こんにちは、藤岡修です。
皆さま、明けましておめでとうございます!2019年はどうでしたか?僕自身は、色々な変化や経験、チャレンジをしたりとあっという間に過ぎたように感じました。今年、2020年は自国開催のオリンピックがあり、第2回High-Fiveもありますね!また、米田功体操クラブでは江古田教室もスタートします。2020年も変化や楽しみがたくさんあり、楽しみです!!
さて、今回僕は『あなたのチームは機能してますか?』という本を読みました。
はじめにこのような格言が書かれていました。
『組織のすべての人間におなじ方向を向かせることができれば、どの業界でも、どの市場でも、どんな競争相手に対しても、どんなときでも、圧倒的に優位に立てる』とありました。どれほどチームワークというものが重要なのか、ということが書かれていると同時にこのようにも付け加えられていました。チームは不完全な人間で構成されているため、本来、機能不全を起こすものだ、とありました。その機能不全は、5つに分けることができます。これらは相互に関係しており、5つのうちの1つでももろい部分があれば、チームは機能しません。では、その5つの機能不全を説明していきたいと思います。
1.信頼の欠如
第1の機能不全は、チームメンバー間の信頼の欠如 。
チームメンバーが、互いに自分の間違い、弱みを隠そうとして心を開けないと、信頼の基盤を作ることが出来ない。
2.衝突への恐怖
第2の機能不全は、衝突への恐怖 。
信頼の欠如したチームは、表向きの調和を守ろうとして、腹を割って前向きに考えをぶつけ合うことが出来ない。
曖昧な議論、慎重な発言が増える。
3.責任感の不足
第3の機能不全は、責任感の不足 。
健全な衝突がないと、会議中で決定したことに対して、その決定を心から支持し責任感を持つことが出来なくなる。
4.説明責任の回避
第4の機能不全は、説明責任の回避 。
全員が計画を明確に支持していないと、チームのためにならない行動・態度を取ったメンバーに対して、責任を追求することが出来なくなる。
5.結果への無関心
第5の機能不全は、結果への無関心 。
互いの説明責任を追求しないと、メンバーがチーム全体の自尊心や目標より、個人の自尊心やキャリア、周りからの評価などを優先させることになってしまう。
またこの本の最後の部分では、逆の見方をしてもよい、とこのように書かれてありました。
1.互いを信頼する。
2.アイデアをめぐって遠慮なく衝突する。
3.決定や行動計画に責任感を持って取り組む。
4.計画を守らなかった場合、互いの責任を追求する。
5.チーム全体の結果を達成することを重視する。
これらは、単純だが理論上の話であり、実際には極めて難しい。それは、チームでは実現できないほど高いレベルの自制心と根気が必要とされるからである。
この本を読んで、先生たちとのミーティング、みなとみらい教室での振り返り(その日の授業がどうだったかを話し合う時間)が思い浮かびました。僕自身、相手に対して気を遣って伝えられなかったり、自分の考えを発言できなかったり、振り分けられた仕事に対して追求できているか、決めたことに対して全員が責任感を持って取り組めているか、色々な場面が思い当たりました。
僕自身、改善していかなくてはならないですし、周りの先生たちにも求めていかなければならないと感じました。
なぜより良いチームワークが必要なのか、それを考えた時により良い教室を求めて、指導者間のチームワークは必ず必要になってくるからです。それは、授業中の指導者間の連携や先生たちのそれぞれ良さを惹きだすこと、それによって教室全体の雰囲気や明るさや元気良さ、楽しさなどそういったことに繋がります。
より良い教室とは、体操を通して子どもたちに身体を動かす楽しさを伝えること、それは何よりも子どもたちが"笑顔"かどうかだと思います。
それを1番に考えた時にやっぱりチームワークは、大切なことで必要不可欠なことだと感じました。みなとみらい教室の担当になり、立場や見方が以前とは変わってきて、もっと成長していきたいと強く感じています。2020年もより良い教室を目指して頑張りますので、宜しくお願いします!