こんにちは!
長田瑞稀です。
今回は " 1秒で「気がきく人」がうまくいく " という本を本をご紹介していきます。
なぜ私がこの本を手に取ったのか、それは私自身、足りていないところだと思ったからです。
私が思う"気がきく人 " とは" 頭の良い人 " なのだと、思っていました。
皆さんが思う気がきく人とはどんな人ですか?
私はこの本を読んで、「気がきく」とは、やさしさを、【行動、言葉、態度で表現する】ことだと知りました。
ご紹介したいものはたくさんありますが、特に心に残ったものを2つご紹介していきたいと思います!
まず1つ目は、「3かん」を心がけるだけで、「味方」が、どんどん増えていく というものです。
3かんとは…
①「共感」子どもたちの思いに共感する
②「共汗」子供たちと一緒に汗を流す
③「共歓」子どもたちと一緒に喜び楽しむ
です。
他人への「きょうかん」は、人と人の結びつきを強くする。
他人に「きょうかん(共感/共汗/共歓)」するとは、言い換えると、「相手の立場になる」ことです。
だから、「3かん」を心がけて人と接すれば、相手の気持ちがわかるようになるのだそうです。
そう考えると、米田功体操クラブでは、この「3かん」を当たり前のように先生達全員がやっていることに気が付きました。
子どもたちの意見や感情に共感し、一緒に汗を流しながら動き、練習していた技が完璧に出来た時、前回よりも良い動きが出来た時は一緒になって喜び、楽しみ、寄り添う気持ちを持って「同じ感情」を分かち合っています。
今まではこの「3かん」を知らずにやってきましたが、このことを知ってからの教室は、今までに増して子どもたちと接する時間が楽しみで、一人一人の気持ちや感情をよく考えるようになったり、体操に関係ない話をしてその子のことを深く知れたりと、自分の中で子どもたちへの愛が深くなったように思います!
そして2つ目は、相手を責めるより前に、「自分を見直す人」が成功する
これは、何か失敗した時、上手く物事が進まない時に、自分はどう考えるかという内容です。
少し専門的になりますが、心理学に、「ローカス・オブ・コントロール」という概念があります。ローカスとは、「所在」という意味で、「統制の所在」などと訳されます。
この概念は、自分の行動をコントロールする「意識の所在」を、「自分」と「他」に分類する考え方です。
「コントロールする力が自分にある」と考える【自己解決型】、「コントロールする力が外部にある(環境や他人の行動など)」と考える【他者依存型】に別れます。
「自己解決型」は、物事が失敗に終わった場合でも、「責任は自分にある」と考え、「次は失敗しないようにしよう」と行動を変えようとします。
ところが、「他者依存型」は「自分に非はない」と考えているので、自分の行動を変えようとはしません。だから似たような失敗を繰り返しがちになります。
この文章を読み、私はどちらだろうと考えた時に、私は自己解決型だと思いたかった。次は失敗しないようにしようと行動を変えたことはあったけど、振り返ってみると、他人のせいにして、自分は悪くないと思っていた時もあったなと思いました。
こどもが言う事を聞かないのは、しょうがないとか、この子はこういう子だと決めつけて自分は悪くない、しょうがない事なんだと思い込み、自分の責任から逃げていました。
でもこの問題の原因を「自分の責任」ととらえ、「この問題に対して自分は何ができるだろう?」ともっと考えていたら、もっと良い結果が出ていたかもしれないです。
他人をかえることはできない。結果を変えたいのなら「自分を変える」しかないのだと気付かされました。
何か上手くいかないことがあった時、失敗してしまった時は、まず自分に目を向けて、「自分の考えに問題があったかもしれない。もっと工夫してみよう。」と自分の中に原因をみつけて行動していこうと思います!
こどもたちが笑顔で楽しんで授業が受けられるよう、私はもっと成長していきたいです。
人は十人十色。一人ひとりに合った対応、言葉がけを心がけ、より良い教室にしていきます!
「気がきく人になりたい」そんな思いから手に取った本です。今回ご紹介したこと以外でも、たくさん参考になることが書いてありました。
「相手を元気にするような笑顔で接する」
「相手の心が明るくなるような挨拶をする」
「相手が喜ぶような思いやりの言葉をかける」
「自分がされて嬉しかったことを次は自分が誰かにする(人の良い所をすぐに取り入れる)」
こうして見てみると、大きなことをしようとするのではなく、日々の「小さなことの積み重ね」こそが人の心をあたたかくしているのだと気づきました。
私も気がきく人になる為、日々の積み重ねを大切にし、私と出会った全ての人が幸せな気持ちになってもらえるよう、頑張っていきます!