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スタッフブログ

2023.04.01
『付加価値のつくりかた 一番大切なのに誰も教えてくれなかった仕事の本質』
『付加価値のつくりかた』一番大切なのに誰も教えてくれなかった仕事の本質 田尻望

 今回、私がこの本を選んだ理由は、体操がもっと人気スポーツになったら良いな!たくさんの人に体操を見てもらいたいな!という思いや、人と同じことでも、付加価値をつけてより多くの人に良いな。と思ってもらえることをたくさんしていきたい。付加価値の作り方をきちんと理解し、思考の幅を広げて、考えて行動していきたいと思ったからです。
 
 さて、この本の内容について私なりにまとめていきます。

 本を読む前の私は、そもそも付加価値とは何なんだろう?という所からのスタートでした。
付加価値とネットで検索すると生産過程で新たに付け加えられる価値。他とは違う何らかの独自の価値をサービスなどに付け加えること。などと出てきます。

この本には、初めに、ニーズとは何なのか。何に価値を感じるのか。何が価値で、どこからどこまでが付加価値なのかなど、グラフ付きで分かりやすく説明が書いてあります。
付加価値を提供していくためには、何がお客様にとって付加価値なのか知る必要があります。
その答えは、「原価」の上〜「お客様のニーズ」までの部分です。お客様のニーズを超えた部分は付加価値ではなく、ムダ。と書いてありました。
また、作者である田尻さんの経験、キーエンスという会社がなぜ凄いのかについても書いてあります。
この本の中で印象に残ったことをいくつか紹介していきます。

 ニーズの裏にある「感動」こそが、付加価値の最小単位。
本では、エイブラハムの感情の22の階段の表が載っていて、人は、感情が、下から上のステージに動いたときに感動を覚える。そして、人は自分が感動、感情の動きが得られることに対して価値を感じ、お金を支払う。と書いてありました。
 私は、スポーツには、人を元気にしたり、感動を与えることが出来るので、すごく価値があるものだと思っています。
どんなに小さな大会でも、選手が持っている力を出し切る、自分を最大限に表現している姿を見たら、人は感動すると思うからです。
たくさんの人の感情を動かすことの出来る素晴らしい競技だと思うので、もっと発信していき、体操競技を見てもらいたいと思います。
また、選手は大会のレベル関係なく、見てくれている人の感情を動かせるような演技をする。子どもでも、価値のあることをやっていると自覚して最大限にアピール出来たら良いなと思いました。

 最小の資本と人で、最大の付加価値を上げる
これは、キーエンスが経営上大切にしている経営理念です。
①売上5億円 利益1億円
②売上3億円 利益1億円
売上だけを見たら①の方が良いかと思われますが、同じ利益を生み出すためにかかった資本と工数、労働時間が少ない②の方が効率が良い。
 練習時間を長くしたり、回数を多くするのではなく、最小限の練習で最大の感動を与えられるような演技を出来るようにする。これが出来たら体に負担も少なく、効率の良い練習だと思います。

 世界初、業界初で、付加価値戦略と差別化戦略を両立する。
「付加価値戦略」=あなたの役に立ちます戦略。
「差別化戦略」=他とは違います戦略。
まだ誰も叶えたことのない未知の顧客ニーズを満たす。他とは違う。この二つを両立し価格競争に巻き込まれることを抑制している。
 体操で言うと、感情を動かす演技をしながらも、人がやっていない技をやる。新技をやる。といったところでしょう。他とは違う自分にしか出来ないことで勝負する。

「わかっている」と思った瞬間にニ流になる
ニーズの探求に終わりはない。わかっていることもある。しかし、まだまだわからないこともある。だから、もっとわかろうとし続ける姿勢でニーズを探求し続けることが重要。
 指導の現場でも、色々なアプローチの仕方があると思います。わかっていると思わずに、もっとわかろうとする。器具や技の発展により変化していく技術など。もっともっとと思って探求する。

この本を読んで、体操と繋がるところがたくさんあるなと感じました。ビジネス本など面白いことがたくさん書いてあるので、これからもっと読んで色々なことを学んでいきたいと思いました。

野田 咲くら