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スタッフブログ

2019.06.16
『雑談が上手い人 下手な人』
こんにちは。有水愛佳です!
今回読んだ本は「雑談が上手い人 下手な人」です。
本を選んでいるときに「雑談」と書いてある表紙にひかれました。
私自身、話をするのに何を話していいのかわからなかったり、会話が途切れてしまったり、相手に申し訳ない気持ちになるので、雑談は苦手だなと感じるときがあります。

普段の授業前後に会員の方と話す時間があるので、そのときに何気なく子どもの事を保護者の方に伝えたり、子どもたちが普段どのように過ごしているのかなど、雑談を交えながら自然に話したり聞いたりすることができれば、授業の中にも生かせるのではないかと思いました。


この本は6つの章にわかれていて、各章のテーマごとに5つから6つの雑談が上手になるポイントが書かれています。
1つのポイントが2~3ページに上手な人と下手な人の比較などが簡単に分かりやすく書かれているので、飽きやすい私には読みやすかったです。

読んでいくと、「あ、これはできてる!」「こうやって話をしていくのか」「相手からこんな、ように話されたらもっと話したくなるな」など、実践したいな、と思う事が沢山ありました。そのなかでいくつか紹介したいと思います。

「どんな人のどんな話でも、まずはいったん全部話を聞く」
聞くという行為は相手を受け入れること。
全部聞くことで相手の気持ちや考え方がわかってくるそうです。最後まで話を聞かず早とちりをしてしまったり、相手の気持ちをくみ取れなかったり、学生の頃の私はよくありました。
この失敗からの経験と本を読んで、私は人と話をするとき相手の話を聞くことで、もっと話をしたいなと感じてくれたり、それが信頼に繋がったりすると思うので、話をする・雑談をする上で一番大切だと感じます。

「オーバーリアクションでほどよい「間」をつくる」
表情・声のトーンを使うことで感情を伝え、さらに感動詞を使うことで「間」が生まれ、間を使うことで話を聞き取りやすくしてくれる。さりげないオーバーリアクションで、相手の心を揺さぶり、感動の深さを伝えることができる。と書かれています。
私の友人はさりげないオーバーリアクションのできる人なのですが、その友人と話をしていると楽しいし、もっと話したいなと毎回思います。友人が意図してなかったとしても、本を読んで、さりげないオーバーリアクションをすることでこのような効果があったのか!と驚きました。
これは雑談でなくても、授業の時に子どもたちの興味を引きたいな、もっとわかりやすくしたいなというときに使うことができれば簡単に、しかも伝わりやすいのではないかと思いました。

「とにかくポジティブな気持ちで話す」
雑談の上手い人は認める言葉をかけて相手を元気にさせます。
・いつもがんばっていますね。
・このお店の料理、美味しいですね。
・楽しいですね。
このように言われたら純粋に嬉しいですよね?
雑談の下手な人は、プレッシャーをアタエルような言い方になります。
・がんばっていますかー。
・美味しいですかー。
・楽しいですかー。
誘導尋問とまではいかなくても、語尾に圧力を感じるため、相手はイエスと言わざるをえなくなります。最近頑張れなくて。ちょっと味が濃いかも。まあまあ楽しいです。なんて答えたら大変なことになりそうだと思うからです。
たった1つの語尾が、受け取る印象の明暗を分けてしまうのです。
と著書に書かれています。
これを読んで、私なら後者の方は答えに困るのと、会話が続かない気がするので、これからはあまり話しをしたくないなと思ってしまいます。反対に前者の方は、褒めてもらえてる。もっと頑張ろうなど受けとる側もポジティブになれるので、元気になったりするなと思いました。
また、少しの語尾の違いでこんなにも受け取り方が違うのに驚きました。自分の話す言葉に気をつけていきたいと思います。

他の人がどのようなテクニックを使って話しているのか、相手はどのような受け取り方をするのか考えながら自分のものにして、もっと話をしたかったなと思ってもらえるように、試行錯誤していきたいと思います。