こんにちは。
塚本翔大です。
入社して4ヶ月が経ちました。
経験する全てのことが新しいことの毎日で、感動と楽しさを感じているうちに気づけばすっかり夏になりました。
今回ブログを書くにあたって、読書が好きなのでどの本について書こうか少し悩みました。
最近読んだ本について書くのもいいかなとも思ったのですが、初めてのスタッフブログは昔読んで以来私が大切にしている本について書こうと思います。
その本は『見えない壁を壊す! 敗者を勝者に変える米田式メンタルメソッド55』です。
著者は米田功さん……、そう、米田先生です。
私がこの本を初めて読んだのは中学1年生の時で、以来選手生活の中で大切にしてきました。
そしてCARTWHEELLに入社するきっかけにもなりました。
そんな大切にしてきた本を社会人になり改めて読むと、学生の頃とはまた違った視点で読むことができました。
今回は本の中で私が特に大切だなと思った項目についていくつか抜き出して書きたいと思います。
○大きな変化よりも小さな変化に気づく
教室で子どもをみていると新しい技ができた瞬間がやってきます。
その瞬間は体操の最も魅力的な瞬間の一つです。
「できた!やった!」という喜びは本人にとって楽しさと達成感や自信を与えてくれます。
さらにその感情は周りの人間を巻き込んでその場をものすごく充実した空間にしてくれます。
しかし新しい技ができるという出来事は実際そうそうよく起こることではないのです。
ではどうすればそのような充実した空間を日々の教室の中で生み出せるのでしょうか。
それは小さな変化にどれだけ目を向けられるかだと思います。
本の中には、『小さな壁を日々確実に越えていくこと。それを続けていけば、大きな変化と成長を確認し、「できる自分」に気がつく』とあります。
子どもはすごいもので、大人が想像するより遥かに早い速度で成長や変化をしています。
その変化の一つ一つに目を向けてあげて、成長を伝えてあげることができれば、新しい技ができた時のような充実した空間を毎回の教室の中で生み出せるのではないかと思います。
○苦手より得意分野を徹底的に磨く
4ヶ月間を過ごしてきて、自分の先生としての良い持ち味の部分や、逆に他の先生方に「こうした方がいいんじゃない?」とご指摘をいただく部分などいろいろな面が見えてきました。
時には「これでいいんだろうか…」と悩む部分も出てきました。
しかしそんな時でも教室に入ればたくさんの子どもが笑顔を向けてくれます。
そんな時に私自身が不安だときっと子どもたちの笑顔も曇ってしまいますよね。
本の中には『「これだけは負けない」というものが、自分を支える』とあります。
私の先生として今自信を持って良い部分だと言えるのは元気な声です。
なのでまずはその部分を徹底的に磨いてどの先生よりも元気な先生だなと思ってもらえるようになっていこうと思います。
○達成感は全力を尽くすことでしか得られない
毎日授業が終わって1人になった時に、今日の自分はどうだったかなと考えます。
その時に「今日の授業はすごく楽しかったな」と思うことがあります。
それは自分自身が全力で子どもたちのために良いことは何かを考えて授業をやり切ったことからくる達成感だと思います。
そう思えると次の日も仕事に行くのが楽しみになります。
本には「結果で物事が左右されるのではなく、その過程でどれだけ全力を尽くして、最後までやり切るかということが、その後を左右していく」とあります。
全力で準備して、全力で元気に、全力で褒める… それが毎日できれば、毎日達成感を得ることができると思います。
そんな充実した日々が送れるように毎日全力で子どもにぶつかっていこうと思います。
たった3つのメソッドを抜き出してみてもこれだけ思うことがありました。
私はまだ入社して4ヶ月の身なのでこれからどんどん成長していけると思います。
今よりもさらに良い教室を生み出せる、さらに良い「翔大先生」になれるようにこれからもどんどん頑張っていくのでよろしくお願いします!