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スタッフブログ

2010.10.22
「指導で意識すること」
こんにちは、中村です!少し寒くなってきましたね!
最近僕は、産まれてから1度も花粉症になっていなのに奏先生に、中村コーチ花粉症じゃない?と言われてもしかして俺、花粉症?って思っている中村です!

冗談はさておき、今日のテーマ「指導で意識すること」を進めたいと思います。

米田功こども体操教室がスタートしてから早くも7ヵ月が経ちました!
体操教室に参加してくれる子どもたちの人数もどんどん増え、とても賑やで毎週楽しみにしています!

今回僕は、「指導で意識すること」をテーマに書きたいと思いますが指導をテーマにする内容は2回目なので、前回のブログも1度振り返り、今回のテーマに移りたいと思います。まず初回の方に書いた指導関連ブログは「効果のあった言葉がけ」です(詳しくは4月26日のブログをご覧ください)この言葉がけを指導に活かしてみると特に、2つの方法に効果がありました、1つ目は「点数を付ける」方法です。
点数を付けるタイプの楽しさは、点数で評価されること
・1回目より2回目を越えられるか!という楽しさ
・点数を聞く前のドキドキ感
が楽しいみたいで人気があり1本1本頑張れます。でも、みんなの前で点数を言い過ぎると、競い始めるので気を付けて下さい(笑)
2つ目の方法は、「子どもは目立ちたがり屋」です。
・上手に出来ていた子に、みんなの前で見本をみせてもらう方法
ですが、僕にも出来るという気持ちの表れからみんな上手にやろうとして、技への意識が変わります。言葉1つ、行動1つで意識が変わるってすごいですよね!もっとこのような方法を探っていきたいと思います。

今回の指導関連ブログは、「指導で意識すること」をテーマに書いてみました!
4月のスタートした当初に、僕が意識していたことは、「楽しい授業」と「目の前の子どもに伝える」が1番になっていました。
米田功こども体操教室がスタートしてからは、素晴らしい女性スタッフ2名(奏先生・瀬尾先生)とユーモアな考えを持つ米田先生、僕の4名で教室終了後に教室の振り返りを行い、反省と課題が話し合われます、まずそこで感じていた自分の課題を振り返ってみます。
4・5月の課題
僕はメインコーチなので、1人の子どもに集中せず全体をよく観てサブコーチを使い教室をスムーズに回すことが課題でした。
6・7月の課題
全体を見ながら、子どもたちに注意を払う(ふざけている子や遊んでいる子に注意を払っていました)が課題でした。
8・9月の課題
運動量を増やしスピード感のある指導を行うことが課題でした。
7ヵ月間は主にこの課題を意識していました。 


では現段階までで僕が考えた教室の指導ポイントを書いていきたいと思います。
よい教室を行う為には、内的要因と外的要因があると思います。

1)内的要因は→プログラム・教室の回し方・器具の配置・子どもの流れなど教室をスムーズに回す為の準備だと思います。
①プログラムを作成する注意点
 復習練習→技の確認や未完成な技の練習
 能力向上→能力や身体への意識を上げる為の練習
 技術面→保護者の方が教室に期待する内容
 ドキドキ→子どもがドキドキする楽しい内容
★この4つの項目が入っていて特に、技術とドキドキする内容がバランスよく入っていることが大切だと思います。
②運動量を上げる為のポイント
 先生と器具の配置→全体を把握出来、子どもにすぐ指示を出せる先生の位置と器具の配置
 子どもの流れ→スムーズに流れるシンプルな方法
 各自で出来ることは各自で練習(最後にチェックする)         
  
2)外的要因は→声の出し方や声のトーン、指導のメリハリ・指導技術など現場に関わることだと思います。
①内容・ポイント・ルールを伝える
 ・内容・見本を見せる(何回もしている技はポイントとルールのみ)
 ・ポイントを伝える(どこを注意して実施するか!何回もポイントを伝えている技には質問する)
 ・ルールを伝える
 ・スタート場所や待機場所、通るルートなどのルールを伝える
②指導中の注意点
 ・取り組んでいることが、集中して出来ているか!
一つの練習が意味のある練習になっているかを瞬時に見極めることが大切だと思います。(集中して出来ているか?だらけていないか?)練習になっていないと感じたら、発表会や上手な子に見本を見せてもらいその場の空気や意識を変える行動を取る。
 ・楽しい雰囲気とふざける雰囲気
僕自身も楽しい雰囲気は好きですが、ふざけるに変わってからでは怒るという行動を取らないといけません。楽しいがふざけるに変わる前に、注意だけで子どもの意識を変えていければ良いと思います。  
③遊び心を持って、声のテンポを速く教室を回す
どうしても受け身の時や、何かに集中してしまう時は、声のテンポが遅くなり子どもたちの意識も下がります。遊び心を持って(こんなん出来るって?)って気持ちと声のテンポを早く意識して教室を回すことで、子どもたちは気持ちが高ぶった意識のまま練習出来ると思います。
    
ここまでのまとめた内容が、教室後の振り返りで先生方に助言を頂いたことや自分が感じた事です。その中から大切だと思うポイントをまとめてみました。
振り返りがあってこそ指導で意識したいポイントがはっきりしてきたと思います。
何かを指摘されることや教えられる環境って、自分が成長出来て本当にすばらしいと思います。米田先生は言っていました、知らないより10年後知らないことの方が恥ずかしい!また、そんなこと知らないのと思われても、逆に「そんなこと知っているの!」と相手の事を思えと話していました!共感出来る考えだと思います!

米田功こども体操教室が目指す、様々なスポーツに適応出来る運動能力の向上・技術面の上達・教育・人間形成の一場面として教室にテーマに持って行うことを継続し、今回まとめた教室で意識することを、実行することで、高い完成度の教室を実行していきたいと思います。
今回は、体操の指導に関連するブログを書きました、体操の指導に携わる方に少しでも活かして頂ければ嬉しく思います。