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スタッフブログ

2023.03.01
『CHANCE』
こんにちは!
浜砂先生です!

昨年の4月よりカートウィールで体操とスイミング両方の先生をすることになりました!
少しずつですが、自分のことを知ってくれている子ども達が増え、嬉しく思っています。
昨年度までは、challenger cupにも参加している『徳洲会体操クラブ』というところで体操の指導者を7年程行っていました。
『徳洲会で学んだ指導』×『米田での新たな挑戦』を糧に、子どもたちの可能性を最大限に引き出せる指導者を目指していきます!

さて、今回私が手に取った本は、
犬飼ターボさん著書の『CHANCE』という一冊です。
この本は、経営者として成功している弓池という人物が、主人公である泉を成功へ導いていくと言う物語です。
私自信、今年度から初めての水泳指導へのチャレンジ、新たな環境での体操指導と、不安でいっぱいの1年間でした。
しかし、このきっかけも成長する『CHANCE』の一つだと思い、どこかにヒントがないかと、この本を読み始めました。
その中から、今の自分にビビッときた部分を3つほど抜粋して、紹介したいと思います。

①『成功を呼び込む話し方』
『恐怖心を生み出しているのは、必要のない自尊心。まるで壁のシミを見て幽霊だと怖がるのと同じ。人からどう思われるかと言うことは幸せとは関係ない。どうでもいいことだよ。』

この文章を読んだ時、シンプルにその通りだな、、と考えさせられると同時に、これまでの指導歴や、プライドが色々なものを邪魔していたことに気付かされました。
『上手く指導しよう』
『あれだけやってきたから大丈夫』
『周りの先生みたいにできるのか』
…そんなことばかり考えていた自分がいました。
しかし、今私自身が向き合っているのは目の前の『子ども達一人一人』です。
自分がイメージしていたのは、外から見た私自身でした。本当に大切なのは、目の前の子ども達一人ひとりに寄り添うこと、伝えたいことを伝えること、一緒に楽いと思える空間にすることです。

すごく当たり前のことですが、何かに期待したり、新しいことに挑戦したりするとき、こう言った感情になりやすいですね。
本当に大切なことは、『自分自身を忘れないこと』だと改めて感じました。

②『構えて、撃って、狙いを定める』
『ホームランではなくヒット。天才を除いて、成功者はみんな『構えて、撃って、狙いを定める方式』。いくら考えても結果を知ることはできない。少しずつ中心に近づけていくんだ。』

この文章は、なるほど、と考えさせられた部分でした。
大抵のことは、
『構える→狙いを定める→撃つ』だと思っていましたが、
『構える→撃つ→狙いを定める』と書かれています。
たしかに、準備を完璧にすることはもちろん大切です。不安要素をなくし、よりイメージ通りに物事を運ぶことができるようにすることで、理想としたものに近づけることができます。
しかし、実際現場に立ってみると、予想外のことは山ほど起こり得るものです。その時に、撃たずに終わってしまうことほど勿体無いことはありません。
『いくら考えても結果を知ることはできない』と書いてある通り、行動することによって得られる経験と結果があります。それをもとに、自分の思い描いている中心に近づけていくことも大切なきっかけだと考えさせられました。

③『障害の中にこそチャンスがある』
『どんなことが起きようと、すべては順調に進んでいると言うことを覚えておくんだ。
過去は記憶であり、未来は予想であり、現在とは気づきだ。だから目標や計画は予想であってそこにチャンスはない。目標や計画通りに行かない中にこそチャンスが眠っている。気づきによって障害がチャンスに変わるんだ。』

私自身、『CHALLENGE』や『CHANCE』といった言葉が大好きです。
すごくワクワクするというか、これをやったらどうなるんだろう?!といった感覚に心踊らされるからです。
しかし『CHALLENGE』も『CHANCE』も不安がつきものですよね…。
この文章には、そんな考えを吹き飛ばしてくれる言葉が書かれていました。

『過去は記憶であり、 未来は予想であり、現在とは気づきだ。』
そして、
『気づきによって障害がチャンスに変わるんだ。』

『CHANCE』が来た時すぐに飛びつく勇気、
『CHALLENGE』する時に一歩踏み出す勇気、
どうしても、目の前の結果や初動での手応えを求めがちですが、上手くいっている時にこそ気付けないこと、見落としがちなことがあります。

上手くいかないとき、思い通りでない時には立ち止まりがちですが、そんな時にこそ必ず『CHANCE』が転がっている。
テーマの一つでもある『失敗しても下を向かない!』
そんなチャンスを掴むために大切な言葉ですね。

以上3点を抜粋させていただきました。
私自身の1年間を振り返りながら書いていましたが、本当に色々な経験をさせていただきながら過ごしてきました。
まだまだ指導者として成長できる可能性は山ほどあると思っていますので、子ども達と一緒に成長の『CHANCE!』を掴みたいとおもいます♪
みんなー!がんばるぞー!!

浜砂慎吾