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スタッフブログ

2018.02.19
『仕事の質は職場の人間関係で決まる』
こんにちは!今回のスタッフブログは久保田和貴です!
インフルエンザが猛威を振るった冬でしたね。体操教室もインフルエンザでお休みをする子が続出…。僕が今まで働いていた中で一番、インフルエンザでお休みをする子が多い冬だったと思います。もうすぐ春です。年度の締めくくりの時期になってきました。万全な形で締めくくれるよう、体調管理に気をつけましょう。僕の春は花粉との闘いです…(笑)。

さて、今回のスタッフブログは僕の人生のテーマでもある「より良い人間関係を築くこと」を軸として書きます。今回僕が読んだ本は「人生がうまくいくシンプルなルール」(ケリー・マクゴニガル著)です。
米田功体操クラブもゆうか先生が1月から社員として新たに加わり、4月からはもえ先生・まなか先生が新たに社員として加わる予定です。米田功体操クラブは家族のような職場です。そのような社内の人間関係だからこそ、一人一人がやりがいを感じることができる職場なのだと思います。新しい社員がこれから本格的に増えていく中で、僕が米田功体操クラブの中堅の立場として一人一人とどう向き合い、仕事にやりがいを感じてもらえるかが大切になっていきます。
僕が最近感じることは、「仕事の質=職場の人間関係」ということです。愚痴や不満が蔓延している職場は、仕事も同じようなネガの感覚で取り組むので良いものにはならないと思います。逆にみんなが向上心を持ち、仮にネガな考えを持っている人がいても、励まし合い良い方向に向かうよう舵を切れるような人がいる職場は、活気に溢れて一人一人が輝いているのではないでしょうか。今回は「仕事の質=職場の人間関係」、そのような観点から考えてみたいと思います。自分を振り返りヒットした項目を抜粋します。

~職場における精神面の健康や幸せは「何をしているか」ではなく「一緒に働く人に対してどう感じているか」で決まる~

●職場での人間関係を改善するポイント
【サポートが必要な人が周囲にいるか考える】
サポートを必要としている人がいるか、自分自身に問いかけてみる。黙って気を揉んでいるより、自分が誰をサポートできるか、話を聞いてほしいと思っている人は誰か、考えてみる。

【他人の貢献を認め、感謝する】
他の人が、「自分は評価され、受け入れられている」と感じられるようにする。職場での対立で一番イヤなことの一つは「自分は(職場の)一員ではない」と感じさせること。他人の「仕事への貢献」を認め、感謝を表し、その人の仕事以外の生活について、心から関心を示すこと。

こうしたやり方は、職場で直面する問題を全て解決してくれるわけではないが、問題に対して受ける「ネガティブな影響」を軽減する一助になる。研究によると、「職場での社会的サポートを強く感じている人は、落ち込んだり、精神的に消耗したり、職場での対立に悩んだりする傾向が低い」ということが分かっている。そうした人は、上司に批判されようが、同僚の態度にイライラしようが、仕事に対する心構えや満足感への悪影響が少ない。


まず【サポートが必要な人が周囲にいるか考える】について。
サポートが必要な人が周囲にいるかを考える…これまであまり実行できていなかったかもしれません。これまでの僕は、部下に対して指導・助言・アドバイス等、必要であると感じたときは会話をしてきました。ただその後のサポートをあまりしていませんでした(「あの後どうなった?」「最近どんな感じかな?」など)。言ったら言いっぱなしのような。僕の部下への指導に対し、そのフォロー(サポート)はその場で他の先生方が行ってくれていたので、「これで大丈夫やな。」と思って終わりにしていたり。僕の指導で部下がどう感じているか、どう変化したかまでをサポートできていない部分が多かったと思います。もしかしたら僕の指導で部下は困っていることがあったかもしれないし、指導を受けてもなかなか上手くできない場合もあったかもしれません。"言ったから大丈夫"ではなく、"言った後どうなっているか"。そっちに気を配りそこをサポートする方がより重要です。そういうサポートが今後の僕には必要な役目になってきます。また、部下が僕以外の他の指導者に何か指導を受けた場合のサポートも同じだと思います。「誰かがフォロー(サポート)するだろう」というような他人事ではなく、その後の会話をこちらから寄り添ってみるという行動をしていきたいです。このように常に会社全体の人の流れに目を向ける、一人一人の様子を見る、そして必要な手を差し伸べる、といったことができれば職場での問題や人間関係もよりフラットになり、仕事に対して一直線に取り組んでいけるのではないでしょうか。

次に【他人の貢献を認め、感謝する】について。
これは特に大切なことだと思います。キャリアを積んで「これくらいはできて当然」とこちらが求める要求でも、部下や新入社員にとっては大きな一歩かもしれません。「できることが当たり前」という風に流さないように、何か変化があった場合、それを評価し認め、仕事に対し良い貢献をしてくれたときは感謝を伝えるという些細なことを大切にし、仕事でのやりがいを感じさせてあげたいです。特に新入社員は、行動が認められることが、右も左も分からない中で「職場で自分が受け入れられている」と感じられる第一歩だと思います。職場が居心地の良い空間として感じられることがまず大切なことだと思うので、小さな一歩でも見逃さず変化を讃えてあげたいですね。

僕自身のテーマである「より良い人間関係を築くこと」を軸に今回のブログを書きました。
今僕が上司の先生方から求められいる役割は、"上と下を繋ぐこと"です。中堅の立場になった自分が社員一人一人をよく見て、理想の教室を目指す上で指導者間での考えにズレが生じていないか、共有すべきところの意思疎通ができているかなど、みんなを繋いでいくことが求められています。その立場にいる僕がより良い人間関係をつくりあげていくことは必須です。
『仕事の質は職場の人間関係で決まる』と題名にも書きましたが、これは職場での人間関係でいろいろなことを先生方から学んで感じた、僕自身がたどり着いた確信です。米田功体操クラブの中堅として、軸になる立場として、これから増えていく部下のみんながこの仕事にやりがいを感じられる環境作りをしていきます。

久保田和貴