こんにちは!今回のスタッフブログは久保田和貴です。
リオオリンピック、閉幕しましたね。今回も日本勢の活躍が素晴らしかったです!オリンピック期間中はテレビの前で毎日感動・刺激・勇気・元気をもらいました!そして何よりも、スポーツはライバル同士がお互いを称えあい敬う姿がとても美しいなぁと感じました。
さて、今回のスタッフブログは『目指す人間像 ~より良い人生を送るために~』というテーマにしました。僕は日々、より良い人生を送るための目指す人間像というものを考えています。そして毎日、学んだことを日々の実生活に落とし込み体現するということが一番難しいことだな…と痛感しています。学ぶだけなら簡単なことなのですが。まだまだ自分の人間性を向上させていく途中段階であり未熟でもあります。
そして今、学びの中で読んでいる本が今回ご紹介する「殻を破れば生まれ変わるかもしれない」(著 佐藤英郎)という本です。
僕が目指す人間像として学びになっている部分、実践している部分を一部抜粋して紹介していきます。
★【自分や人に対して気づく人になる】
→いろいろなことにチャレンジをすることで、自分の能力に気づくことができる。上手くいったらどうして上手くいったのか、上手くいかなかった場合はどうして上手くいかなかったのかを考え、気づくことができる。また、人に思いやりを持って接することで周りの人のことに対して気づける人になれる。相手にとって「かゆいところに手が届く存在」になれれば、絶大な信頼を得ることができる。
★【人を変えることはできない】
→多くの人が、人を変えようとすることに意識を向けている。上司は部下に、部下は上司に、夫は妻に、妻は夫に変わってほしいと考えていることが多い。他人を変えるより「変えられるもの=自分」と考える。自分の行動や態度に意識を向け、自分が変わることで相手に良い影響を与え、相手が変わることもある。
★【言葉の魔力を使いこなす】
→「ありがとう」「感謝します」「私はできる」「ついている」この言葉を一日に何度も言ってみる。すると気持ちが前向きになっているはず。ネガティブな言葉は一切使わない。
★【大切にしているものを明確に】
→何のために生きているのか。「人生理念」と呼ぶこともあるが、自分が一番大事にしているものを考えてみる。何かに迷ったとき、例えば仕事で忙しくて「休みたい、楽に仕事がしたい」と思ったとき、人生理念を思い返すことで原点に戻ることができる。大切なものが明確であれば、進むべき道は自ずと決まってくる。
★【貢献に徹して人に与える】
→多くの人は、人に何かしてほしいと考えている。人に何かを期待する前に、人に貢献し何かを与えることで、人は自分に意識を向けてくれる。人にたくさんの優しさや愛情を与えることで、計り知れないほどの大きな力が膨らむ。
★【自己宣言の力を信じる】
→アファメーションという言葉がある。自己宣言。自分と他人に宣言するということ。
成功者の多くはアファメーションの習慣を持っていたと言われている。「私は○○します」と自分にも周りの人にも宣言する。潜在意識の中で「できない」と思っていたら結果は作れない。アファメーションにはその潜在意識に働きかける効果がある。毎日声に出してアファメーションをすることで、決意が明確になり、目標に近づける。
★【他人ではなく昨日の自分と比較する】
→人はどうしても、周りの人と比較をしてしまいがち。他人と比較してネガティブな気持ちになるよりも、昨日の自分と比較する。昨日の自分より1ミリでも前に進もうとする。
昨日できなかったことは、今日できるかもしれない。今日の自分は、昨日の自分を超えられる。
以上、ほんの一部でしたが紹介させていただきました。
僕の目指す人間像は「あの人と関われて良かった」と最後に言ってもらえるような人間です。
今の僕は、人や物事に対して“良い時の自分”と“悪い時の自分”があると思います。
“良い時の自分”は、他人や周りを中心に考え行動をし、発言をして、周りに貢献しているときです。
“悪い時の自分”は、自分中心に物事を考え行動し、発言をしているときです。自分中心にというのは全てが悪いことになるとは思いませんが、要は自分の発言や態度により、周りの人の気持ちやその人の受け取り方、客観的に見たときの感じの悪さなどを考えずに行動していることが多いのだと思います。「自分の考えややり方が正しいと思う、その正しさを証明しようと押し付けている」状態が、まさに自分中心のときです。こういう状態の時は、自分では分かっているのに、他人の意見や考えを素直に受け入れることが出来なかったり、相手に対して嫌味な言い方になってしまったり、そういう傾向があります。
自分は周りに何を求められているのか、それを自分自身が理解することで、自分中心の考えから抜け出し、周囲のことを中心に考え行動する原動力になると思います。
僕が米田功体操クラブに求められていること。
・米田功体操クラブの体操教室の良い部分(身体を動かす楽しさやチャレンジすることの楽しさ、ドキドキワクワクするようなプログラム)を残しつつ、教室の中で新しいこと(画期的な練習方法や教室の回し方など)を考え作り出し実践すること。そしてそれを後輩社員に伝えていくこと。また、新たな意見が後輩社員から出たとき、その意見を受け入れ、どういう意図か掘り下げ、新たな発見として教室に活かすこと。
・“体操教室”、“選手コース”の両面において、技術指導はもちろん、人としてどうなってほしいか・どういう考えをもってほしいかなど人間教育を大切にする。
・「自分たちが体操クラブを良くしている、子どもたちの技術を上達させている」という考えでなく、「通ってくれている子どもたちのおかげで、保護者の方のおかげで、全てはみんなが出会ってくれたおかげで自分たちが成長させていただいている。」という感謝の気持ちを中心に仕事をする。
・米田功体操クラブ発展のために諸々尽力すること。
以上を求められていることとして自分なりに考えました。
改めて自分の目指す人間像は…
『自分の周りのことを中心に考え行動し、周りに良い影響を与える人間。その中でも自分自身に対して大切にしたいものも明確にし、より良い人生の自己実現につなげることが出来る人間。その全てを含め、あの人と関われて良かったと最後に言ってもらえる人間』です。
このブログを書いたことで久しぶりに自分自身と向き合うことが出来ました。このブログは自分の人生目的という意味でも大切なブログになったので、日々思い返しながら生活していきたいと思います。
久保田和貴