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スタッフブログ

2021.09.08
「お話上手さん」が考えていること
こんにちは!優斗先生です!

うだるような暑さがつづいておりますが、夏バテなどなさってはいらっしゃいませんでしょうか。
こまめに水分補給をして熱中症対策をしましょう!

社会人も2年目になって仕事でもプライベートでも人との関わりが増えてきました。
その中で自分の感じてることや考えていることを相手に伝えることが意外と難しく感じることも増えてきました。

学生時代は同じ学校、同じ部活など似たようなグループ内でのコミュニティが多くを占めてしましたが、社会に出ると全く違うコミュニティも多くなり、今までの狭いコミュニティの中では伝えられていたことが社会に出たら伝わらない。

その経験から上手く人に伝えるにはどうしたらいいのかと考えるようになりました。

そんな時に手に取ったのが、
〖「お話上手さん」が考えていること〗です!
この本に登場するおばけが人とのコミュニケーションに関する10個の問題を解決していくストーリー性のある内容になっています。
どれも甲乙付け難い内容だったのですが、その中でも教室内で活かせると感じた物を2つ紹介したいと思います。

①言葉の盾を装備する
ここでは、自己肯定感に関する内容になっていました。
言葉の縦とは、言われた本人に自信がつくような言葉をかけることだと書かれていました。
日頃から継続的に多種多様な角度から褒めることによって良いセルフイメージを作ること、すなわち自分を評価できることが自己肯定感を高めることに繋がり、厳しい状況に置かれても前向きな発想が可能になるというものでした。

米田功体操クラブのテーマにも「プラスの言葉」があります。
僕が教室で、子どもたちとコミュニケーションを取る際に1番気にかけてることかもしれません。
それは……

とにかく褒めること!

良かった所、頑張ってる所をいち早く見つけて声をかけること!
これは学年問わず心がけていることです!
その時に子どもたちが嬉しそうにしてくれると、こっちまで嬉しくなりますね。
子どもたちはもっと良い所を見せたいし、認めてもらえれば自信に繋がってもっと頑張ってくれる!だからもっと良くなる!

これが僕の理想とするサイクルです!

②アドバイスには種類がある。
まずアドバイスには3種類あるそうです。

・カウンセリング・・・具体的な助言等は行わず、相手の気持ちを聞いて寄り添うこと。信頼関係の構築が目的
・コーチング・・・本人の気づきを引き出すこと。感情のコントロール、本人の知り得ない情報を与えること。自らの働きかけで問題解決を促すのが目的。
・コンサルティング・・・手取り足取り「手段」を教えること。他者による問題解決。

この本では、この3種類のアドバイスを段階的に行うのがオススメのアドバイスだと書かれていました。
カウンセリングで信頼関係の構築、コーチングで自発的な解決策や気づきを与えてもらう。それでも足りない部分をコンサルティングで補うという流れでした。

この文章を読んで感じたことは、
アドバイスをしようとする際、冒頭からコンサルティングをしてしまうと、アドバイスを受けた側は「自分の気持ちをくんでくれもせず、速く問題解決をしようとしている」と私なら思います。

でも、一言「大変だよね」、「難しいよね」と寄り添ってくれたら印象はかなり変わってくると感じました。

子どもの気持ちに寄り添う。
これができるようになってきたら指導者として人として大きく自身の成長につながると思いました。

以上の2つを今回はご紹介させて頂きました。

まだまだ発展途上の私ですが、今回の著書から学んだことを活かして自己肯定感アップ、運動能力アップに努めていきたいと思います!
最後までご拝読頂きありがとうございました!