みなさんこんにちは、藤岡修です。
梅雨が過ぎ、暑い日々が続いていますね。7月はサッカーFIFAワールドカップがあり、日本中が盛り上がりましたね!僕自身、今まで体操以外のスポーツはほとんど興味がありませんでしたが、見ていて引き込まれました。見ていてそれぞれの思いが伝わってきましたし、元気や熱、感動をもらったように思います。改めてスポーツの力は、すごいなーと実感しました。
さて、今回僕が読んだ本は「働く君に贈る25の言葉」という本です。
この本は以前読んだことがあり、今回この本でスタッフブログを書きたいと思いもう1度読み返して書くことにしました。この本を読むと元気が湧いてくるような、もっと頑張ろう、もっと頑張れる、と思わせてくれる本だからです。
この本は、働き方や働く意味などが書かれていていくつも心に響いた言葉があったので書き出してみたいと思います。
・強くなければ仕事はできない。
優しくなければ幸せにはなれない。
困難な仕事を成し遂げるための「粘り強さ」、失敗しても叩かれても立ち上がる「芯の強さ」、時には自説を押し通す「気の強さ」も必要です。しかし、強さを履き違えて他者を切り捨てたり、傷つけてしまう人も中にはいます。
そうではなく、他者を思いやる優しい人こそ「この人と出会えて良かった」、「また一緒に仕事をしたい」と思ってもらえます。どのように働き、どのように生きるのかは自分自身で選び取っていくのです。
・「目の前の仕事」に真剣になりなさい。
きっと、見えてくるものがある。
仕事をする中で雑務であったり、この仕事は何の意味が、何故自分はこの作業をしているのだろうかと思う時があります。しかし、効率的にできないか、もっとより良くできないかなど工夫を加えながらやり続けるなかで成長できるのです。また、それは違った仕事をしている時にあの作業は、これに似ているな、ここにこれを当てはめてみようなど活かすことができます。
僕の1番最近のできごとでは、「夏休み宿題すごろく」だと思います。デザインや内容、いつまでに完成させるかなど工夫をしました。その作成の中で、色使いであったり、学年や年齢に対してのやってほしいことやレベルの把握など、またいつまでに完成させなければいけないという逆算することなどいくつもの教室に生かすことのできる要素が含まれているなと感じながら作成をしていました。
・プアなイノベーションより、
優れたイミテーションを。
イノベーションとは、新しい切り口や捉え方のことです。イミテーションとは、模倣や真似をするという意味になります。仕事がうまくいかないからといって、「能力がない」と考えるのは間違いです。うまくいかないのは、「能力」ではなくて「仕事のやり方」の問題だからです。この「仕事のやり方」はどう学べばいいか。他人の優れたところを真似ればいいのです。
"凡を極めて、非凡に至る"という言葉が書いてありました。自分自身、入社した時には中村先生の発想や楽しませ方、和貴先生の教室に対する情熱や言葉での表現の仕方、はやみ先生の周りを見る視野の広さと判断力や一生懸命さと、3人の先生方を沢山見てきました。そして、沢山真似もしてきました。
今の自分があり、教室中に自分の色を出せることは先生方のおかげだと感じています。また、新しく入った先生にもこのことを伝えていきたいと思いました。
・せっかく失敗したんだ、
生かさなきゃ損だよ。
失敗を恐れず、挑戦する。失敗したら、その原因やその回避方法を必死になって考える。そして、何度でも挑戦するのです。この繰り返しによってしか、私たちは成功に近づくことはできないのです。
これは、教室中に多くあることです。新しい内容や伝え方、やり方などを挑戦した時にうまくいかない場面があります。その時にどう対応するか、どう準備しておくかということなど沢山学ぶことができます。その失敗を生かすことができれば、大きな収穫を得ることができて成長することもできます。
・運命を引き受けなさい。
それが、生きるということです。
私たちは、誰しも運命を背負っています。自分が出会った人生であり、自分が選んだ人生であり引き受けるしかない。
"運命を引き受けて、その中で頑張ろう。
頑張っても結果が出ないかもしれない。
だけど、頑張らなければ何も生まれないじゃない"
この言葉が本書に書かれてありました。この言葉にすごく納得させられました。確かに頑張らないと何も生まれない、もっと頑張ろう、もっと頑張れるんじゃないかと思えた言葉でした。
・人を愛しなさい。
それが、自分を大切にすることです。
「働」という字には、「人のために働く」という意味があります。仕事とは、誰かのために動くことにほかなりません。子どもたちや、一緒に働くスタッフの助けになるために働いているのです。誰かに好意を届けようとする、その好意は必ず自分のもとへ返ってきます。だから、一所懸命に働けば、それだけたくさんの愛を得ることができます。しかし、「負」の感情にとらわれて、他者を見下したり、愚痴を言ってしまうこともあるかもしれません。憎しみは憎しみしか生みません。だからこそ、自分を磨き続けること、相手を許して愛すること。それが自分を大切にするということに繋がります。
この本を読もうと思ったのは、みなとみらい校を任せていただいて「働く」とは何だろうと考えるようになったからです。教室が上手くいかなかったり、教室意外の仕事であったり、スタッフへの伝え方であったりと、「どうしてこうなるんだろう」「自分は何をしているんだろう」と「負」の感情にとらわれていることが多くなったと感じていました。その時にこの本を読み、心に響く言葉が多く書いてありました。子どもたちに体操を通じて身体を動かすことの楽しさを伝えていきたい、教室をより良くするためにスタッフみんなでいいものをつくっていきたいと、誰かのために働いているとわかりました。そこがぶれないように、自分自身もっと成長できるよう頑張っていきます!!