こんにちは、西村由貴です!
初めてブログを書かせてもらうので多少緊張していますが読んで頂けたら幸いです。
カートにそんな先生いたっけ?と思われる方も多いと思うので軽く自己紹介します。
普段私は、TOMAS体操スクールに指導に行っているのでカートには短期やイベントの時にしかいません。
家族構成は夫、長女(中1)、長男(小5)の4人家族です。
あまり出没しないレアキャラみたいな感じですが、見かけたら是非声をかけてください!!
さて今回、私が読んだのは「あなたのチームは、機能していますか?」という本です。
この本。
チームと呼べるもの全てに言えることが、書かれているという印象です。
私にとって、あてはまることがほとんどでとても共感できる内容でした。
と同時に足りないところが明確になりとてもプラスになりました。
この本は、物語形式になっていて機能不全に陥った会社をある1人の女性が立て直す内容になっています。
その会社というのが
・経験も才能も豊かな経営陣
・潤沢な資金
・技術力の優れた人材
・広い人脈
と非の打ち所がない会社なのですが、売上高と顧客獲得の両方で他社に遅れをとっているのです。
他社より優れているのに結果が伴わない理由を主人公の女性は以下のように言っています。
①信頼への欠如(完全無欠)
チームのメンバーが互いに自分の間違いや弱みを隠そうとする
②衝突への恐怖(表面的な調和)
信頼の欠如したチームは腹を割って激しく意見をたたかわせることが出来ず、あいまいな議論や慎重な発言が多くなる
③責任感の不足(あいまいな態度)
オープンな激しい議論の中で意見を出さなければ、表面的には同意しても本当にその決定を支持し責任感をもつことはできない
④説明責任の回避(基準の低さ)
明確な行動計画に責任をもって取り組んでなければ、いくら集中力と意欲を持った人でもチームのためにならない行動や態度をとった仲間をとがめるのに躊躇する
⑤結果への無関心(地位と自尊心)
チーム全体の目標より個人のニーズ(自尊心、キャリア、評価など)や自分の部門のニーズを優先させる
この主人公の女性、シンプルで一貫した考えの持ち主でバラバラな方向を向いていた部下たちを最終的には同じ方向を向かせ結果を出します。
チーム一人一人の人間性を把握し、長所と短所を見抜き、その上でチームに足りない明確で単純な方向性を示し、モチベーションを上げていきます。
そして、会社をチームとして機能させて行くのです。
女性の気持ちの葛藤や考えも描かれていてとても共感出来ました。
この女性は雇われているので結果を出すのは当たり前の事です。
でも私は結果を出すことが全てではないと思います。プロセスが重要だとも思っています。
ただ、同時にそのプロセスが間違っていたら結果は出ないとも思っています。
・やらなければいけないのに、まだ大丈夫だと思って後回しにしている事
・伝えたほうがその人の為になるのに、人間関係を気にして見て見ぬふりをしている事
・単純で当たり前のことをやり続けることの難しさ
・単純な課題を見出すことの難しさ
・出来ていると思っていることが自分基準である事の危うさ
上記の事をこの本を読んで改めて痛感しました。
私は家族に対して遠慮はしません。
感情的に話してしまう事も多々あります(言ってからすごく反省して自己嫌悪に陥ります笑)
子供に対しては耳の痛いことばかり言っている気がします。(これも自己嫌悪です)
逆ももちろんあります。
それでも、関係は良好です。
それは信頼関係があり、絆があり、想いが伝わっているからだと思います。
私が関わるチームが、そんな家族と呼べる存在になれればいいなとこの本を通して思いました。