こんにちは!吉村美憂です。
今回私が読んだ本は、『すごい「実行力」』という本です。
やろう!と思った事をすぐに実行するのは意外と難しい事ではないでしょうか?
社会人2年目になった時、1年目を振り返ると1日24時間の中で無駄な時間が山ほどあり、やらなければならない事を後回し後回しにして期日ギリギリになる…ということが多々ありました。社会人2年目はすぐ行動して無駄な時間をなくそう!と意気込んでいましたが社会人3年目に入ろうとしている今、2年目を振り返ると1年目と何も変わっていないことに気づき、実行力を高めたいと思ったのでこの本を読んでみました。
実行力をつけるためのコツとは、
◼︎すごい動機を考える
◼︎実行できる事だけをルールにする
◼︎実行したら、自分にご褒美をあげる
◼︎すごい動機を考える
行動に直結する動機があるからこそ、人は行動し、「動機づけ条件→行動」という流れは、いかなる行動にも共通する大原則です。
例えば「仕事の能率を上げたい」と望んでいる場合、
目標→仕事の能率アップ
動機づけ条件→自由な時間を増やしたい
行動→無駄を徹底的に省く
というように、動機づけ条件を決めると行動に移すことができるようになります。
◼︎実行できる事だけをルールにする
実行力を高める上で重要なのは、「無理な目標は立てない」ことです。
スモールゴール(最終ゴールの途中に設定する中間のゴール)をいくつも作っておくことで、たくさんの成果が小刻みに得られ、途中でやめるたくなることなく長く続けられるようになります。
◼︎実行したら、自分にご褒美をあげる
行動科学における「ご褒美」とは、小さな喜びを感じる程度のささいなものの事を言い、ご褒美にお金をかける必要は全くありません。例えば、甘党の人であればキャンディー1つでも十分なのです。
何か行動を起こすたびに、カレンダーやスケジュール帳に印を付け、ポイント制で何ポイント貯まればご褒美。などと決めるとぐんと効果が上がっていきます。
他にもいくつかコツが書いてありましたが、私がまず実践してみようと思った項目を書き出してみました。本の最後に、これらを実践すると人生が変わると書いてあったので、信じて頑張ってみたいと思います。
最後に、本の中で「面白い!なるほど!」と思った話があったので紹介したいと思います。
★おばあちゃんの知恵
ご飯を食べる時に好きなおかずを先に食べる人とあとの楽しみに取る人がいると思います。
アメリカでは子どもに「嫌いなものから食べなさい」と注意するそうです。
これは栄養バランスが偏るのを防ぐ工夫で、嫌いなものだけ残して「もうお腹いっぱい」と言わないように、嫌いなおかずを食べ終えてから好きなおかずを食べさせるのだそうです。
この教えは、「おばあちゃんの知恵」と呼ばれ、アメリカ人の間に古くから流布しています。
人間には、嫌いなことや苦手な事を後回しにする傾向があり、この行動原理を「プレマックの原理」といいます。
会社でも気の進まない作業というのがあると、好きな作業から片付けていき、やりたくない作業を残してしぶしぶ取りかかりはするものの効率が悪くはかどらないということがあると思います。
アメリカのある大企業の工場で、プレマックの原理を意識した試みとして「週間ノルマを達成したら、製造ラインを停止してもいい」という大胆なルールが導入された時、働いている人たちは面倒な仕事から取り掛かるようにしたのです。その結果、稼働時間が大幅に短縮され、品質が向上し、さらには生産量も増えたそうです。
この話を読んで、苦手なことに直面した時は、おばあちゃんの知恵を思い出し、あえて苦手なことから片付けていくようにしようと思いました。
上に挙げた3つの項目と、おばあちゃんの知恵を活用して無駄な時間を省き、体操クラブにも通ってくれている子どもたちにも自分ができることはないかを考え実行していける1年にしたいと思います。
新年度もよろしくお願いいたします。