こんにちは! 小川 奏です。
1月はあっという間に過ぎてしまって、もう2月ですね!新年になり先生方が新しい目標を発表されているので私も!!と思い色々と考えてみましたが、思い浮かんだのは「穏やかに過ごす」でした。今年は生活が少し変っていきそうな予感がするので、常に心に余裕を持って穏やかにいきたいな~と思ってこの目標にしました。
中村先生のランニングに負けない具体的な目標は・・・機械に強くなる事!かな。せめて携帯やパソコンが使いこなせるように頑張ります。
さて、今回のブログテーマは「変化」について書いていこうと思います。
「変化」とはまさに変わる事、変える事を意味します。歌詞の中で「変わる事が大切」「変わらない事が大切」ってよく出てきますが、どっちなんだろう?と考えた事はありませんか?大人になって少し考え方も成長して、変わる事と変わらない事の両方の大切さが分かってきましたが、昔は「どっちや?!」って思っていました。(笑)
その「変化」について、体操教室の観点から少し考えていきたいと思います。
体操の練習の中では「変化」を常に求めます。より高く、より美しく、より難しい技を、今よりも「もっと」を考えて練習している選手はきっと強くなります。米田先生の前回のブログに「勉強をやめてしまったら終わりだと思っている」とありますが、これも同じ事だと思います。「こうなりたい!」と思うと、その為に必要な「変化」を考えます。こうなる為にはまずここを変えよう、と考え行動する。これを積み重ねる事が目標や目的を達成する力になっていくのだと思います。
そこで、「変化」を求める事について、私の愛読書「スラムダンク勝利学(1回目のブログに登場しています!)」でなるほど~と思った文章があるので紹介したいと思います。
勝利を手にする為に必要な、それにふさわしい自らの変化をいつも求めているのです。従って変化を感じる能力、変化を楽しむ能力こそが、追い求める結果を手に入れるために必要になってくるということです。
とあります。「勝てなかった」と嘆くよりも、勝つためにふさわしい変化をしたのかどうかを振り返る事が大切ということですね。
変化を感じる能力、変化を楽しむ能力は向上心「もっと」を考えられる人が持っている能力なのかな?と思います。
体操教室でこんな事があります。とび箱が跳べるようになった子どもが、嬉しくて何度も練習します。そのうちに勢い余って前にゴローン・・・コーチも慌てて補助に入ります。見ていたお母さんは「また調子に乗って・・・」と少し呆れ顔です(笑)
でも、この失敗はすごい事だと思います。何度も練習をして「もっと高く跳びたい」「もっとかっこよくやってやろう」と変化を求めての失敗だからです。私はこんな時に「いい失敗だね」と伝えます。子どもの勢いは止まらないので「次はここに気を付けよう!」と考え、さらにいい練習をします。こんな時にかけるアドバイスは普段の何倍も効果があるように感じます。
子どもの練習を見ていると「変化」を求める事はとても簡単な事に思えます。しかし、大人になり色々な事を考えてしまうと変わる事を躊躇してしまったり、変化を楽しむ余裕が無くなっている様な気がします。そんな時こそ新しい「変化」を求め「変化」を楽しめるようにこれからも頑張っていきたいと思います!