体操を通じて子どもたちにもっともっと役に立つことを教えていきたいと思って選びました。
★本の中から2つご紹介させていただきます(是非、読んでください!)。
-----人生で大切なことを心に植え付ける-----
・常に感謝する
・人を思いやる
・努力をする
・友達を作る
・正直である
・人と仲良くする
・人の役に立つ
・我慢をする
・約束を守る
・人の話を聞く
------------------------------------------------------------
本の中では10個挙げられていますが、まだまだあると思いますとも書かれてありました。
体操クラブの先生として、また親として子どもたちと関わりながらこんなことを伝えたい、教えたい、と感じることがあります。ただ、この本の中にも書かれてありましたが、
-----ある場面では「嘘はいけない」と教えたのに、ほかの場面では親が嘘をついてしまったり、叱るときに「理由をいいなさい」と言ったのに「言い訳をするんじゃない」とさらに叱ったり。これでは子どもの心に大切なことは残りません。
人生で本当に守るべき大切なことは、親が慎重に整理し、理解したうえで直接子どもの心に教えてあげましょう。-----
体操教室であれば指導者どうしで、家庭であれば夫婦で大切なこと“子どもにどうなってほしいか”“そのために何を大切なこととするか”を事前に理解しておく必要があると感じました。米田功体操クラブであれば10個のテーマですね!
また、次に紹介することも頭に入れておきたいことです。
-----これだけは覚えてほしい「言ってはいけないこと」-----
・「こんなこともわからないのか」
・「あの子はできるのに」
・「お父さんみたいになってはダメ」
・「もうあきらめた」
・「あなたには無理」
・先生の悪口
・友達の悪口
・「お父さんが子どもの頃はできたのに」
・「勉強しなさい」
------------------------------------------------------------
その他にも少しだけキーワードだけ紹介させてください!
・「してはいけないこと」は理由を一緒に
・靴を揃える習慣から学べること
・努力がいかにすばらしいことかを知ってほしい
・親を尊敬している子どもは幸せに生きられる
・挨拶できる子は人を大切にする
・親自身が夢をもち、子どもと話し合う意味
・失敗を怖がらない子どもに
・「あなたは絶対に大成する」と言い続ける
この本の著者である佐藤英郎先生は「人材教育コンサルタント」一筋に約10万人以上の方々に接している素晴らしい先生です。
そんな先生がこう言っています。
「十人十色、百人百様、千差万別、本当にたくさんの方にお会いしてきました。数えきれないほどの個性に出合いながら、私はいつしか人格の根幹を作り出している子ども時代に興味をもつようになりました。」
子ども時代がいかに大事かということを僕はこの文章から感じました。週一回の1時間ですが、それでも子どもたちにとっての将来につながる大切な1時間だと思います。
そんな素晴らしい仕事をさせてもらい、多くの方に通ってもらっている。もっともっと価値のある1時間になるように頑張りたいと思います。
米田功